ヴァシュロン・コンスタンタン

世界三大時計メーカーの一つ、その歴史は一度も途切れる事なく260年続いている最古の時計ブランド「ヴァシュロンコンタンタン」
そのコレクションの中でも最もシンプルで美しいラウンドケースの傑作品「パトリモニー」。
パトリモニーは1950年代の自社のモデルを連想してデザインされたものになります。当時、ヴァシュロン・コンスタンタンは創業200年を迎える頃で、超薄型の手巻きモデルを開発していました。それが発表されたのが1955年、6099というリファレンスナンバーで、当時世界最薄の手巻きムーブメントモデルでした。2010年にそのモデルは「ヒストリーク・エクストラフラット1955」という形で生まれ変わりますが、パトリモニーはこの1950年代に発売されていたモデルの血を強く受け継いだ仕上がりとなっています。
パトリモニー(Ref.81580)はケース径40mmのデイト機能付きオートマティックモデルで、ホワイトゴールドケース、イエローゴールドケース、ピンクゴールドケースと展開されています。厚さは8.55mmとエクストラ・フラットと比べると自動巻きということもあり、分厚くは感じますが、比較的スリムなモデルになっております。
この自動巻きムーブメントは2005年に、ヴァシュロン・コンスタンタン・バレドジュー(VCVJ)で開発された初の自動巻きムーブメントで、ローターはとても美しい彫刻が施されています。
見た目はシンプルではありますが細部にこだわったヴァシュロン・コンスタンタンらしい大人の腕時計といった感じではないでしょうか？
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