資産価値が高いデイトナ16520の魅力を徹底解説!

さまざまな人気シリーズを世に送り出しているロレックス。
その中でも人気を集めているのが「デイトナ」です。
デイトナは1963年に誕生して以来、今なお多くの方々を魅了し続けています。
また、デイトナシリーズの「デイトナ16520」は資産価値が高く価格が高騰しているので、将来のための資産として保有している方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ロレックスのデイトナ16520の魅力や価格が高騰している主な理由についてご紹介します。

目次

ロレックスのデイトナとは?

デイトナは、1963年に誕生したロレックスのスポーツモデルの時計です。
正式名称は「オイスターパーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」といい、ロレックスの中でも唯一“クロノグラフ”を搭載しています。
クロノグラフとは、ギリシア語の「Chronos(時間)」と「Graphos(記す)」を合成した言葉です。
つまり、クロノグラフはストップウォッチを意味します。
クロノグラフを搭載したモデルはデイトナが誕生する以前から展開されていましたが、1960年代当時はベゼル部分にタキメーター(速度を計測する機能)を搭載したモデルが人気を博していました。
それに連動し、クロノグラフ搭載のデイトナが販売され注目を集めるようになったといわれています。
デイトナが人気の理由にはほかにも、「72時間のパワーリザーブ(駆動時間)」が挙げられます。
自動巻きムーブメントの一般的なパワーリザーブは、40〜50時間前後です。
デイトナはそれを上回る72時間なので、約3日間腕時計を装着しなくても止まってしまうことがありません。
さらに、デイトナには「ハック機能」も搭載されており、秒針を止められるので時間合わせがしやすいという点も魅力のひとつです。

今注目を集めている!
資産価値が高いデイトナ16520

デイトナシリーズの中でも注目を集めているのが「16520」です。 デイトナ16520は1988年に誕生し、2000年で廃盤になったロングセラーを誇るモデルです。
超一流のムーブメントを製造するメーカー「ゼニス社」の最高傑作である、“エルプリメロ”と呼ばれるムーブメントに改良を施したCal.4030を搭載したことから人気に火がつきました。
Cal.4030の魅力は何といっても「高い耐久性」にあります。
エルプリメロの振動数は36000/hですが、そこにロレックスが改良を加えCal.4030では28800/hに落としています。
振動数が高いほどテンプ(腕時計の精度を保つ機構)が安定しますが、その一方で周辺のパーツに負担がかかってしまうのです。
そのため、パーツの寿命が短くなってしまうのが難点といえます。
しかし、良を加えたCal.4030は振動数を抑えることによってパーツの耐久性を高めることに成功しています。
さらに、振り子の役割を担うテンワの慣性を微調整する「マイクロステラスクリュー」からより精度の高い「マイクロステラナット」に変更しているので、Cal.4030は精度・耐久性ともにアップしています。
これにより、Cal.4030はCOSC(スイス公式クロノメーター検定機関)の厳しい精度テストをパスし、クロノメーター認定を取得しているのです。
デイトナ16520が注目を集めている理由はムーブメントだけではありません。
モダンで高級感のあるデザインにマイナーチェンジしたことも人気の秘訣です。
たとえば、第三世代のデイトナである6265と比べると、ケース幅が37mmから40mmにサイズアップしています。
また、タキメーターの表示が200から400に増えたり、ブレスレットが一体型になったりと多数のマイナーチェンジがおこなわれています。
このほか、風防に使用されていた素材が防水性の高いサファイアクリスタル製に変わり、機能性がアップしたのも人気の理由のひとつです。
デイトナ16520は生産数が少なく、購入を求める方が多いもの。
そのため、デイトナシリーズの中でも16520の資産価値はトップクラスを誇ります。

デイトナ16520の価格が
高騰している主な理由

以下では、デイトナ16520がなぜ今になって価格が高騰しているのか、その主な理由を細かくひもといていきます。

生産数が少ない

前述したように、デイトナ16520は1988年〜2000年に製造されたモデルです。製造期間が比較的短く、生産数も少なくなっています。
また、生産数が少ない理由はそれ以外にも、ムーブメントの数に限りがあったからといわれています。
デイトナ16520の製造当時は、ロレックスだけでムーブメントを製造できる技術や量産体制は整っていませんでした。
そのため、ロレックスはゼニス社からムーブメントの供給を受け、
それを改良
していたのです。
しかし、ゼニス社はムーブメント製造だけでなく腕時計の販売もおこなっているので、ロレックスに供給できる数は多くありませんでした。
この結果、デイトナ16520は大量生産できず、生産数が少なくなってしまったのです。
生産数が少ない腕時計は希少性が高いため、価格が高騰しやすい傾向にあります。

生産が終了している

繰り返しになりますが、デイトナ16520は2000年で生産が終了しているため新品は手に入りません。
生産が終了している腕時計も数に限りがあることから希少性が高まり、価格が高騰しやすい傾向にあります。
とくにデイトナは、新しいモデルが出ると古いモデルが値上がりしやすいため、第四世代であるデイトナ16520の資産価値はさらに高まっています。

急激な需要の高まり

デイトナ16520の価格が高騰している理由には、急激な需要の高まりもあります。
日本は中古品の扱いが丁寧で、
保証書が付いていたりメンテナンスが充実していたり
します。
一方で、海外は日本に比べると中古品の取り扱いが若干劣るため、「同じ価格で購入するなら」という理由で海外からの購入者が増え、急激に需要が高まっているのです。
また、それに伴い日本人の購入者も増えたことによって、デイトナ16520の価格が一気に高騰したのです。

定価が上昇する

ロレックスの正規店で販売している腕時計は、常に同じ価格というわけではありません。
定価が上昇することもあり、現に第五世代のデイトナ116250は2015年に変わっています。
それに伴い中古市場の価格も上昇し、デイトナ16520もつられて変動しています。
これもデイトナ16520の価格が高騰している理由のひとつです。
ロレックスの正規店で今後も定価を上昇させる可能性があるので、デイトナ16520の資産価値がさらに高まることも考えられます。

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高額買取できる
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1988年〜2000年に製造されたデイトナ16520は耐久性に優れており、長年使用しても簡単に壊れる心配がありません。
また、機能性やデザイン性にも優れているため資産価値も高く、将来を見据えて保有する方は少なくないといえるでしょう。
とはいえ、デイトナ16520は今後も価格が高騰し続けるとは限らないので、売却のタイミングに迷っている方は今買取に出すのも一案です。
MARUKA(マルカ)では、デイトナ16520をはじめ、昔のモデルの腕時計も高額で買取を実施しています。
仮に、破損や傷があったり壊れて動かなかったりする場合であっても買取可能なので、「使わない」「今売却したい」という方は、
ぜひこの機会にMARUKA(マルカ)をご利用ください。

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