【2022年】ロレックスの価格高騰の理由といつまで続くのかを徹底解説!

【2022年】ロレックスの価格高騰の理由といつまで続くのかを徹底解説!

不動の人気を誇るロレックスは、2022年に入り価格が高騰しています。
また、定価も値上げされていますが、これらの理由をご存じでしょうか。

そこで今回は、ロレックスの価格が高騰している理由や定価が値上げされた理由、ロレックスの価格が高騰しているモデルをご紹介します。
ぜひご参考にしてください。

目次

2022年 ロレックスの価格が高騰している理由とは?

2022年 ロレックスの価格が高騰している理由とは?

ロレックスの時計は昔から今も変わらず人気が続いており、一部の時計においては価格が高騰し続けています。
「人気」という理由以外に、なぜロレックスの時計は高騰しているのでしょうか。以下では、その主な理由をご紹介します。

コロナ禍でロレックスが世界的な品薄

ロレックスの価格が高騰している理由に、「供給不足と世界的な品薄」が挙げられます。
全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の影響により、人やモノの往来が制限され、メーカー工場も供給をストップせざるを得ない状況となっています。
加えて、人員の確保やパーツの製造が難しい状況になり、原価の価格が高騰しました。
さらに、国内と海外での業者間取引も制限されたため、国内への輸入もできない状況です。
こうした理由により、ロレックスの時計が世界的に品薄となって需要がさらに上回り、価格が高騰していると考えられます。

新型ムーブメント搭載モデルの発表と既存モデルの廃盤

新型ムーブメント搭載モデルの発表と既存モデルの廃盤

ロレックスの価格が高騰している理由には、「新型ムーブメントの登場と既存モデルの廃盤」もあります。
たとえば、新型ムーブメントCal.3235を搭載したデイトジャストは、72時間のパワーリザーブを実現しています。
これまでは48時間だったのが72時間になったことで、約3日間は腕時計を身に着けなくても時間が止まってしまう心配がないのです。

さらに、新型ムーブメントCal.3235には、カレンダー操作の禁止時間が設けられていません。
そのため、日付をいつでも変更することが可能です。

いろいろな時計をローテーションで使っていたり、海外出張が多かったりする方に向いたモデルといえます。

ロレックスが特許を取得したエネルギー効率性が搭載された新しいモデルが次々と発売されていますが、それに伴い既存モデルがどんどん生産終了となっています。
生産終了となったモデルには、たとえばシードゥエラーの「Ref.116600」「Ref.126600」、GMT-マスターIIの「Ref.116710BLNR」などが挙げられます。
これら生産終了となったモデルは正規店では購入できないため、中古市場に出回っているものを購入するしかありません。
生産終了によって価値が上がり、今まで以上に需要が高まっています。しかも数に限りがある状況のため、価格も高騰するのです。

新型ムーブメントの登場、そして既存モデルの生産終了により今後もじわじわと価格が上昇していくと予測されます。

中国バブルによる需要拡大

ロレックスはどの時代であっても、安定した需要があります
そして、年々価格高騰が進んでいるアイテムでもあります。
ロレックスは装飾品としての価値だけでなく、投資を目的とした富裕層からも注目されているためです。
多くの資産を持っている富裕層がその資産を増やすために、ロレックスの時計を購入しています。
そうした動きは現在どの国でも見られるものの、最も大きな動きで躍進しているのが中国です。

中国では、かつて日本にも起こったバブル期のような、大幅な好景気が到来している最中です。
中国国内では日本よりも貴金属に対する需要が高く、これからますます高騰することが予測されるため、ロレックスが投資のターゲットになっているのでしょう。
好景気が投資を後押しし、さらに中国は人口も多いことからチャイナマネーがロレックス市場に流れ込み、さらに価格高騰に拍車が掛かっている状態だと言えます。

当然ロレックスが高騰していることは世界中で認知されているものの、「高くても価値のある品だから買う」といった、消費に前向きな中国のマインドが他の国にも広がっています。
中国の影響によってロレックスの定価の高騰、それに伴い中古価格の相場も上がっていると考えられています

購入制限による需要拡大

「購入制限による需要拡大」もロレックスの価格が高騰している理由のひとつです。
ロレックスの正規店では、2019年より購入制限をかけています。
この購入制限はすべてのモデルが対象というわけではなく、「シードゥエラー」「GMTマスター」「デイトナ」などの人気モデルが対象です。

同じモデルは購入してから5年間、ほかの人気モデルは1年間の購入制限がかけられているため、正規店ではその期間は入手できません。
この規制により、定価価格でのまとめ買いが困難となり、並行輸入や中古での購入が増加。その結果、ロレックスの価格が高騰しているのです。

なお、ロレックスの購入制限については以下の記事で詳しく紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。

ロレックスの購入制限とは?主な理由や気になる疑問を一挙解説!

