「カルティエの値上がりの理由は?」
「今後もカルティエは価格改定するのか?」
カルティエは、ここ数年で徐々に値上がりしており、今後も価格改定が行われると考えられます。
今回は、「カルティエが値上げした理由」や「価格改定したカルティエの商品」について紹介していきます。
これからカルティエの購入や売却を検討している方は、参考にしてください。
カルティエが価格改定で値上がりしている
高級ジュエラーのカルティエは、2023年10月に価格が4~10%値上がりしました。
これは、過去に4回行われた値上げに続く、5度目の価格改定です。
以前の値上げ幅に比べて、今回の4~10%の大幅な引き上げになります。
ジュエリーの人気モデルや時計、一部のスペアパーツが対象となりました。
時計については、ほぼ全モデルが値上げされ、中には15~40万円ほど値上がりしたものもあります。
この値上げの背景には、原材料価格の高騰や円安、物流コストの上昇などが考えられます。
高級ブランドの商品を購入する際は、今後の価格改定を視野にいれて判断することが大切です。
カルティエが値上げした理由
カルティエが値上げした理由は以下が要因と考えられます。
- 原材料が高騰したから
- 世界情勢の影響
- 円安の影響
それぞれの理由について解説していきます。
原材料が高騰したから
金やプラチナなどの原材料が高騰し、その影響でジュエリーや時計が値上がりしています。
この状況の背景には、新型コロナウイルスからの景気回復による需要増加が挙げられます。
経済活動の停滞により貴金属の需要が低迷していた時期がありましたが、最近では景気回復に伴い、金やプラチナの投資需要が増加しました。
これに加えて、ジュエリー需要も回復し、貴金属価格が上昇しています。
金価格は2020年3月には約6,000円(円/グラム)でしたが、2023年4月には約9,000円まで上昇しました。
同様に、プラチナ価格も2020年3月の約2500円(円/グラム)から、2023年4月には約4,000円まで上昇しています。
この貴金属価格の高騰は、金やプラチナを多く使用したカルティエのジュエリーの価格にも影響を与えています。
そして、今後も景気回復が続けば、貴金属価格がさらに上昇し、ジュエリーの価格も上昇する可能性があります。
世界情勢の影響
「新型コロナウイルス」や「ロシアとウクライナの戦争」などの不安定な国際情勢も原材料費の高騰を促進しています。
国際情勢の安定しない状況下では、今後も原材料費の上昇が続く見込みであり、これがカルティエの価格にも影響を与えています。
今現在2024年では、金、プラチナともに過去最高値を更新しているので、今後も価格改定される可能性も高いです。
円安の影響
円安による輸入コストの上昇もカルティエが値上がりしている要因の一つです。
カルティエはフランス生まれのブランドですが、製造は主にスイスなど海外で行われ、日本には輸入されています。
このため、輸入時の通貨であるドルの価格が円安になると、日本国内での販売価格を引き上げざるを得なくなります。
近年は、世界的な金融緩和の影響でドル高・円安が進行しており、円安がカルティエの値上げに大きく影響しています。
カルティエの価格改定に伴い、中古品の需要が増えてるので買取価格も高騰しております!
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価格改定したカルティエの商品
価格改定した以下のカルティエの人気シリーズを紹介していきます。
- LOVEコレクション
- ジュストアンクル
- トリニティ
- 時計
LOVEコレクション
カルティエは様々なジュエリーを生み出してきましたが、その中でもLOVEコレクションは1970年代に誕生しました。
1983年に初めてラブリングが登場し、それ以来、恋人たちの間で愛される定番のジュエリーとして広く知られています。
モデル名 | 商品番号 | 値上げ前(2022年11月) | 値上げ後(2024年4月) |
LOVE リング(イエローゴールド) | B4084600 | 260,700円 | 294,800円 |
LOVEイヤリング | B8028200 | 583,000円 | 660,000円 |
LOVEネックレス | B7224761 | 2,085,600円 | 2,257,200円 |
LOVEブレスレットイエローゴールド | B6067517 | 990,000円 | 1,122,000円 |
LOVEウェディングリング パヴェダイヤ |
B4083300 | 1,042,800円 | 1,108,800円 |
ジュストアンクル
カルティエの中でも、ユニセックスで使えるジュエリーとして人気を集めているのがジュストアンクルです。
このジュエリーは釘をモチーフとしたデザインで知られており、他のジュエリーには見られない独自の特徴を持っています。
1983年に初めてラブリングが登場し、それ以来、恋人たちの間で愛される定番のジュエリーとして広く知られています。
モデル名 | 商品番号 | 値上げ前(2022年11月) | 値上げ後(2024年4月) |
