ルイヴィトンのロゴマークの意味とは?日本が関係しているって本当?

ルイヴィトンを代表するロゴマークには、「ダミエ」と「モノグラム」がありますが、それぞれの由来・意味をご存じでしょうか。
この2つのロゴマークには、日本が関係しているとの一説があります。
そこで今回は、ルイヴィトンのダミエとモノグラムの由来・意味や、ロゴマークが日本に関係しているといわれる理由、ロゴマークで本物・偽物を見分ける方法についてご紹介します。

目次

ルイヴィトンとは?

ルイヴィトンは、1854年にフランスのパリで誕生したラグジュアリーブランドです。
今ではファッションブランドのイメージが強いルイヴィトンですが、開業当初は旅行用のトランク専門店でした。
そこからプレタポルテ部門へ進出し、
現在のラグジュアリーブランドとして地位を確立しています。
ルイヴィトンが展開している製品はバッグをはじめ、財布や小物、アクセサリー、洋服、シューズ、香水、ジュエリー、時計などさまざまなアイテムが挙げられます。
どれも実用性があり、かつ高級感溢れる仕上がりとなっているため、世界中の方から絶え間なく愛され続けています。
なお、ルイヴィトンの歴史については以下の記事にて詳しく紹介しています。
ぜひ併せてチェックしてみてください。

ルイヴィトンの歴史って?代表的な模様であるモノグラムの由来なども解説!

ルイヴィトンで有名なロゴマーク2つの
名前や由来・意味について

ルイヴィトンのロゴマークといえば、「ダミエ」「モノグラム」をイメージする方は多いはず。
以下では、2つのロゴマークの由来・意味をご紹介します。

ダミエの由来・意味

ダミエは、2色の四角形を交互に配置したチェック柄です。
フランス語で「市松模様」を意味しており、そこからダミエという名前が付けられたといわれています。
なお、ダミエが誕生したのは1888年です。
創業者である「ルイ・ヴィトン」の息子「ジョルジュ・ヴィトン」の考案によって商標登録商品として誕生したものの、偽物が出回ったことが原因で1896年にダミエのロゴマークの製造を一時停止したという歴史があります。

モノグラムの由来・意味

モノグラムは、「L」「V」の文字に花と星を組み合わせたデザインが特徴の柄です。
このモノグラムには、「2つ以上の文字や記号などを重ね合わせる、または組み合わせてひとつのマークを形成する」という意味があります。
そのため、「モノグラム=ルイヴィトン」ということではないのです。
ルイヴィトン以外にも、モノグラム柄を使用したブランドは多数存在します。
そんなモノグラムがルイヴィトンで誕生したのは1896年。
ダミエのロゴマークの製造を停止した際に誕生したのが、モノグラムといわれています。

ルイヴィトンのロゴマークには
日本に関わる興味深い諸説が!

ルイヴィトンのダミエ、モノグラムのロゴマーク2つは、それぞれ日本に関わっているという諸説があります。

ダミエは日本の市松模様をオマージュしていた!?

ダミエが考案されたきっかけになったのではないかといわれているのが、1867年開催のパリ万国博覧会です。
このパリ万国博覧会には日本も出展しており、日本庭園や工芸品などを見たヨーロッパの方々はそこから日本の虜になったといわれています。
そして、ルイヴィトンも日本ブームの影響を受け、日本の市松模様をヒントにダミエが作り出されたのではないかといわれているのです。

モノグラムは日本の家紋をオマージュしていた!?

ダミエと同じく、モノグラムの誕生も1867年開催のパリ万国博覧会がきっかけだと考えられています。
一説では、パリ万国博覧会に薩摩藩の藩主である「島津家」の家紋が入った品が出展されており、そこからインスピレーションを受けてモノグラムが誕生したとされています。

ルイヴィトンはロゴで本物と偽物を
見分けることが可能!?