Check Point!

  • 2022年はロレックスの需要が増大!
  • コロナ禍やニューモデルの発表と既存モデルの廃盤発表が原因
  • ロレックス買取は今がチャンス!!


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2022年 ロレックスの定価の値上げ理由

ロレックスは2021年8月に定価の値上げが実施されましたが、2022年1月にも値上げしています。
なぜ、ロレックスの定価の値上げが続いているのでしょうか。以下では、その主な理由をご紹介します。

ロレックスの国内正規店の定価は海外より安価

ロレックスの国内正規店の定価は海外より安価

ロレックスの時計は、じつはほかの国に比べて日本のほうが安いということをご存じでしょうか?
たとえば、“ロレックス コスモグラフ デイトナ 116500LN”の定価は現在約161万円です。それに対し、海外の定価は以下の通りです。

定価 円換算
イタリア 12,600ユーロ 約172万円
ドイツ 12,250ユーロ 約168万円
スイス 12,500フラン 約168万円
アメリカ 13,150ドル 約166万円
韓国 15,990,000ウォン 約165万円

※2022年4月15日時点のレートで換算

上述した表を見ると、日本よりも海外のほうが高いということが明白です。
ほかの国に合わせるため、ロレックスの定価を値上げしている可能性があります。

金の価格高騰

ロレックスが定価を値上げする理由には、金の価格高騰も関係しています。
金の価格は、数年間で1g約5,000円から約7,000円になるほど高騰しています。
ロレックスの時計でも金を使用することがあるため、それに伴い定価の値上げをしていると考えられます。
とくに純金を使用している金無垢モデル、希少価値が高いといわれているプラチナを使用したモデルは値上がりしやすいと予想されます。

金のロレックスの中には1千万円クラスのものも!

インフレの影響

ロレックスの定価の値上げには、インフレの影響もあります。
インフレは為替レートにも影響を及ぼすため、円安が進みやすくなり物価が上昇。
それに伴い、ロレックスの定価も値上げされているのだと考えられます。
これは、前述の金の価格高騰にも関係しています。

Check Point!

  • 現在ロレックス跳ね上がりの傾向
  • 原因はインフレ化による金の価格高騰?
  • 実は日本ではロレックスは割安


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2022年 ロレックス価格高騰モデル

2022年 ロレックス価格高騰モデル
では、ロレックスの時計で価格が高騰しているのはどのようなモデルなのでしょうか。
以下では、代表的なモデルを4つピックアップしてご紹介します。

ロレックス GMTマスターⅡ16710

ロレックス GMTマスターⅡ16710

「ロレックス GMTマスターⅡ16710」は2017年から価格が高騰しており、買取額が約70万円から2020年には約110万円と値上がりし続けています。
このモデルはすべてが同じ仕様というわけではなく、ちょっとした違いが価格を左右することもあります。

たとえば、2005年~2007年頃に製造された個体には、スティックダイアルがレア仕様になっているものが存在。レア仕様の個体であれば、GMTマスターⅡの相場よりも高額で取引されています。

このほか、116710系で採用されているムーブメントCal.3186を搭載した個体は機能面の向上により、高い人気を誇っています。

なお、「高額で買取してもらいたい」という場合は、専門知識を持つ時計買取専門店に依頼するのがおすすめです。

ロレックス ミルガウス 116400

「ロレックス ミルガウス 116400」は、これまで相場の上昇率は緩やかでした。
しかし、2019年頃になるとミルガウスの生産終了の噂が立つようになり、それから購入者が増えたのです。この理由により、現在はミルガウスの価格が高騰しているのです。

