数あるハイブランドの中でも、ルイヴィトン製品は価格が高いことで知られています。
それは単なるネームバリューの代金ではなく、クオリティの高さも一因になっています。
ルイヴィトンは単なる贅沢品ではなく、高額で購入する意味がある高クオリティな製品です。
今回はルイヴィトンはなぜ高いのか?といった疑問にお答えします。
ルイヴィトンの価格が高い理由は品質や人気の高さ!
ルイヴィトン製品がなぜ高いのかと言うと、大まかな理由としては品質と人気の高さがあげられます。
ルイヴィトンは長く使用することができ、デザイン性と品質の高さから人気があります。
それではルイヴィトンの品質と人気について、もっと詳しくお話ししていきましょう。
アウトレット商品やセール等の値引きを一切しない
ルイヴィトンにはアウトレット商品が存在していません。
アウトレット商品はブランド側が工場に製品の生産を任せ、卸業者に納品する際に生まれる商品を指します。
もっと具体的に説明するのならば、契約工場では不良品の発生を見越して、従来の発注量よりも多めに製品をつくっています。
その多めにつくった製品が横流しされることによって生み出されるのが、通常よりも安い価格のアウトレット商品です。
ルイヴィトンは生産を契約工場に委託せず、すべて自社で生産し、直営販売を行っています。
そのため、製品の横流しをする卸業者がおらず、アウトレット商品も存在しないのです。
直営店で販売されているのはルイヴィトンの厳しいチェックをクリアした製品のみで、クオリティの高いものしか存在しません。
そしてルイヴィトンはデザインやクオリティにこだわっているからこそ、高価な価格で販売されており、他ブランドのようなセールや値引き販売も一切していません。
大切に使えば10年以上長く使える
ルイヴィトンの製品は、長く使い続けることができることでも人気を得ています。
ルイヴィトンの製品はクオリティが高く、丁寧にメンテナンスをしながら使い続けることで、10年以上愛用できることも珍しくありません。
自分で愛用する際にはもちろん、プレゼントとして贈る際にも、相手に長く使ってもらえると点は大きなメリットになります。
ルイヴィトンは高い価格設定にはなっているものの、丈夫な作りになっているからこそ、長い目で見ていけばコストパフォーマンスが高いブランドアイテムだと言えるでしょう。
リーズナブルな価格のバッグを何度も買い換えるよりも、しっかりとした品質のバッグを購入しメンテナンスをしながら長く使いたいといった考え方をしている方からも、ルイヴィトンは選ばれています。
またルイヴィトンのデザインは、いつの時代も古さを感じさせません。そのため自分だけで愛用するのはもちろん、子どもや孫にも受け継ぐことができる点もルイヴィトンならではです。
リセールバリューがブランドの中でも高い
数ある高級ブランドの中でも、ルイヴィトンはリセールバリューが高いことでも知られています。
リセールバリューとは簡単に言うと、一度購入した製品を中古品として売り出す際の値段です。
他の高級ブランドでは定価10万円ほどのバッグであっても、売却するときには2万円前後の価格にしかならないケースも珍しくありません。
しかしルイヴィトンでは、人気ラインのアイテムであれば定価の8割程度、定価10万円のバッグならば8万円前後で取引されることもあるようです。
また、ルイヴィトンのリセールバリューは、バッグといった大物よりもコインケースや財布といった小物類の方がリセール率が高くなる傾向があります。
そしてルイヴィトンは発売してから時間が経過することによって、ビンテージ品として取り扱われることもあるでしょう。
ルイヴィトンのヴィンテージ品も需要があり、人気アイテムであればほぼ新品と変わらないリセールバリューを期待できます。
「ルイヴィトン」というネームバリューによる信頼性
ルイヴィトンは長い歴史を持った高級ブランドです。
そして誕生以来、ブランドイメージを守ってきました。近年では在庫品を取り扱うだけでなく、専用品をつくってアウトレットモールに出店するブランドも増えています。
そのような中で、ルイヴィトンは直営店のみの販売を続けています。
そして顧客満足度を高めるために、セール販売もおこなっていません。
どのタイミングでルイヴィトンの直営店に行ったとしても、同じ価格で品質の高いアイテムが手に入るといった信頼性があります。
自分で使用するのはもちろん、大切な人へのプレゼントとして贈る際にも、変わらぬ価値のある製品だという点は大きなメリットです。
そういったブランドの歴史やブランディングを守る姿勢がネームバリューとして反映され、ルイヴィトンの価値の高さにつながっています。
- ルイ・ヴィトンはとことん品質に拘っている
- それ故完成度は高く、ファンも多い
- だからこそ中古のルイ・ヴィトンは人気が高く高価買取のチャンスに繋がりやすい
ルイヴィトンで人気の高いライン
ルイヴィトンには定番から限定など、さまざまなラインが存在しています。
人気のあるラインは、中古市場でも定価に近い価格で取引されることも珍しくありません。
それでは数あるラインの中でも、人気の高いものをご紹介していきましょう。
