ロレックス

ロレックスの新型モデルに置いて、既存のモデルに置ける新素材やマイナーチェンジなどの新作ではなく、全くの新しいモデルの誕生はヨットマスターの誕生以来実に20年ぶりの登場となった新型モデルのスカイドゥエラー。シードゥエラーが「海の居住者」であるならばスカイドゥエラーは「空の居住者」と呼ぶべきでしょうか、今回はそんなスカイドゥエラーのレザーストラップモデル、Ref.326135をご紹介します。
まずはスカイドゥエラーと言うモデルの誕生や性能からご紹介していきましょう。スカイドゥエラーは42mm径の大振りのケースにGMT機能・アニュアル・カレンダーが搭載されたムーブメントが採用されているモデルで世界中を飛び回る旅行者やビジネスマン向けに開発が進められ誕生したモデルです。このスカイドゥエラーの特殊な機構は古代ギリシャの天文現象である「サロス」からインスピレーションを受けて誕生したと言われています。アニュアル・カレンダーとは毎年3月1日のみ日付調整をするだけで済む画期的な機構で、ロレックス以外の高級時計メーカーもこぞって採用している複雑機構の1つです。スカイドゥエラーに搭載されているキャリバー9001はおよそ72時間(3日間)のパワーリザーブを実現した事によって複雑機構を備えている時計の難点とも呼べる操作回数の軽減が実現されています。これはロレックスの常に実用性を重視すると言うこだわりと言っても過言ではありませんね。スカイドゥエラーの最大の特徴はロレックスの象徴とも呼べるフルーテッドベゼルが回転式になっていると言う事ではないでしょうか。もちろん、ただ回転するのではなくこれはスカイドゥエラーに搭載されている機構を操作する為の機能選択に使用されています。Ref.326135はロレックスが独自に合金して開発したエバーローズゴールドのケースにレザーストラップを採用しており、スカイドゥエラーが登場した当時は唯一のレザーストラップモデルでもありました。サンレイ仕上げのブラウン文字盤がレザーストラップとの相性も良く非常にエレガントな雰囲気も併せ持ったモデルと言えますね。現在ではイエローゴールド、ホワイトゴールドにもレザーストラップのモデルが登場してはいますが、やはりエバーローズゴールドだからこそ出せる雰囲気は他の素材には見る事が出来ない表情ではないでしょうか。
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