ヘリテージ クロノメトロ TIPO CP2
1960年代、マニュファクチュールブランドのゼニスは、軍用ウォッチとしてイタリア軍向けに2500個の腕時計、「TIPO CP-2」を製作しました。パネライ(PANERAI)やブレゲ(Breguet)など、各ブランド軍用ウォッチを提供していましたが、時計コレクターが増えたこの時代、当時のオリジナルモデルは高値で取引されています。TIPO CP-2も勿論そのうちの一本となっています。
セニスのこれまでの歴史の中でもこのTIPO CP-2は貴重なコレクションの一つとして大切に扱われています。
TIPO CP-2はローマに拠点を置いていた「カイレリ社(A.Calrell)」に依頼され製造されたもので、43mmケースに2つのカウンターを配置したDP146ムーブメントを搭載したクロノグラフウォッチです。
2500本のうち何本かは使われずに保管されたそうで、通常裏蓋に刻印されておる「A.M.I」、「MM」表記がない物も流通しているようです。TIPO CP2は1970年代、80年代始めごろまでイタリア空軍で使われていたそうです。
エル・プリメロが完成する前、DP146は手巻きクロノグラフムーブメントの中でも精度が高く信頼のおけるものとして評価されていました。そういった背景からもTIPO CP-2は人気が非常に高く時計好きが唸る一本へとなりました。
そして時を経て2016年、この特別な腕時計TIPO CP-2の復刻モデルが登場しました。
それが「ヘリテージ クロノメトロ TIPO CP-2 (03.2240.4069/21.C774)」です。当時は2500本でしたが、ヘリテージ クロノメトロは1000本限定と希少なモデルとなっております。ケース径43mmはそのまま継承し、大きなデザインの変更はありませんが、文字盤上にあったA.Calrellの刻印はオートマティックに表記が変わっています。
目には見えませんが、大きく変わっているのがムーブメントです。復刻モデルでは手巻きDP146ではなく、現在のゼニスを代表するムーブメント、エル・プリメロが搭載されています。高振動で性能アップしながらもパワーリザーブ50時間とスペックが上がってます。仕様は大幅に変更されていますが、オリジナルモデル同様、復刻盤もかなり味のある一本ではないでしょうか。
当時のモデルを中古市場で見かけることはほとんどなく、「ヘリテージ クロノメトロ TIPO CP-2 (03.2240.4069/21.C774)」も希少なモデルという事もありこちらもない状況になっています。それくらいゼニスの中でもファンの多い腕時計となっています。
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