ロレックスの買取を依頼するにあたり、全ての付属品がそろっていないケースもあるかもしれません。
中古品を購入したり、人から譲り受けたりしたロレックスでは「付属品なし」「ギャランティカード無し」「箱なし」のいずれかだったり、全てに当てはまったりすることも少なくありません。
今回は付属品やギャランティ、箱なしの場合のロレックス買い取りについて詳しくお話しします。
ロレックスの付属品には何がある?
そもそも、ロレックスにはどのような付属品があるのでしょうか。
主な付属品としては、箱と国際保証書があげられます。
その他にもさまざまな付属品が存在しており、ロレックスの買取査定を依頼するのであれば、まず手元に何があるのかを確認してからスタートしましょう。
ロレックスの付属品は、普段からまとめて保管しておくことも大切です。
箱
ロレックスの箱には2種類あります。
時計を納める緑色の内箱とベージュの外箱があり、「ロレックスの箱あり」とみなされるのは、買取店舗によって基準が異なります。
内箱と外箱を別々にカウントする買取店もあれば、内箱だけあれば「箱あり」とみなす店舗もあるでしょう。
一般的にロレックスの箱に関しては、それほど査定額に響かない傾向があります。
ただし、スカイドゥエラーやチェリーニといったモデル専用ついては、箱の有無を重要視する買取店舗もあるでしょう。
国際保証書(ギャランティカード)
国際保証書は、新品で購入したときのみ手に入るものであり、再発行は不可になっています。
ロレックスのシリアルナンバーが記載されており、本物であるといった確実な証として重視されているでしょう。
また、2015年7月にはロレックスの保証期間が5年に延長されました。
中古品として再販する際に、この保証期間が残っているロレックスは購入者にとって安心につながるため、店舗としても積極的に買い取りたい需要があります。
国際保証書にはその保証期間が記されているため、ギャランティカードの有無は買取査定額を大きく左右する要素になっているのです。
その他付属品
ロレックスは他にも、タグ、保証書ケース、ベゼルカバー、モデル別雑誌などその他付属品があります。
ただし付属品い関しては、買取店舗によって評価が分かれるようです。
ほとんど査定額に影響しないところもあれば、特別に査定額をアップさせる買取店舗もあるため、いずれにしても査定を依頼する際には持ち込むことをオススメします。
また、ロレックスの正規サービスセンターで受けた修理明細や、オーバーホールを行った際の国際サービス保証書も一緒に持ち込めば、プラスになるケースもあるようです。
- ロレックスの付属品は、主に箱とギャランティカードの2種類
- 箱はロレックスの査定にそれほど響かないが、ギャランティカードは重要
- その他付属品が査定に響くかは、店舗によって異なる
ロレックスは付属品なしだと買取不可?
付属品はほとんどなく、手元にはロレックスの時計のみといった方もいるかもしれません。
また、国際保証書(ギャランティカード)やその他の付属品なしの場合、所持しているロレックスが本物であることの証明できないと、買取査定を受けること事態を諦めてしまう方もいるようです。
実際に何かが欠けている場合、買取は不可になってしまうのでしょうか。
もちろん買取可能です
ロレックスの時計を買取査定に出す際、箱やギャランティカード、その他付属品がそろっていなくても、全く問題ありません。
買取専門店ではギャランティカードといった情報を手掛かりにして、時計そのものをしっかりと鑑定するため、「付属品がないからこのロレックスは信用できない偽物である」と判断されるケースはないでしょう。
少しでも高く売却したいのであれば、付属品があった方がプラスにはなるものの、ないからといって取扱不可になることはないのです。
また、ギャランティカード以外の付属品に関しては、他のロレックスの付属品でも代用が可能です。
付属品がないからといって買取不可になることはほぼないため、諦める必要はありません。
査定額ダウンは覚悟しましょう
付属品がないことを理由に、ロレックスが買取不可になるケースはほとんどありません。
しかし、やはり中古品であっても、より新品に近い状態を購入したいと思う人も多いものです。
また、ロレックスでもモデルによっては、付属品があることによる付加価値が大きくなる傾向があります。
