
目次
金に刻印が必要な理由

Check Point!
- 金は希少価値が高いため、偽物が出回っている
- 偽物対策で活躍するのが刻印
- 刻印は純度や素材など様々な情報が記載されている

金の偽物を判定する難しさ

Check Point!
- 金の真贋の判断は素人にはほぼ不可能
- 比重やX線分析など、手段はあるけど知識や予算が必要になる。
- 刻印の意味を知っていれば必要な情報は把握できる

金の刻印の種類

金の刻印について
金の刻印の意味で重要なのは「K〇〇」と記載されている箇所です。 これは金の純度を意味しているものであり、数値が高ければ高いほど純度の高い金であることを意味します。 インゴッドやコインに記載されている純度は、以下のとおりです。刻印 | 意味 | |
K24 | 1000 | 24金(金100%、純金) |
K22 | 917 | 22金(金91.7%) |
K21 | 900 | 21金(金90.0%) |
K20 | 835 | 20金(金83.5%) |
K18 | 750 | 18金(金75.0%) |
K14 | 585 | 14金(金58.5%) |

例えばホワイトゴールドはプラチナに近い色合いになるため、結婚指輪として活用されることが多いです。
イエローゴールドも結婚指輪はもちろん、ネックレスにも用いられています。
金よりも安価でお手入れしやすいのが人気の理由ですね。
Check Point!
- K〇と書かれている刻印は金の純度を表す
- 加工に向かないため、100%の純金は好まれない
- パラジウムや銀などの割金によって硬さや色合いが異なる


偽物の可能性がある金の刻印


その他の刻印の種類について
反対に、「K○」以外にも信頼できる刻印があります。 まず「KT」または「KP」です。 こちらはどちらも「カラット」と呼び、正式な金の性質を示す単位です。 カラットはダイヤモンドでも用いられている単位ですが、これは「重さ」を意味します。 ちなみに、1カラットは0.2グラムと定義されています。 「KT」は「Kt」と刻印されているケースもありますが、こちらは表記が異なるだけで、どちらも正式な刻印です。 もう一つ、「18K Italy」といった国名が刻まれている場合です。 こちらはアトKのようにKがあとに来ていますが、国名の刻印にプラスしてその他製造工場の刻印、またはシリアルナンバーが刻まれていれば、本物である可能性が高いです。 また、ヨーロッパのブランドジュエリーでは、「750」や「585」と数字だけが刻まれていることがありますが、こちらも信頼性が高い刻印の一つです。 なお、上記の場合は上述した表に照らし合わせると「750」がK18、「585」でK14を意味します。 海外で購入した場合、これらの刻印が刻まれていれば、ほぼ確実に問題ないと考えられます。Check Point!
- 刻印には信頼性が低いものがあり、偽物を見分けるために重要
- 必ずしも偽物ではないものの、「アトK」「WG」などに注意
- KTやKPなど、信頼性が高い刻印もある


