シャネルには多くのラインが存在していますが、その中でも抜群の知名度を誇るのが「カンボンライン」ではないでしょうか。
残念ながら2010年前後を境に廃盤になってしまったものの、現在でも多くのファンが存在し、中古市場でも人気があります。
今回はシャネルを語る上で欠かせないカンボンラインについてお話していきましょう。
シャネルの「カンボンライン」とは?
高い人気を誇るシャネルのカンボンラインですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ここではカンボンラインの特徴と名前の由来をお話していきます。
また、残念ながら廃盤になってしまったカンボンラインですが、入手することはできるのでしょうか。
カンボンラインの特徴
シャネルのカンボンラインのアイテムは、5つの共通しているポイントがあります。
【5つの共通しているポイント】
- ①マトラッセを踏襲したキルティングとココマークを前面に押し出したデザイン
- ②他ラインにはないデザインのノットハンドル
- ③メイン素材にカーフを採用。ココマーク部分にのみ別素材を組み合わせたデザインもある
- ④外側のカラーはブラック、ホワイト、ピンクベージュを組み合わせている
- ⑤内側のカラーは鮮やかなピンクやオレンジ
これらの特徴からわかるように、カンボンラインは、シャネルの他ラインナップには見られない遊び心のあるデザインを採用しています。
カンボンラインの名前の由来
普段は聞き慣れない響きの「カンボン」というワードですが、パリにある通りの名前に由来しています。
シャネルのデザイナーは、言わずと知れたココ・シャネルです。
ココ・シャネルは1910年に、パリのカンボン通りに帽子店をオープンさせました。
後に爆発的な人気を誇るブランドシャネルの誕生の地こそが、カンボン通りなのです。
ココ・シャネルにとって特別な名前がついたカンボンラインは、一目見ただけで遠くからでもシャネルの製品だとわかるような抜群の存在感を発揮しています。
ココ・シャネルにとっても、特別な思い入れのあったラインなのかもしれません。
カンボンラインの入手方法
シャネルのカンボンラインは、2000年代中盤から終わり頃にかけて販売されました。
上質なカーフ素材を用いたバッグは高級感がありながらも、大きなココマークがとても可愛らしいと、発売当初から非常に人気が高いラインだったのです。
しかし、残念ながら廃盤になっており、新品を手にすることは難しいでしょう。
その一方で、使いやすいトートバッグやミニバッグのラインナップも多かったことから、現在でもカンボンラインの人気は続いています。
中古ブランド市場でも当然カンボンラインの需要が高く、アイテムによっては定価以上の価格がつくケースも珍しくありません。
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シャネルの「カンボンライン」が長く愛される理由
シャネルのカンボンラインが発売されたのは15年以上前になり、発売当初から爆発的な人気が出ました。
一般的に流行したアイテムは時間が経過すると、持つことをためらってしまう方も多いようです。
しかしシャネルのカンボンラインは、現在でも変わらぬ人気を誇ります。
その理由としては、近年2000年代のファッションが注目されており、カンボンラインも当時のアイテムの一つであることがあげられるでしょう。
その他にもインフルエンサーがヴィンテージシャネルの一つとして所持していることや、マトラッセとココマークを組み合わせたアイコン的な存在であることが理由として考えられそうです。
ヴィンテージシャネルが流行していることで、再注目されている
最近では、ヴィンテージアイテムがトレンドであり、その中でもシャネルのヴィンテージ品は人気があります。
そのレトロブームの背景から、シャネルのカンボンラインの製品が、再度注目を浴びています。
中古市場での需要もあるので、もしお手持ちのカンボンラインを使う機会がない場合は、売却を検討してみるのもよいのではないでしょうか。
古い型のアイテムですが、高価買取を目指すことができます。
シャネルの「カンボンライン」おすすめアイテム
シャネルのカンボンラインは、バッグをはじめ、財布やキーケースといった小物類が幅広くラインナップされています。
種類が多いからこそ、カンボンラインで統一することも可能です。
シャネルのカンボンラインのオススメアイテムをいくつかご紹介しましょう。
カンボンライン トートバッグ
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中古相場目安 | 60,000円~90,000円 |
MARUKAの最高買取額 | ~120,000円 |
