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願うのは家族の幸せ
死を意識すると「家族に対する恋しさを感じる」という方いませんか?死は自分の人生のエンディングであり、最愛の家族との別れでもあります。自分が亡くなった後も、家族に元気で幸せに暮らして欲しいと願うのは、とても自然な感情でしょう。そんな気持ちが頭をよぎったとき、一度考えてみて欲しいのが生前整理です。生前整理とは、まだまだ元気でしっかりと判断力があるうちに自分の持ち物を整理しておくことをいいます。自分の遺品をどのように配分するか決めておくことで、遺品の分配がスムーズになります。
家族のためだけでなく、あなたのためにも
「まだ元気なうちから、死んだ後のことなんて考えたくない!」という方もいるかもしれませんが、生前整理は自分のためにも必要な行為。例えば、今までの人生で実現できなかったことを挙げてみましょう。行きたい場所、会いたい人、食べたいモノ、欲しいモノなど、自分の中で整理して「これだけは死ぬまでにやりたい!」ということをピックアップ、可能なものから少しずつ実現していくのです。そうすることで、後悔することなく満足して生涯をまっとうすることができます。家族のためだけでなく、自分の人生のためにも生前整理はとても有益な行為なのです。
もめごとの原因となる遺品整理
「遺品整理」は、家族のもめごとの原因になります。誰にどんな遺品が分配されるのか?あらかじめ決めていないと、遺品なのか、それとも形見なのか判断することが難しくなります。その結果、どんなに仲のいい家族でも、もめごとに発展してしまうのです。遺産相続では、家庭崩壊や殺人などの重大事件に発展してしまうこともあります。遺品整理でも同じようなことが起こる可能性は十分に考えられます。