そのため、箱なし、ギャランティカード無し、その他付属品なしのロレックスの買取査定に出した場合には、モデルによっては提示される価格が大幅にダウンすることも覚悟しなくてはいけません。
以前は付属品がそこまで重要視されていなかったものの、近年ではロレックスはコレクターズアイテムになりつつあります。
ロレックスを収集しているコレクターは、付属品も全て完璧なかたちで手に入れることを望むため、買取査定額を左右する傾向が強くなっているようです。
具体的にどれくらい下がる?人気ロレックスの減額例
箱なし、国際保証書なし、その他付属品なしであっても、ロレックスを買取してもらうことは可能になっています。
本物であれば、問題なく売却が可能です。
その一方で、やはり完全に付属品がそろっているロレックスよりも、買取査定額はダウンします。
実際にどれくらいの金額が変わってくるのか、具体的にお話していきましょう。
デイトジャスト Ref.16234
ロレックスの中でも人気の高いデイトジャストRef.16234の場合、同じモデルであっても販売されたタイミングが新しい方が高値がつきます。
一つの目安として、 K シリアルの本体のみの価格が42.8万円になっています。
それに対して、箱やギャランティ付きのPシリアルであれば、買取価格は45.8万円です。
もちろん買取査定を依頼するタイミングや時計そのものの状態にもよりますが、付属品がある場合とない場合では、おおよそ3万円程度の差が生じています。
サブマリーナーデイト Ref.16610
サブマリーナーデイトRef.16610は、2004年頃には付属品なしのFシリアルが73.5万円程度で販売されていました。
一方、ギャランティカード付きのサブマリーナーデイト Ref.16610では、2005年のDシリアルで84万円程度で取引がされています。
このケースでは同じロレックスのモデルであるものの、ギャランティカードの有無によって約10万円と大幅な買取査定額の差が生じています。
このようにギャランティカードは付属品の中でも重要なために、金額が大きく変わることも珍しくありません。
箱やギャランティカードを紛失した場合の対処法
ロレックスの箱やギャランティカードが見当たらなければ、そのまま買取査定を受けなくてはいけないのでしょうか。
例えば箱の場合は数千円しか変わらないと言われても、大切なロレックスですから、買取査定額が少しでも高くなった方が嬉しいものです。
箱やロレックスのギャランティカードを紛失した際の対処法についてお話しします。
箱無しの場合の対処法:フリマアプリなどで空箱探し
ロレックスの箱がない場合には、フリマアプリやオークションで探すのも手です。
手持ちのロレックスがどのようなタイプの箱に入っているのかを知り、それに合ったものを購入することで、箱ありの状態で買取査定を受けることが可能です。
実際にインターネット上では、ロレックスの箱のみ出品されているのを簡単に見つけることができます。
しかし実際に箱のみを購入しても、プラスされる査定額を差し引きして利益が出ることは珍しく、逆に損をするケースも多々あるので難しいところです。
ギャランティカードは再発行不可。絶対に保管しておきましょう
ロレックスのギャランティカードは、時計一本に対して1枚しか発行されません。
再発行は不可になっており、紛失したのならば「ギャランティカードなし」の状態で買取査定を受けることになります。
ギャランティカードを紛失した際の対処法はないため、しっかり保管する必要があるといえるでしょう。
なぜ再発行されないのかと言うと、不正利用や改ざんを防ぐためです。
ロレックスが正式に発行したギャランティカードは、いつどこで誰に発行したのかが厳格に管理されています。
ロレックスの価値と、ロレックスを購入したすべてのオーナーの利益を守るため、ギャランティカードを重視しているのです。
- ロレックスのモデルによっては3~10万円と大きく買取額が変わる
- 箱は紛失してもフリマで探せるが、トータルで損をしないように注意
- ギャランティカードは再発行不可。リカバリーできないのでなくさないように
MARUKAなら箱なし、ギャランティカードなしの付属品なしでも高価買取が可能!?
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