ルイヴィトンの歴史って?代表的な模様であるモノグラムの由来なども解説!

ルイヴィトンは、ブランドに詳しくない方であっても一度は見聞きしたことのある、世界的に人気のブランドです。
しかし、ルイヴィトンの歴史まで知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、ルイヴィトンとはどのようなブランドなのかをはじめ、歴史やルイヴィトンを代表する2つの柄の由来、歴代デザイナーをご紹介します。

目次

まずはチェック!
ルイヴィトンとはどんなブランド?

世界的人気を誇るブランドの「ルイヴィトン」。
ルイヴィトンと聞くと主にバッグやアクセサリーをイメージしますが、ほかにもプレタポルテ(洋服)やフレグランス(香水)、シューズなども取り扱っています。
どの製品も実用性があり、かつエレガントな仕上がりになっているため身に着けることにより上品な印象を与えます。
また、ルイヴィトンは品質にもこだわっていてすべての製品が一級品です。
そのため、ルイヴィトンは決してリーズナブルな価格で購入できるブランドではありませんが、実用性やファッション性、そして品質などが多くの方に高く評価され、今もなお愛され続けているのです。

ルイヴィトンの歴史をご紹介!

以下では、ルイヴィトンの歴史を紹介します。

パリとルイ・ヴィトン

ルイヴィトンは、1854年に創始者である「ルイ・ヴィトン」によって誕生しました。
スイスの国境に近い村で生まれたルイ・ヴィトンは、わずか14歳で家を出て徒歩でパリへ向かい、16歳のときにトランク職人の見習いとして働きます。

トランクとルイヴィトン

ルイ・ヴィトンが16歳のとき、その頃の主な交通手段は馬車や汽車、船で荷物が手荒に扱われていたそうです。
これにより、旅行者は職人に依頼して荷物を保護していたといわれています。
そこで、ルイ・ヴィトンは木箱からのちにトランクを顧客の要望に沿って製造します。
当時は蓋が丸いトランクが主流でしたが、「荷物が積み重ねられるように」と蓋が平らなトランクを開発。
使用していた素材は革よりも軽く、かつ防水加工を施していたためこれが評判を呼び注目を集めたのです。
そして1854年、世界で初となる「旅行用のトランク専門店」が誕生します。

偽物と戦うルイヴィトン

ルイヴィトンは、人気になればなるほど偽物が世に出回るようになりました。
そこで、後を継いだルイ・ヴィトンの息子である「ジョルジュ・ヴィトン」が偽物対策として1888年にダミエを考案。
しかし、ダミエも偽物が出回るようになったのです。
次に、1896年にモノグラムを考案。
そこから、「L」「V」の文字に花と星を組み合わせたモノグラムをアイテムに取り入れるようになりました。

大人気となったルイヴィトン

ルイヴィトンが世界中で人気を博したのは、1867年です。
パリ万国博覧会に出展し、銅メダルを受賞したことによりそこから世界に名が知れ渡るようになったといわれています。

タイタニック号でのルイヴィトンのすごすぎる伝説!

1921年に起きたタイタニック号沈没事故では、「ルイヴィトンのトランクが水に浮いていたためそれを浮き輪代わりにし助かった」という伝説があります。
さらに、事故の後に回収されたルイヴィトンのトランクを開けると、中身が濡れていなかったともいわれています。

ルイヴィトンで人気の2つの模様!
それぞれの由来とは

ルイヴィトンといえば、「ダミエ」「モノグラム」のラインをイメージする方は多いのではないでしょうか。
そこで、以下ではルイヴィトンの代表格ともいえる2つの模様の由来についてご紹介します。

ダミエ

ダミエは、ベージュとダークブラウンの四角形を交互に配置したチェック柄です。
このダミエが考案されたきっかけとなったのが、1867年に開催されたパリ万国博覧会。
そこには日本も参加しており、繊細で美しい伝統工芸品などを目の当たりにしたヨーロッパの方々は日本の虜になったといわれています。
そこから「ジャポニズム」という言葉が誕生し、ルイヴィトンも大きな影響を受けるようになったのです。
そして、このダミエ柄は日本の市松模様をヒントに考案された柄なのです。
なお、ダミエはフランス語で「市松模様」を意味します。