ジュスト アンクル リング スモールモデル |
B4225900 | 177,100円 | 199,100円 |
ジュスト アンクル イヤリング | B8301235 | 412,500円 | 467,500円 |
ジュスト アンクル ブレスレット スモールモデル |
B6062617 | 484,000円 | 544,500円 |
ジュスト アンクル ブレスレット | B6048217 | 1,069,200円 | 1,214,400円 |
ジュスト アンクル ネックレス | B7224799 | 1,795,200円 | 2,032,800円 |
トリニティ
1924年に発売されたトリニティリングは、3つの指輪が絡み合う独特のデザインが特徴です。
「トリニティ」はフランス語で「3つ」を意味し、その名の通り、3つの異なる色や素材のリングが組み合わさっています。
この指輪は、ダイアナ妃がピンキーリングとして身に着けたことでも有名です。
また、ペアリングとしても人気が高く、女性だけでなく男性からも愛されています。
モデル名 | 商品番号 | 値上げ前(2022年11月) | 値上げ後(2024年4月) |
トリニティ リング | B4089100 | 253,000円 | 287,100円 |
トリニティ イヤリング |
B8031900 | 2,019,600円 | 2,296,800円 |
トリニティ ネックレス |
B7224586 | 599,500円 | 676,500円 |
トリニティ ブレスレット |
B6059017 | 412,500円 | 467,500円 |
クラシック トリニティ リング |
B4234200 | 206,000円 | 297,000円 |
時計
カルティエの腕時計で人気がある、タンク・サントス・パシャの価格の動向を紹介していきます。
カルティエはジュエリーだけでなく、腕時計の人気も高く、中古市場でも高値で取引されております。
モデル名 | 商品番号 | 値上げ前(2022年11月) | 値上げ後(2024年4月) |
タンク フランセーズ SM | WSTA0065 | 495,000円 | 555,500円 |
タンク フランセーズMM | WSTA0074 | 599,500円 | 698,500円 |
タンク フランセーズ LM | WSTA0067 | 775,500円 | 869,000円 |
サントス-デュモンSM | WSSA0023 | 528,000円 | 594,000円 |
サントス-デュモン ウォッチ LM | WSSA0022 | 566,500円 | 632,500円 |
サントス ドゥ カルティエ LM | WSSA0030 | 998,800円 | 1,174,800円 |
パシャ ドゥ カルティエ 35 MM | WSPA0013 | 907,500円 | 1,029,600円 |
パシャ ドゥ カルティエ 41 MM | WSPA0009 | 1,069,200円 | 1,122,000円 |
今後もカルティエは値上がりする?
カルティエは、2024年も値上げすることが予想されます。
値上げの要因は、原材料費や人件費、物流コストなどの経済的要因が最も大きな理由です。
これらのコスト上昇が製品の製造コストを押し上げ、価格改定につながっています。
また、カルティエは近年、ブランドイメージの向上とプレミアム化戦略を進めています。
製品の質や希少性を高め、顧客単価の向上を目指しています。値上げもこの戦略の一環であり、ブランド価値の更なる向上を図る狙いがあります。
このことから、今後もカルティエは価格改定が行われ、値上がりすると考えられます。
価格改定に伴い中古市場でも高値で取引されている
近年、物価上昇やブランド品値上げの影響で、カルティエの買取価格も高騰しています。
そのため、カルティエの売却を考えている方にとっては、今こそが絶好のタイミングと言えます。
カルティエの買取価格が高騰している理由は、新品よりも手頃な価格で購入できるため、中古市場での需要が高いからです。
値上げに伴い、新品より安く購入できる中古品を選ぶ人が増えました。
また、金、プラチナ、ダイヤモンドなどの原材料が高騰しており、それに伴ってカルティエ製品の買取価格も上昇しています。
特に、金やプラチナはインフレ対策として投資目的で購入されることも多いため、今後も価格上昇が続く可能性が高いです。
このように、カルティエ製品の値上げや金やプラチナの価格上昇に伴い、買取価格も高くなっています。
まとめ
今回は、カルティエの2023年10月の値上げの価格推移と今後の値上げについて紹介してきました。
2024年もカルティエは価格改定が実施される可能性が高いです。
なので、カルティエのジュエリーなどの購入をお考えの方は、値上げ前に購入してしまうことをお勧めします。
また、カルティエのジュエリーを所有している方で売却をお考えの方は、値上げ時期に買取価格が高騰するので、このタイミングも狙って売却をするのもおすすめです。
MARUKAではカルティエのジュエリーを高価買取しています。売却をお考えであれば、ぜひ一度当店にお持ち込みください。