美脚の歴史!女性の履物はこうやって進化してきた!

美しい女性の履物の代表といえば、やはりハイヒール。優美なヒールの形状と、足首からふくらはぎ、ひざ上にかけての脚線美を作り出してくれるハイヒールは女性の強い味方。ハイブランドの美しいハイヒールは、まさに憧れの象徴です。女性の足を1番美しく見せるともいわれているハイヒールですが、実は昔は男性も愛用しているものでした。

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男女関係なく履いていた!?ハイヒールの歴史

ハイヒール自体は紀元前より存在していましたが、流行が始まったのは16世紀。ペルシャの戦士たちが馬に乗る際に、あぶみに引っ掛けて乗りやすくするために履いていたハイヒールを「男らしさを強調するため」にヨーロッパの貴族たちが履き出したのがきっかけでした。背が低かったルイ14世は背を高く見せるためにハイヒールを愛用。またフランスでは、下水道が発達しておらず汚物まみれの道を、服の裾を汚さずに歩けるハイヒールが庶民にも浸透しました。

そうして男女関係なく履かれていたハイヒールですが、ナポレオン戦争など国民を上げての戦争が増えるにつれ、男性はがっしりとしたヒールの低い靴を履くようになり、結果的にハイヒールは女性の履物とみなされるようになったのです。

20世紀に入ると、女性のスカート丈が短くなり、靴もファッションの重要な一部となりました。また、ヒールの芯に使われていたコルクや木に代わってスチール芯が使われるようになると、細くて優美なピンヒールなどが登場。さまざまな形状のハイヒールが続々とデザインされるようになり、現在の多様なデザインのハイヒールへと変遷していきました。

そんなハイヒールですが、女性の足を美しく見せる高さには個人差があります。スポーツをやっているなど筋肉質な女性には5cmヒールが似合い、150cm程度の身長の女性が10cmヒールを履くとかえってバランスが悪くなってしまうなど、身長や体型によって似合うヒールの高さはさまざまです。

女性の永遠の憧れ!クリスチャン・ルブタンのレッドソール

ブランドのハイヒールと聞いてパッと思い浮かぶのは、やはりクリスチャン・ルブタンの靴底が真っ赤に塗られた「レッドソール」ではないでしょうか。ルブタンを象徴する靴であるレッドソールは、デザイナーであり創業者であるクリスチャン・ルブタンが、工場内で出来上がったばかりのハイヒールの靴底に赤いマニキュアを塗ってみたことから生まれたといわれています。さすが、女性の永遠の憧れの靴。誕生秘話までオシャレです。黒いシンプルなハイヒールからちらりと見える真紅が、足元を美しく印象的に演出してくれるクリスチャン・ルブタンのレッドソール。オシャレな女性ならぜひ1足は持っていたい靴ですね。

実は買取専門店では、ブランドシューズも買取されています。きちんと手入れされていたり、箱などの付属品が付いていると査定額はさらにアップ。思いがけない高額買取額がつくこともあります。「プレゼントされたけど足に合わなくてほとんど履いていない」、「数回しか履いていないけどファッションが変わってもう履かない」といった理由で仕舞い込まれているハイヒールがあれば、ぜひとも買取査定に出してみてください。

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