エル・プリメロ クロノグラフ A384
世界初の自動巻きクロノグラフと言えばブライトリングなどが協力して制作した「クロノマティック」なのか、それともゼニスの「エル・プリメロ」なのか人により意見は異なりますが、その性能の差は歴然としていました。クロノマティックには秒針がなく、時刻調整を行うリューズが通常よく見かける3時位置ではなく、真逆の9時位置に配置されています。クロノマティックはローターが小さく巻き上げ効率が良い物ではありませんでした。
対してゼニスのエル・プリメロは、発表こそ世界初となりましたが、販売はずれ込み、セイコー社のスピードタイマーからも遅れることになりましたが、前述の通り性能面では圧倒的なパフォーマンスを誇っていました。
ゼニスが発表したムーブメントのキャリバー名は「3019PHC」。これは傘下であるモバードと共同で開発したものになります。巻き上げ効率の良さ、36000振動、約50時間のパワーリザーブは他社を圧倒した性能でした。
そういったところからナンバー1を意味する「エル・プリメロ」と名付けられました。
そしてそのエル・プリメロが搭載されたファーストモデルが「エル・プリメロ クロノグラフ A384」です。
このファーストモデルはゼニスのミュージアムにもない2400本限定の希少なモデルになっています。
製造は約2年間と非常に短い期間での販売という事もありまさに超プレミアとなっております。
そしてこのA384は、アニメの世界でもその確認がされています。そのアニメが「ルパン3世」です。
シリーズ第一話で次元が着用している腕時計こそがエル・プリメロA384です。アニメでは頭文字と最後の文字「Z」と「H」が非常に見えづらくなっているようですが、そのデザインはA384と確認されています。
販売開始40年を迎えた頃には復刻盤として「ニューヴィンテージ1969」が販売されていてケースバックシースルーでインダイアルの配色も3色にチェンジされています。
ちなみにオリジナルモデルはケースバックが2つのZを重ねたロゴが刻印されていて、ブレスレットも巻きブレスとかなり渋いモデルとなっています。時計の歴史に名を刻んだエル・プリメロを搭載したファーストモデル「エル・プリメロ クロノグラフ A384」その40年後に販売された「ニューヴィンテージ1969」などゼニス買取はマルカにお任せ下さい。
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