もし、ミルガウス 116400の時計を所有しているのであれば、今が売り時なので早めに手放すことを視野に入れてみるとよいでしょう。

 

ロレックス GMTマスターⅡ116710BLNR

「ロレックス GMTマスターⅡ116710BLNR」は、通称“バットマン”と呼ばれるモデルです。
このモデルが誕生するまでは、セラミック素材にカラーバリエーションをつける技術が未発達でした。
しかし、GMTマスターⅡ116710BLNRからは2色の組み合わせが登場し、これが瞬く間に大ヒットしたのです。

それから年々価格の高騰が続いたのですが、2019年にリリースされた「新型ロレックス GMTマスターⅡ126710BLNR」と外装があまり変わらないことから、人気が分散されつつあります。

そのため、買取を検討している方は売却のタイミングに注意が必要です。

ロレックス GMTマスター16700

「ロレックス GMTマスター16700」は、1989年から1999年まで製造された、GMTマスター最後の世代です。
これまで最終品番のA番に注目が集まっていましたが、昨今は製造年が古いモデルの価格が高騰しています。

なかでもとくに注目を集めているのが、トリチウム夜光(自発光塗料)を使用したR番、L番、E番、X番、N番です。

もし、GMTマスター16700の時計を所有しているのであれば、まずは品番を確認するとよいでしょう。
それから、買取価格が高くなっているこのタイミングで売却することをおすすめします。

Check Point!

  • 最新モデルよりも廃盤モデルのほうが高価買取の可能性も!
  • 人気モデルは把握しておきましょう
  • ロレックス買取は専門店で!

2022年 ロレックスの価格高騰、いつまでつづく?

2022年 ロレックスの価格高騰、いつまでつづく?

近年、ロレックスの高騰はめまぐるしいものがあるものの、減産による品薄さえ解消すれば、相場は自然に落ち着いていくと予想されています。
しかし、ロレックスがこれまで通りの生産が再開されるタイミングは、今のところわかっていません。

2021年には全世界を襲ったコロナウイルスの猛威により、ロレックス本社のあるスイスでも、1日あたり数千人規模の感染者が報告されていました。
2022年に入り以前よりもコロナウイルスの猛威が収まる兆しを見せながらも、これまで通りとはいかない状況が続いています。
いつになれば相場が落ち着くかはわかりませんが、だからといっていつまでも待ちの姿勢でいる必要はないようです。

ロレックスの定価が高騰しているのと同時に、中古市場での買取相場も急上昇しています。
ロレックスからの供給が乏しくなったことで仕入れに苦労している並行店では、商品を積極的に集めています。
以前よりも高額査定が付きやすくなっており、ユーザーにとっては大きな利益を得る絶好のチャンスが訪れている状態だとも言えるでしょう。

もし手元に使用していないロレックスがあるのであれば、中古価格が高騰しているこのタイミングで売却をし、相場が落ち着いた頃も軍資金に充てるといった方法もオススメです。

ウクライナ情勢はロレックスの需要に影響する?

ウクライナの情勢は、ロレックスの価格にも影響を及ぼしました。
ロレックスが高騰していたトップの時期を10とするならば、ウクライナ危機に陥って8割ほどに下がり、現在は9割くらいに持ち直しています。

今後の不安定な情勢が続いて価格の変動が起こることも考えられますが、ロレックスは資産性の高さを認知する方も増えているため、極端に下がることもなく安定しそうです。
また、現在はこれまで投資用として購入してきたロレックスを売却する人も多くなっており、今後もしばらくその傾向は続くと考えられています。

Check Point!

  • 高騰は2022年も続きそう
  • コロナが収まれば自然に収まる可能性大
  • ウクライナ情勢は大きな影響にならず


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ロレックスの買取ならMARUKA(マルカ)がおすすめ

ロレックスは2022年に入ってからも価格が高騰しており、定価も値上がりしています。
そのため、もしロレックスの時計を所有しているのであれば、これを機に査定や売却に出すことをおすすめします。

MARUKA(マルカ)では、無料査定を実施しています。専門のプロがお客さまの大切なロレックスの時計をしっかり査定いたしますので、安心してご利用いただけます。さらに、ロレックスの高額買取も実施しているので、売却を検討中の方はぜひMARUKA(マルカ)をご利用ください。

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