引き出物、引越祝いやお中元、お歳暮。贈ってくれる気持ちはとてもうれしいものです。ただ、ありがたく使える品物ばかりなら言うことはないのですが、なかなかそうはいきません。「気持ちはうれしいけど、趣味じゃない」「使う機会がなくて、使い切れない」など、どうしても「いらないもの」が出てきてしまいます。
「せっかくいただいたものだから」と置いているうちに、家の中がそういった不要品だらけになってしまい、片付かない……そんな悩みを抱えている人も多いかもしれません。
意外?!持て余してしまう貰い物リスト
・ブランド物のミニタオルやハンカチなど
貰い物のミニタオルやハンカチを使わない理由の大半は、「色や柄の趣味が合わない」というもの。また、「冠婚葬祭や祝い事など、改まった場で使おう」と取っておくケースもありますが、そういう機会があったとしても、忘れてしまっていて結局使わないことも多いのが現実です。
・マグカップや大皿などの食器類
引き出物や引越祝いで多い食器類。「柄が好みじゃない」「重くて使いにくい」という理由で食器棚の奥に仕舞いっぱなしということも。割れたり欠けたりしたわけでもないのに「なんか捨てられない」と、いつまでも手元に置いてしまっていませんか?
・石けんの詰め合わせ
賞味期限もないし消耗品の石けんは、一見いい贈り物に思えます。しかし、「泡立てるのが面倒」「匂いが好きじゃない」と、意外と不評なことも。液体のボディソープやハンドソープを愛用する場合、なかなか減らないこともあり、いつまでも家に新品の石けんが残ってしまう……という困った事態になる場合も。
・タオル類
「タオル類はどれだけあっても困らないのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、あまりにもたくさんもらってしまうと、未使用のタオルばかりが増えてしまいます。収納の容量を超えた分は、できれば処分していきたいものです。
気持ちはありがたく受け取って、品物は適切に処分
「いつもありがとう」「これからもよろしく」という気持ちを贈る贈り物。これは、あくまで贈り主の「贈りたい気持ち」が主体であり、品物は二の次。お礼を返して、「こちらこそありがとう、これからもよろしく」といった気持ちのやり取りが済んだあとは、品物をどうするかは受け取った人次第。その品物を気に入れば使い続ければいいですし、不要だと思ったら処分してしまいましょう。
不要品となった贈り物、例えば、食器や服飾品、書籍、お下がりのアクセサリーといったものは、買取専門店に買い取ってもらうという手があります。捨ててしまうよりもずっと合理的で経済的な解決方法といえるでしょう。新品で、さらに箱などに入ったまま包装が綺麗な状態であれば、買取額はかなり上がります。手付かずで仕舞いっぱなしになっている貰い物があれば、ぜひとも専門店に持ち込んでみましょう。