モノグラム

モノグラムは、前述したように「L」「V」の文字に花と星を組み合わせた柄です。
このモノグラムが誕生したきっかけも、1867年に開催されたパリ万国博覧会です。
薩摩藩の藩主である島津家の家紋が入った品がパリ万国博覧会で出品されており、その家紋からインスピレーションを受けてモノグラムが作られたといわれています。

ルイヴィトンのバッグの名前の由来

ルイヴィトンのバッグにはそれぞれ名前がつけられていますが、
その由来をご存じでしょうか。
以下では、「アルマ」「アマゾン」「ネヴァーフル」の名前の由来についてご紹介します。

アルマ

丸みを帯びたかわいらしいフォルムが特徴のアルマ。
このアルマという名前は、
パリのセーヌ川に架かっている橋の名前が由来となっています。

そんなアルマはラテン語で「恵み」を意味しており、「このようなデザイン・機能があったらよいのに」という願いに応えられるバッグに仕上がっています。

アマゾン

アマゾンは、南米にある世界最大の「アマゾン川」が由来です。
ルイヴィトンで展開しているラインの中にはほかにも、川の名前が由来になっている「ダヌーブ」や「ナイル」もあります。

ネヴァーフル

ネヴァーフルは、「荷物をたくさん入れてもいっぱいにならない」という意味からNeverfullとつけられています。
見た目の特徴が由来となっており、その名のとおり収納力に長けているバッグです。

ルイヴィトンの歴代のデザイナー

ルイヴィトンの歴史を語る上では欠かせない歴代のデザイナーを4人ご紹介します。

マーク・ジェイコブス

1997年にプレタポルテ部門への進出を計画していた際、クリエイティブディレクターとして起用されたのがマーク・ジェイコブスです。
マーク・ジェイコブスは、アメリカのファッションブランド「ペリー エリス」でチーフデザイナーに就任した後、1986年に自身のブランドである「マーク・ジェイコブス」を立ち上げています。
ルイヴィトンのクリエイティブディレクターとして就任してからは、1998年にパリ・プレタポルテ・コレクションにてレディースコレクションラインを発表。
これを機に、バッグブランドだったルイヴィトンがファッションブランドへと拡大したのです。

ポール・エルバース

ポール・エルバースは2006年から2011年の5年間、マーク・ジェイコブスのもとでメンズのデザイナーを務めていた人物です。
ルイヴィトンの定番となっている「モノグラム・マカサー」をポール・エルバースがデザインし、現在もなお多くの方に支持されています。

キム・ジョーンズ

2011年、メンズコレクションのチーフディレクターとして就任したのがキム・ジョーンズです。
キム・ジョーンズは、2008年にイギリスのラグジュアリーブランド「ダンヒル」にてクリエイティブディレクターを務めていました。
ルイヴィトンのメンズコレクションのチーフディレクターとして就任してからは、“マサイ”をテーマにした「ダミエマサイチェック」が人気を博し、今もなお多くの方に支持され続けています。

二コラ・ジェスキエール

2013年にマーク・ジェイコブスが退任した後、その後任としてクリエイティブディレクターに起用されたのが二コラ・ジェスキエールです。
二コラ・ジェスキエールは、15歳の頃からフランスブランドの「コリーヌ・コブソン」や「アニエスベー」などで経験を積んでおり、その後もスペインのラグジュアリーブランド「バレンシアガ」で15年間デザイナーを務めていた人物です。
現在もクリエイティブディレクターとして、ルイヴィトンを支え続けています。

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ルイヴィトンは創業当初から今のようなおしゃれなバッグを製造・販売していたわけではなく、旅行用のトランク専門店から始まったといわれています。
それからプレタポルテ部門への進出を果たし、現在のファッションブランドとしての地位を確立しているのです。
そんなルイヴィトンのバッグはおしゃれなだけでなく、高品質で機能性にも優れているため多くの方々に好評を得ています。
バッグの中にはすでに製造を終了している製品もあり、プレミアがついていることも珍しくありません。
そのため、もしルイヴィトンのバッグを所有しており、使う予定がないのであれば買取に出してみてはいかがでしょうか。
古い歴史を持つルイヴィトンは需要が高いため、高額買取を期待できるはずです。
なお、MARUKA(マルカ)ではルイヴィトンのバッグの高額買取を実施しています。
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