ココマークが中央ではなく左に寄せられたカンボンラインのトートバッグは、適度な主張をしてくれると人気があります。
そしてカンボンラインのトートバッグは、何と言っても高級感が特徴です。
キルティングレザーを採用しているため光沢感があり、大人の品格を感じられるでしょう。
ふっくらとした素材感と重厚感を備えた見た目は気分を高めてくれるため、普段使いにも用いたいアイテムといえます。
カンボンラインは見た目だけでなく、収納スペースが広いのも魅力です。
バッグの底の部分には金具があしらわれているため、安定性も抜群になっています。
カンボンライン ボーリングバッグ
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中古相場目安 | 63,000円~68,000円 |
MARUKAの最高買取額 | ~70,000円 |
ボーリングバッグはその名の通り、ボーリングで使う玉を入れる用のバッグという由来があります。
実際にボーリング玉を入れる用途としてではなく、収納力があるということを示しているようです。
とにかく収納力に優れてるため、荷物の多い女性の普段使いはもちろん、旅行にも使用できます。
一般的に大きなバッグになると、カジュアルな雰囲気になりがちです。
カンボンラインはカジュアルファッション以外に合わせてもマッチするデザインのため、大人の女性からも人気があります。
また荷物が多いのでどうしてもバックが二つになってしまい、持ち歩きが不便だと感じている方からも、悩みを解消してくれると評価されているようです。
カンボンライン ミニハンドバッグ
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中古相場目安 | 100,000円~120,000円 |
MARUKAの最高買取額 | ~140,000円 |
近年の傾向として、大きなバッグよりも小さなバッグを持ち歩くことを好む方は多いでしょう。
カンボンラインのミニハンドバッグも、そういったいつもの外出時や知り合いとの食事、ショッピングなどの場面で使いやすいサイズ感になっています。
具体的にカンボンラインのミニハンドバッグは、横幅が約20cm、高さは約13cmです。
扱いやすい長方形のデザインになっているため、コンパクトなサイズ感ながら財布やスマートフォン、ちょっとしたメイク道具をしっかりと収納できるでしょう。
黒地にしっかりと映える白地のココマークも人気の秘密です。
カンボンライン 長財布
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中古相場目安 | 10,000円~25,000円 |
MARUKAの最高買取額 | ~40,000円 |
カンボンラインのベーシックな長財布は、使い勝手の良さがポイントです。
ボタンやスナップなどがついていないシンプルな見開きのデザインなので、お金の出し入れが非常にスムーズです。
ガバッと開けることでお札やカード類が一目で確認できるため、レジの前で必要なものを探す手間が省けるでしょう。
収納力にも優れており、内側に4つのポケットを採用しています。
スタイリッシュかつ実用性の高い長財布を探している方から人気を集めています。
近年のシャネル相場高騰の理由から、マルカでは現在シャネルフェアを行っており、どこよりも高く買取が可能です!
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コピー品に注意!見分けるポイントについて
カンボンラインはシャネルの中でも人気があるからこそ、残念ながらコピー品も流通しています。
プロでも見分けづらいスーパーコピーと呼ばれる偽物が存在している一方で、正しい知識を得ておけば、素人でもある程度なら見極めることが可能です。
ここではカンボンラインのコピー品に見られる主な特徴をお話していきます。
刻印
偽物の刻印は本物と比べると粗い特徴があります。
刻印周辺がギザギザしていたり、にじんでいるように見えたりするでしょう。
また、刻印の中にある「H」と「A」をチェックするだけでも、ある程度見分けることができます。
本物は「H」「A」の両方とも横の棒も太くはっきりとしているものの、偽物は細くなっています。
「H」「A」以外でも偽物の刻印は全体的に細かったり、そもそもフォントが異なっていたりするため、購入前には確認しておきましょう。
また、「刻印されているレザーの形が歪んでいる」「レザーの縫い目が雑」といった場合も、偽物である可能性が高くなります。
ロゴマーク
カンボンラインにはココマークと呼ばれている、シャネルのロゴが大きくあしらわれています。
