オメガのクォーツ式時計は電池で稼働しているため、
いずれは電池交換が必要になります。
もし、何らかの不具合を感じたら、それは電池切れが近づいているサインの可能性があるため、早めに電池交換をするようにしましょう。
今回は、オメガの時計の電池交換にフォーカスし、推奨されているタイミングや依頼先、費用などについてご紹介します。
トラブルを招かないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
まずは知っておこう！
機械式時計とクォーツ式時計とは？
時計のタイプには「機械式」と「クォーツ式」があります。
2つの特徴にはどのようなものがあるのか、以下で解説します。
機械式時計
機械式時計はゼンマイを使って動く仕組みで、手巻きタイプと自動巻タイプがあります。
手巻きタイプはその名の通り、定期的に自身でゼンマイを巻く必要があります。
自動巻タイプは、ゼンマイを自動的に巻き上げてくれるのですが、時計をつけている腕の動きが少ないとあまり巻き上がりません。
巻きが少ないと時計が止まってしまうため、機械式時計の使用には注意が必要です。
クォーツ式時計
クォーツ式時計は、電池と電子回路によって動く仕組みになっています。
そのため、電池が切れてしまうと時計が止まってしまうのですが、電池交換することで再び時を刻めます。
ただし、電池交換をしても動かないこともあります。
この場合、内部に組み込まれている電子回路が寿命を迎えている可能性があるため、買い替えを検討しなければなりません。
オメガの時計で推奨されている
電池交換のタイミング
一般的に推奨されている電池交換のタイミングは、2年に1回です。
電池の寿命は3年〜5年といわれていますが、電池切れになると時計として機能しないだけでなく、放置することで液漏れを起こす危険性があります。
液漏れが生じた場合、内部のパーツが錆びてしまう恐れがあり、そうなると電池交換だけでは済みません。
結果的に高額な費用がかかってしまう事態に陥りかねないので、万が一に備えて2年に1度のペースで電池交換するのがおすすめです。
電池交換の依頼先でかかる
費用や期間などが異なる
「オメガの時計の電池交換はどこに依頼したらよいのだろう」と迷ってしまう方は少なくありません。
電池交換の依頼先は「正規メーカー」「時計修理業者」「ホームセンター」の3つに大別されます。
ただし、どこに依頼するかによって費用や交換にかかる期間が異なるため、あらかじめそれぞれの特徴を押さえておきましょう。
正規メーカー
正規メーカーはオメガの時計に詳しいプロが対応するため、
安心して任せられるのが特徴です。
電池交換だけでなく時計の状態をチェックし、
品質基準が保たれているかの検査も行われます。
そのため、かかる費用は電池交換代だけではありません。
オメガのモデルや状態によっても変わるので一概にはいえませんが、15,000円以上が目安とされています。
実際にかかる費用は状態をチェックしたのち算出されるので、おおよそいくらかかるのか、正規メーカーに問い合わせるのがおすすめです。
正規メーカーに電池交換を依頼した場合、すぐに対応し返却してくれるわけではありません。
前述したように、電池交換だけでなく時計の状態や品質の検査も行われるので、納期に1ヶ月以上かかるといわれています。
パーツ交換や修理が必要になるとさらに納期が延びるので注意しましょう。
時計修理業者
時計修理業者は街中にあるため、比較的利用しやすい依頼先です。
正規メーカーと違い、時計の状態まではチェックされることはありません。
電池交換だけに対応してもらえるので、2,000円〜3,000円が相場といわれています。
ただし、特殊電池を使用している場合は追加料金が発生することもあるので注意しましょう。
時計修理業者に電池交換を依頼した場合は、即日〜数日で対応してもらえます。
メンテナンスや修理・パーツ交換が必要になると、正規メーカーと同様に納期が延びます。
なお、修理やパーツ交換を時計修理業者に依頼する場合は、使用する部品に注意しなければなりません。
なぜなら、純正パーツ以外を使用されることがあるためです。
純正でないとオメガの価値が下がってしまうため、もし売却を考えているなら純正パーツを使用した修理・パーツ交換を請け負っている業者を探すことをおすすめします。
このほか、正規メーカー以外での修理はメーカー保証の対象外になることも。
ただし、時計修理業者によっては独自の保証を設けていることもあるので、何らかのトラブルがあった際は対応してもらうことが可能です。
ホームセンター
ホームセンターでも電池交換を受けている場合があり、時計修理業者と同様に利用しやすい依頼先のひとつといえます。
ホームセンターによっては営業時間が長く、夕方以降の依頼も対応してもらえます。
また、費用もリーズナブルとなっており、
オメガの電池交換であれば3,000円前後が相場です。
ホームセンターで電池交換を依頼した場合は、数分〜数時間で完了することが多く、その日のうちに受け取れます。
しかし、注意しなければならない点もあります。
それは、「資格を持っていない方が対応することもある」ということです。
電池交換の際に誤って傷が付いてしまう恐れもあるため、依頼する前に安心して任せられるか確認しておくことが大切です。
オメガの電池交換は
自己交換も可能？
「電池交換だけなら自分でも対応できる」と考え、なかには自己交換を行っている方もいるはず。
たしかに自己交換は可能ですが、
少なからずリスクが伴うので作業する際は注意が必要です。
たとえば、オメガの時計に傷を付けてしまうだけでなく、場合によっては故障させてしまうことがあります。
このほか、自己交換はメーカーの保証外になりますし、売却する際の価値の低下にもつながります。
電池の自己交換にはこうしたリスクが伴うので、プロに依頼するのが堅実です。
電池交換と一緒に
やっておきたいメンテナンス
オメガの時計は決して安価で購入できるものではありません。
そのため、長く使い続けられるように定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
オーバーホールの周期に合わせてメンテナンスを行うのもよいですが、2年に1度の電池交換のタイミングで一緒に依頼することをおすすめします。
というのも、短いスパンでメンテナンスをすることにより、大きなトラブルを防げます。
「使えなくなってしまった」「修理に高額費用がかかった」といった事態も防ぎやすくなるので、メンテナンスはこまめに行いましょう。
オメガの買取なら
MARUKA（マルカ）がおすすめ
オメガのクォーツ式時計は、電池が切れてしまうと稼働しなくなってしまいます。
時計としての機能を果たさなくなるだけでなく、放置すると液漏れを引き起こすので早急に電池交換を行うようにしましょう。
電池交換の依頼先には「正規メーカー」「時計修理業者」「ホームセンター」があります。
修理期間や場面応じて自身に適したところを選ぶためにも、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。
また、もし今後使う予定がないのであれば買取を検討するのも一案です。
MARUKA（マルカ）には、オメガの時計に詳しい専門の鑑定士が在籍しています。
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