メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール
日本がまだ江戸時代だった1755年にスイスの時計ブランド「ヴァシュロンコンスタンタン」が誕生しました。260年以上途切れることなくブランドを経営しているのは現在数ある時計ブランドの中で最古の歴史を持つ時計メーカーとなっています。
ヴァシュロンは若干24歳にしてブランドを立ち上げ、その年に懐中時計を作成しています。そのムーブメントはとても美しく、時計としての機能だけでなく、美的センスも兼ね備えていたのが創業者のジャン=マルク・ヴァシュロンです。
それを継承したのが息子であるアブラアム、孫のジャック・バルテルミーでした。特にジャック・バルテルミーはコンプリケーションであるミニッツリピーターなどの複雑機構を作る技術に長けていて、そればかりでなく経営能力にも優れておりヨーロッパを中心にブランドを広めていきました。
ヴァシュロン・コンスタンタンは現在世界3大時計ブランドに位置していますが、その伝統を受け継ぎ続けそれを更に進化させてより美しい時計を展開しています。
時計ブランドで、自動車メーカーなど違う業種とパートナーシップを結んでコラボレーション作品を発表することもよくありますが、ヴァシュロン・コンスタンタンは、フランスの国立芸術工芸協会と結んでいて、古くから伝わる伝統美術工芸からインスピレーションを得た作品も展開しています。
その一つが「メティエ・ダール」です。
定期的に新作が発表されるコレクションですが2017年は「メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール」が発表されました。
特に古い時計によくみられる文字盤の種類にエナメルが使われているものがあります。エナメルと言っても数多くあり、時計製造で一般的なのが七宝で、その派生にクロワゾネがあります。その二つとは全くことなりますが、焼き上がりがガラスのようになるポーセリンもエナメルと呼ばれるケースが多くなっています。
メティエ・ダール・ヴィル・ルミエールの文字盤は、今では極めて珍しい17世紀の時計作りの際に盛んだった「グラン・フー」をベースに「シャンルベ」と、とても手間がかかる技法が採用されました。その上にダイヤモンドや宝飾をパウダー状にしたものを使ってスイスのジュネーブ、アメリカのニューヨーク、フランスのパリを空から見た夜景のような美しいデザインになっています。作成には3カ月かかるまさに芸術品です。
その美しさに加えてジュネーブシール取得と性能面も抜群で見せかけの時計でないことを証明しています。価格はもちろん高価なものになりますが、それに見合った満足感を得れる一本ではないでしょうか。
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