ココマークはCと逆のCが重なっているデザインですが、本物は重なり合う部分のギリギリまで縫い目があるのが特徴です。
縫い目がロゴマークに沿って一本の線になるように、自然なかたちでつながっているように見えるでしょう。
縫い目そのものも細かく、丁寧に作りこんでいることがわかります。
一方、偽物はロゴが重なり合う手前で、いったん縫い目が途切れている傾向があります。
縫い目もおおざっぱであり、遠くから見ても目立つのが特徴です。
正規店以外での購入の際はギャランティカードもチェック
シャネルのカンボンラインをはじめ、廃盤品を購入するのであれば、並行輸入店や中古ブランド販売店で購入することになります。
そういった正規店以外で購入するのならば、商品だけでなくギャランティカードも確認してください。
本物のギャランティカードには下記の特徴があります。
【本物のギャランティカードの特徴】
- 「1」のフォントは下線がある
- 使用フォントはすべてゴシック
- シリアル番号の横に「すかし」があり、角度を変えるとココマークが見えたり消えたりする
- シリアルナンバーの桁は7・8・9のいずれか
- 日本語は正しく使われており、フォントにも違和感がない
- カードそのものの素材は硬め
- 英文2行目と3行目に「quality」の表記があり、本物の「t」と「y」はくっついている
- プリントの印刷がしっかりしており、文字にかすれがない
しかし、これらの基準を満たした完成度の高い偽物も存在しています。
正規店以外で購入するのならば、信頼できる店舗を選ぶことが大切です。
シャネルの「カンボンライン」高価買取のポイント
今現在シャネルのカンボンラインのアイテムを所持しているけれど、使っていない……という方もいるかもしれません。
カンボンラインを売却するとしたら、できるだけ高値で買取をしてもらいたいものです。
ここでは高価買取のポイントをお話していきましょう。
査定前に簡単に手入れをしておく
バッグや財布類は、使っていくうちに、表面の汚れやほこりがたまります。
シャネルのカンボンラインを売却する前には、簡単に手入れをしておきましょう。
具体的には、柔らかい綺麗な布を使い、外側と内側を磨くだけでも査定額が変わってくるケースも珍しくありません。
内側は小型のクリーナーを用いて、軽くゴミを吸ってあげるのも良いでしょう。
また、見た目だけでなく「臭い」も査定を受ける際のポイントになります。
長らくクローゼットにしまっていたのであれば、買取査定を依頼する前に風通しの良い場所で陰干しするのもオススメです。
付属品もまとめて査定に出す
シャネルのカンボンラインに限らず、ブランド買取においては、より新品に近い状態の方が高額査定がつきます。
それはアイテムの状態だけでなく、付属品も同様に言えるでしょう。
付属品とは、アイテムが入っていた箱や保存袋、そしてギャランティカードなどが該当します。
その他にもどんな些細なものであっても、購入時に付いてきたものはまとめた状態で査定依頼をすることが大切です。
シャネルのカンボンラインは人気があるため、付属品がなくても買取不可になるケースはほぼないでしょう。
しかし、買取店が再販をする際に付属品があるということは非常に有利になります。
できる限り付属品を揃えておけば、間違いはありません。
手放すと決めたら早めに売却
使う機会はないけれど、なんとなく手元に置いておきたいと、仕舞ったままのカンボンラインもあるかもしれません。
もう一度使うタイミングが巡ってくれば良いものの、そのままクローゼットに入れっぱなしになってしまうケースも珍しくありません。
日本は湿気が多い気候であり、レザー製品はカビが生えてしまったり、内部にベタつきが生じてしまったりするリスクがあります。
また、保管期間が長くなると、気を付けていても少しずつ劣化していくでしょう。
使わなくなったのであれば、できるだけ早く売却を検討することをオススメします。
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MARUKA(マルカ)でカンボンラインの買取を
シャネルのカンボンラインは、重厚感のあるキルティング生地に大きなココマークが配置された大胆なデザインが特徴です。
使い勝手の良いアイテムも多く、近年では2000年代のファッションが注目されていることもあり、今なお高い人気を誇っています。
中古ブランド市場でも需要が高く、一部のアイテムには定価を上回る値段がつけられているようです。
もしクローゼットに使っていないカンボンラインが眠っているのであれば、売却を検討してみてはいかがでしょうか。
MARUKA(マルカ)では、現在シャネルの買取に力を入れております。
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