終活の需要｜生前整理｜京都のMARUKA(マルカ)

この先、ますます高まることが予想される遺品整理の需要。

　私たちは今、超高齢社会を迎えています。 　日本の総人口に対して４分の１が高齢者、４人に１人の割合で６５歳以上の方が生活をしている時代になっており現在、１００歳以上の高齢者が全国に６万１５６８人いることが、厚生労働省の調査で分かっています。さらに、2060年（平成72年）には39.9％、すなわち2.5人に1人が65歳以上となることが見込まれています。

　このような状況を受けて、近年、高齢者の増加に伴う｢遺品整理｣の問題もクローズアップされてきました。 　遺品整理はこれまで多くの場合、故人の身内の間で行われてきましたが、最近では仕事として遺品整理を専門に扱う業者が急激に増加しています。 　しかしながら、この業界はまだまだ歴史が浅く、仕事をするにあたっての免許や資格も必要としないため、遺品整理の経験がないような引っ越し業や便利屋から、遺品整理業界に参入してくる例も少なくありません。業者数などのデータもはっきりしませんが、千歳市の社団法人・遺品整理士認定協会によると「全国で約５０００社はあるのではないか」と推測されています。