世界の刻印制度


日本の刻印制度
日本の造幣局が純度の検査を行っており、刻印は、左側に国旗のマーク、その右側にひし形のマークが打たれています。 厳しい検査認定をクリアした刻印は「純分認証極印」とも呼ばれており、権威のある機関が品位と品質を認めたという証になるため、信頼性は極めて高いです。 その他の特徴でいうと、日本では千分率で金の純度が刻印されているという点が挙げられます。 千分率とは、全体の数値を1000とし、そこから割合を求める計算式のことを指します。 例えばK24の金インゴッドであれば「999」と表記されています。 つまり、これは純度99.99%以上の純金であるということです。 なお、プラチナの場合のインゴットも1000分率で表記されていますが、数字の右側にプラチナを意味する「Pt」と四角い枠に囲んで刻印されています。フランスの刻印制度
フランスにおける金刻印の図柄は、純度によって異なります。 K9なら三つ葉のクローバー、K14ならサンジャック貝(日本で言うホタテ貝)が、そして、K18ならワシの頭が刻印されています。 これらは1838年から使用されており、ワシの頭の絵柄はこれまでに3度リニューアルされています。 そのため、K18に限っていえば絵柄によって大まかな年代を知ることが可能です。 なお、刻印によってプレミアが付くということはなく、等しく金の価値そのもので判断されます。 フランスの刻印の特徴で面白い所は、地域によってデザイン差があるということです。 例えばK18なら同じK18でも他国から輸入された金はワシではなくはフクロウや馬の頭が使われたこともあります。 また、プラチナのインゴットならイヌの頭、シルバーならミネルヴァ(女神)の横顔が刻印されています。 このように、フランスはバリエーションが非常に豊富であり、インゴットを見て違いを楽しむことができるというのもポイントと言えるでしょう。イギリスの刻印制度
イギリスの刻印制度は700年以上前から始まったと言われており、古い歴史を持っています。 この背景は、大昔イギリスが非常に粗悪な金貨を作ったことに端を発します。 これが原因でイギリスはいち早く品質保証のための刻印を取り入れたといえるでしょう。 なお、金本位制の経済学の法則で有名な「グレシャムの法則」も、こうした時代背景があって生まれた法則です。 フランスと比較すると、イギリスの刻印は極めてシンプルで、わかりやすくなっています。 王冠をデザインした刻印で、その横に純度が数値で示されています。 プラチナのデザインは宝珠で、シルバーは横向きのライオン(ライオンパサント)の刻印です。 これらに加え共通しているのが、鑑定を行った場所が、マークで示されているということです。 一部例外として異なった刻印があるケースもあります 例えばインゴットにヒョウの刻印がされていたら、その製品はロンドンで鑑定されたことを意味する刻印となります。 また、エディンバラでの鑑定ならお城が、バーミンガムでの鑑定なら錨の刻印がされているため、一部地域では刻印のデザインの違いも楽しめるでしょう。 その他、製造メーカーを識別するためのものや、鑑定年を表すためのアルファベットマークも存在しています。 他にも、日本での記念メダルのように、特別な年のみの記念刻印が施されたインゴットもあります。 このように、刻印が国民の文化に根付いて折り、歴史を感じさせるのがイギリスの刻印事情と言えるでしょう。MARUKAの金買取の強み


豊富な販路で買取価格を高く設定しやすい
MARUKAの高価買取を支えているのが、この世界規模の販路です。 冒頭でもお話したように、金は世界各国で需要のある金属であり、どこの国でも需要が高いです。 また、世界情勢やその国の産業によって相場は変動するため、場合によっては日本よりも金の需要が高騰していることは大いにあります。 MARUKAでは、そんな需要がある国の販路を確保しているため、日本で売却するよりもより利益が期待できる国へ買い取りに行くことも可能です。 そのため、MARUKAでは高価買取が可能です。シミュレーションができるので買取価格が想像しやすい
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金の買取ならMARUKAにお任せください
インゴットやコインに刻まれた刻印は、金買取の査定にかかわる重要なポイントです。 純度や素材など、刻印に刻まれた情報の見方を把握しておくと、ある程度の買取価格の目安がわかるので、把握しておいて損はありません。 何より、刻印のことを知っておくと、偽物の金かどうかをある程度察知できるため、金買取で失敗する可能性は低くなります。 本格的な金買取を考えているのであれば、最低限の知識は把握しておきましょう。 MARUKA(マルカ)では、金の買取を行っています。金の買取価格を公表し、お客さまに不安を抱かせないようオープンな買取を実施。 さらに、MARUKA(マルカ)のホームページでは買取価格の目安がわかるシミュレーションもできるようになっています。 まずはホームページでシミュレーションを試し、売却したいタイミングでぜひMARUKA(マルカ)を利用してみてはいかがでしょうか。 MARUKA(マルカ)の金買取はこちらから