ルイヴィトンの製品は、本物・偽物をロゴで判断できます。
そこで、以下ではロゴでの見分け方をご紹介します。

ダミエの場合

ダミエのバッグの場合、本物だと「PARIS」のSの左下が途切れてドットのようになっています。
一方で、偽物の場合はSがくっきり見えるようになっています。
ただし、偽物の中にもSがドットのように見える製品もあるため、それだけで判断しないように注意しましょう。
ルイヴィトンのダミエシリーズはバッグだけでなく、財布もあります。
財布で人気のジッピーウォレットは、ロゴの入り方によって本物・偽物を見分けることが可能です。
本物の場合は、ロゴマークが深く入っているので奥行きがあります。
反対に、偽物の場合は浅く刻印されているため奥行きが感じられません。
また、よく見ると偽物は文字が潰れていることもあります。
とはいえ、ジッピーウォレットの場合もロゴの入り方だけで
偽物だと判断するのは早計です。

モノグラムの場合

モノグラムの場合は、本物の生地をよく見るとロゴの近くに「C」のマークが見えます。
等間隔でCマークがあるので、大きいバッグの場合はいくつも見つけられるでしょう。
ただし、光の加減で見える程度なので、見つけるのは容易ではありません。
モノグラムのミュルティプリ・シテというバッグは、前面ポケットのボタンにあるロゴでも本物・偽物を見分けられます。
本物の場合は、「LOUIS VUITTON」のロゴの文字が小さく、
偽物は大きくなっています。

このほか、本物の場合は「LOUIS」と「VUITTON」の間に「・」がありますが、偽物にはありません。
加えて、本物の場合は「LOUIS VUITTON」が円に沿って時計回りに刻印されていますが、偽物は「VUITTON」の文字が反時計回りになっています。
ダミエとモノグラムに共通するロゴマークでの見分け方には、「淵のラインにロゴが入っているか」が挙げられます。
偽物の場合は、「LOUIS VUITTON」の文字が淵からはみ出ています。
また、「LOUIS VUITTON」の「O」が本物は丸に近いので、
それでも判断できるでしょう。

ただし、昨今は「スーパーコピー品」と呼ばれる偽物が増えています。
プロの方でないと見分けるのが難しいほど精巧に作られているので、所有しているルイヴィトンの製品が本物か知りたい場合は、プロに鑑定を依頼するのがおすすめです。

ロゴマークが変わった?!
アーティストとコラボした
新しい種類も紹介!

ルイヴィトンはこれまでさまざまなアーティストとコラボしており、そのなかにはスイスの現代アーティストである「ウルス・フィッシャー」とタッグを組んだ製品もあります。
モノグラムの花や星のモチーフ、「LV」のロゴマークをメモリー・スケッチと呼ばれる手描きの技法により、大きくしたり歪ませたりして新しい形を生み出しています。
そんなルイヴィトンとウルス・フィッシャーとのコラボ製品には、「LVXUF ネヴァーフル MM」があります。
ルイヴィトンの代表モデルのひとつであるネヴァーフルを、赤と黒の2色使いで大胆にアレンジした特徴的なデザインです。
このほか、ルイヴィトンとウルス・フィッシャーとのコラボ製品には「LVXUF ポシェット・アクセソワール」もあります。
ネヴァーフルと同様に赤と黒の2色使いしたポシェットは、ロングストラップを使用することでショルダーバッグとしても活用可能です。

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ルイヴィトンの代表的なロゴマークの「ダミエ」と「モノグラム」。
この2つのロゴマークは、日本の「市松模様」と「家紋」からインスピレーションを受けたのではないかといわれています。
そんなルイヴィトンのロゴマークは、本物か偽物かを見分けるポイントにもなります。
前述したように、ダミエであればSドット、モノグラムであればCマークをチェックすることにより、本物かどうかを判断することが可能です。
ただし、昨今はスーパーコピー品が中古市場に出回っており、見分けるのが難しくなっています。
そのため、正規店以外で購入したアイテムを所有しており、かつ本物かどうか疑わしい場合はプロに鑑定を依頼するのがおすすめです。
なお、MARUKA(マルカ)にはルイヴィトンに詳しい査定士が在籍しており、無料で鑑定を実施しています。
もし、本物のルイヴィトンで「売却したい」という場合も買取していただきますので、この機会にぜひMARUKA(マルカ)をご利用ください。

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