100年以上の歴史がある圧倒的人気なモノグラム
ルイヴィトンのモノグラムは、ブランドを象徴するデザインとして圧倒的な人気を誇っています。
ブランドの創業者であるルイ・ヴィトンのイニシャルであるLとVに、星と花模様を組み合わせたデザインです。
そしてモノグラムの素材には、エジプト綿を塩化ビニールでコーティングした「トアル地」という特殊な生地が採用されています。
トアル地は水に強く、弾力があるのが特徴。モノグラムは本革のような手のかかるメンテナンスを行わなくても美しさを保つことができる点も、人気の秘密です。
日本の市松模様がモデルになったダミエ
四角い柄が特徴のダミエは、日本の伝統的な柄である「市松模様」がモデルになっています。
ルイヴィトンのダミエにはカラーバリエーションがあり、優しい色合いのブラウンとホワイトが女性向け、クールな色合いのブラックは男性向けとして販売されています。過去にはイエローやピンクと言ったパステルカラーのダミエも販売され、人気を集めました。
ダミエのアイテムにもモノグラムと同じく、扱いやすく丈夫なトアル地が使用されています。
麦の穂という意味を持つエピ
エピはフランス語で「麦の穂」という意味を持っています。
その名の通り、風に揺れている麦の穂からインスピレーションを得たデザインです。
エピはブラックやネイビーといった落ち着いたクールなカラーリングが多いこともあって、男性の愛用者が多いでしょう。
その一方で、女性向けにブルーやピンクといった明るいカラーのバリエーションも販売されています。
エピには本革が使用されており、がっしりとした質感と丈夫さが魅力です。
高級感のあるエナメル生地のヴェルニ
ヴェルニはフランス語で「エナメル」を意味しています。
高級なカーフスキンの素材にエナメル加工を施しており、ルイヴィトンの定番柄であるモノグラムが型押しされています。
正確な名称は「モノグラム・ヴェルニ」です。
ヴェルニはカラーバリエーションが豊富で、現在廃盤になったアイテムを含めると50種類以上のカラーが発表されています。
中には有名アーティストとコラボレーション製品もあり、主に流行への感度が高い活動的な女性から支持を得ています。
- 人気の定番はモノグラム
- ダミエやエピは男性にも女性にも人気のデザイン
- エナメル生地のヴェルニは激レアアイテム多し
ルイヴィトンが価値が高いまま維持する方法
ルイヴィトンを長く愛用することはもちろん、手放すときのことも考えて、できるだけキレイな状態を保ち続けたいものです。
そのためには、普段の手入れに気を配る必要があります。
実際にルイヴィトン製品は、どのような扱いに注意をすれば良いのでしょうか。
使用後は柔らかい布で軽く拭く
自分では丁寧に扱っているつもりでも持ち歩くことで、汚れや手のひらの汗が蓄積されていき、気づかないうちにシミができてしまうケースもあります。
ルイヴィトンのバッグや財布類は、定期的に柔らかい布で拭いてください。
本革を使用しているアイテムの場合は、月に1度革用クリーム防水スプレーなどでメンテナンスをするのもオススメです。
ヴェルニはエナメル加工が剥げてしまう恐れがあるため、エナメル専用のクリーナーを使用します。
革製品は絶対に水洗いしない
ルイヴィトン製品の中でも、とくに革を使用しているものは絶対に水洗いをしてはいけません。
本革は水に弱い素材です。
モノグラム柄の持ち手に使用されているヌメ革は、濡れると変色するだけでなく、ヒビ割れを起こす可能性があります。
モノグラムやダミエの表面は、レザーより水への耐久性があるものの、万が一濡れてしまった場合は乾いたタオルで優しく拭いてください。
持ち手等のヌメ革はシミになりやすいので注意
先ほどの水洗いの項目でも触れた通り、モノグラムの持ち手に使用されることの多いヌメ革は、シミになりやすいデリケートな素材です。
水拭きはせず、濡れた際にもドライヤーで乾かすのも避けてください。
とく水拭きは拭いた直後は一見綺麗になったように見えますが、シミの原因になります。
ヌメ革を手入れしたいときには、専用のクリームを使用するようにしてください。
- 毎日のお手入れが肝心
- 水や汗は革を傷めるため最新の注意が必要
- エナメルのお手入れは専用のクリーム必須!
ルイヴィトンを査定してもらうなら価値が高い状態で見てもらおう!
高級ブランドの中でもルイヴィトンは、独自のブランディングと品質の高さから人気があります。
もし不要になったのであれば買取を検討してみると、思わぬ高値がつくことも珍しくありません。
ルイヴィトンも査定を受ける際には、できるだけキレイな状態で依頼をすることが大切です。
また、日頃から汚れや水濡れに注意をすることで、ルイヴィトンを良い状態で長く愛用することができるでしょう。
ブランド品買取専門店のMARUKAでは、現在ルイヴィトンの買取を強化中です!
新品買取の場合は、最大89%の買取実績もございます。
世界各地に販路を確保し、専門部署での自社メンテナンスが可能なMARUKAでは、破損やキズが目立つ状態でも買取可能。
新作モデルだけではなく、10年、20年前の古いモデル、廃盤シリーズもしっかりと高価買取させていただきます。