トランペットは楽器の中でも非常に高価です。
そのため、中古品であっても状態が良ければ想像以上の買取額がつくことも珍しくありません。しかし、どこの買取業者に持ち込んでも高値で売却できるとは限らないので注意が必要です。ここではトランペットの買取業者を選ぶポイントと高値で売却するコツをご紹介していきます。
後悔しない！トランペット買取業者の選び方
トランペットを売却するときには、楽器買取を専門にしているお店を探すのが第一条件です。
その上で、楽器買取専門業者を見極めるポイントがあるので、下記の項目をチェックしてみましょう。
買取業者の選び方①：トランペットの買取実績が豊富なのか
買い取り業者の中ではトランペットが品目に入っていたとしても、実際に査定を行った経験のあるスタッフが在籍していないケースもあります。
このような実績・知識不足のスタッフでは、正確な査定額を提示することが難しいでしょう。
購入した時期や一目見た状態だけで査定額を提示し、結果的に安く買い叩かれてしまうトラブルも考えられます。
トランペットの買取実績が豊富なのかは、ホームページをチェックしてください。
楽器の買取に自信のある業者は、実績を掲載しているケースが多いです。
買取業者の選び方②：キャンセル料や配送料も確認しておく
一部の買取業者では、査定を依頼してキャンセルした際に料金が発生することもあるようです。
また、配送で買取依頼を依頼するのであれば、配送料もチェックしておきましょう。
トランペットは大きく、さらに重量感のある品物ですから、配送料が安いとは言えません。
できるだけ配送料の負担が少ない業者を選ぶと、売却した後も手元に現金が多く残ることになるでしょう。
買取業者の選び方③：来店不要でも査定を受けられるのか
トランペットを持ち運ぶのは案外大変なものです。
実際に買取店に持ち込んでも納得できない価格ならば持ち帰ったり、別の業者に依頼したりといった手間がかかります。
このような労力を最低限にするためにも、来店せず買取査定を受けられる業者を選ぶと便利です。
例えばメールやLINEで査定をしてくれる業者を選ぶことで、すぐにいくつかの見積もりを受けることができます。
その中から高値で買取してくれそうな業者を選び、実際に持ち込んだり宅配依頼をしたりすれば、手間を最小限にするだけでなく、より高値で売却できるかもしれません。
店舗に持ち込む時間はないけれど、自分の目の前で鑑定をしてほしいというときには、出張買取サービスを利用しましょう。
有名メーカーごと！トランペットの買取相場価格を公開
トランペットはメーカーによっても買取価格が異なります。
もちろん楽器の状態にもよりますが、参考として有名メーカーの相場価格をご紹介していきましょう。
「YAMAHA」の買取相場価格
学校の吹奏楽部や初心者向けのトランペットを製造しているのがYAMAHAです。
YAMAHAでは初心者モデルからプロ奏者に向けたモデルまで幅広く取り扱っており、一概に買い取り相場価格がいくらとは提示しにくい部分があります。
安いものだとほとんど買取価格がつかないモデルもある一方で、人気モデルであれば20万円近くの価格がつくこともあるでしょう。
具体的な商品名をあげるならばYTR-1335で7,000円程度、ピッコロトランペットYTR-9835は状態によって15万円程度の買い取り査定額がつきます。
「SCHAGERL」の買取相場価格
SCHAGERLはオーストラリアのメーカーです。
オーストラリアのトランペット奏者と共同開発したモデルや独自の特徴を持った楽器を製造しており、近年SCHAGERLを選ぶ方が増えているようです。
クオリティの高いつくりもあって、中古品でも長く愛用できると評価されています。
その需要からモデルによっては、25万円程度で取引されることも珍しくありません。
「XO」の買取相場価格
XOは多くの管楽器や弦楽器を取り扱う国内メーカーです。
楽器をつくるにあたって研究・開発を繰り返しており、繊細な音色を表現できるとトランペット奏者から選ばれています。
その音色は海外にも知られており、日本のブランドではあるものの、海外の奏者が愛用している姿もみられます。
買取価格の相場は3万円から6万円程度です。
具体的にはRV-GBSで33,000円、RV-GBで5万円ほどになっています。
「Bach」の買取相場価格
トランペット界のストラディバリウスと呼ばれているのがBachです。
Bachでしか出すことのできない音の深みがあると言われており、トランペットを演奏する方にとっては憧れのメーカーかもしれません。
Bachの買取相場価格はおおよそ6,000円から13万円前後です。Bachの中ではとくにLT190L1Bの価格が高く、13万円程度で取引されています。
トランペットを高値で売却するコツ
もう使用しない楽器であっても、売却をするときには1円でも高く買い取って欲しいものです。
ここではトランペットを高値で売却するコツをいくつかお話ししていきます。
できる範囲でメンテナンスを行う
トランペットは管楽器なので、収納したままの場合サビやくもりなどが発生することもあるでしょう。
非常にデリケートな楽器だからこそ、使わなくなった後も定期的にメンテナンスを受け続けることで、買取り価格がアップします。
ただし扱いを間違えると故障の原因になるため、無理はせずできる範囲で構いません。
また、明らかに壊れているトランペットの場合、修理をしてから持ち込んだ方が高価買取が期待できるだろうと考えるでしょう。
しかし、修理費用がかさんでしまい、マイナスになってしまうトラブルもあります。
壊れた箇所はとりあえずそのまま持ち込みをして、鑑定士からアドバイスを受けてみましょう。
できる限りリーズナブルな価格で修理・メンテナンスさせていただいております。
MARUKA楽器のリペアサービスについてはこちら
付属品は全てそろえて持ち込む
トランペットを購入した際に付属していたものは、できるだけ集めて持ち込むことが大切です。
具体的にはケースやメーカー保証書、取扱説明書などが考えられます。
また、モデルによってはオプション品も付属していたかもしれません。
このオプション品に、予想外の買取価格がつくケースがあります。
古いモデルの場合、オプション品の製造が終了しており、希少なものになっている可能性があるためです。
このように思わぬ小物類や付属品が単体でも高値で買取されることも多々あるので、できるだけそろえて持ち込むことをおすすめします。
いくつかの買取店で査定を依頼する
インターネット上で情報を収集していくと、自分が所持しているメーカーのトランペットが、「おおよそどれくらいの価格で売却できるのか」というところまでは把握できるかもしれません。
しかし、楽器類は状態やメンテナンス状況によって査定額が大きく変わってきます。
自分の手元にある楽器が具体的にいくらなのか知りたいときには、実際にいくつかの買い取り店で査定を受けることをおすすめします。
そうすることによって、おおよその相場価格を把握することができるでしょう。
複数の店舗に依頼するのをためらう方もいますが、買取に自信がある業者であれば、相見積もりを取っていると話しても快く査定してくれるはずです。
トランペットの買取はMARUKA(マルカ)までご相談ください。
トランペットを始め、楽器の買い取りには確かな知識と経験が必要です。
買取店のMARUKA(マルカ)では、さまざまな分野の知識と実績に長けたプロの鑑定士が在籍しており、トランペットの査定にも対応しています。
日本国内だけでなく海外の需要も考慮した査定額を提示しているため、他店よりも1円でも高い買取を実現しています。
「古いトランペットだから査定してもらえるのか不安」「音の調子が悪いので断られるかもしれない」と言った不安を抱えている方も、ぜひ一度ご相談ください。
