ブランドバッグを購入したら、きれいな状態をなるべく長くキープしたいもの。
実際に普段使用する際、
傷や汚れがつかないよう気をつけている方も多いのではないでしょうか。
もちろんそれも効果的ですが、ブランドバッグの品質を保つためには、防汚対策やこまめなお手入れも欠かせません。
そこで今回は、ブランドバッグの防汚対策方法をはじめ、お手入れする際のポイントや保管方法などについてご紹介します。
手持ちのブランドバッグが不要になり、売却するとなると状態の良し悪しが査定に関わってくるので、品質を維持するためにもぜひご参考にしてみてください。
実は初めが肝心だった!
ブランドバッグの防汚対策
ブランドバッグの品質をキープするためには、購入してすぐにケアすることが大切です。
たとえば防水スプレーを使うことで、雨をはじめとする日常的な汚れを予防できます。
雨や水はバッグの大敵であり、仮に革のバッグに水分が付着してしまうと、色落ちやシミにつながってしまいます。
購入してすぐに防水スプレーを吹きかけコーティングすれば、色落ち・シミを防げるので、バッグの品質を効率よく保つことができます。
ただし、防水スプレーをかける際は、事前にホコリを落とすことが大切です。
バッグの表面だけでなく細かい縫い目部分もブラッシング・乾拭きして、ホコリのない状態にしてから防水スプレーを吹きかけましょう。
その後しっかりと乾燥させることで、防水スプレーの効果を十分に発揮させられます。
なお、ブランドバッグは購入してすぐのタイミングだけでなく、使うたびにケアすることも大切です。
日頃からこまめにケアすることで、汚れづらいバッグにできます。
忘れずに行おう!
ブランドバッグをお手入れする際のポイント
ブランドバッグのお手入れは、どのタイミングで行えばよいのでしょうか。
また、バッグの素材によってお手入れ方法は変わるのでしょうか。
使ったらその都度お手入れする
ブランドバッグをお手入れするタイミングは「使ったあと」です。
どんなに丁寧に扱っていても汚れてしまうことはあるので、使用したらその都度お手入れするよう心がけましょう。
そうすることで、きれいな状態をキープしやすくなります。
お手入れの方法としては、乾いた柔らかい布で全箇所をやさしく拭くのがおすすめです。
ゴシゴシと強く擦ってしまうと生地が傷んでしまうので注意しましょう。
汚れを見つけたらすぐに落とす
バッグに汚れがついたら、すぐに落とすことが大切です。
言わずもがな、そのまま放置してしまうとこびりついてしまい、落としづらくなってしまいます。
購入当時の品質をなるべく長くキープするためにも、バッグに汚れがついていないかこまめに確認して、汚れている場合はその都度お手入れするようにしましょう。
バッグの素材別にお手入れ方法を変える
バッグをお手入れする際は、まずどのような素材が使われているかを確認しましょう。
なぜなら、素材によって適したお手入れ方法は異なるためです。
たとえば革製のバッグの場合は、柔らかい布で乾拭きして汚れを取り除いた後、専用クリーナーを使って磨くのが適切です。
最後の仕上げに保護クリームを塗れば、
バッグ使用時に汚れや傷がつくのを防ぎやすくなります。
ポリウレタン製のバッグをお手入れする際は、薄めた衣類用中性洗剤を浸した布でやさしくパッティングするのがおすすめです。
このときポイントとなるのは、ぬるま湯を使用すること。
汚れがスッと浮いてくるので、やさしくポンポンと叩くだけできれいにできます。
意外と知らない!
ブランドバッグの保管方法とポイント
ブランドバッグをきれいな状態で長く維持するためには、
保管方法にも気を配る必要があります。
バッグ同士の間は空けるようにする
ブランドバッグを保管する際、バッグ同士を密着させてしまうと通気性が悪くなり、カビが発生する可能性があります。
とくに革製のバッグは要注意。
密着した状態で保管すると、それぞれの革が貼り付いてしまい、色が移ったりベタベタしたりする恐れがあります。
せっかくのブランドバッグをダメにしてしまわないためにも、保管する際はバッグ同士の間を空けることが大切です。
使用頻度を考慮して収納する
頻繁に使用するブランドバッグに関しては、簡易的な保管方法で問題ありません。
たとえば、カゴやラックにバッグを置いて、その上からレースやシーツをかける保管方法がおすすめです。
出し入れしやすいほか、防塵対策もばっちりです。
ほとんど使用しないブランドバッグは、汚れやホコリを落としてからクローゼットなどで保管するようにしましょう。
このとき、バッグが型崩れしないよう
「印刷されていない紙を中に入れる」のがポイントです。
印刷された紙を入れてしまうと、バッグに文字や色がついてしまう可能性があるので注意しましょう。
なお、防塵対策には通気性に優れた不織布保管袋を使用するのがおすすめです。
革製のバッグは念入りに湿気対策する
革製のブランドバッグを保管する際に湿気対策を怠ってしまうと、カビや雑菌が繁殖する可能性があります。
丈夫かつきれいな品質を長く保つためにも、湿気対策は念入りに行うことが大切です。
タンスやクローゼットで保管する場合は、風通しのよい上段部分を選び、こまめに換気するようにしましょう。
合わせて乾燥剤を使用すると、より効率よく湿気対策を行えます。
ただし、湿気を防ぎたいからと乾燥剤を多く使用するのはNG。
必要な水分まで奪われてしまい、かえって革が傷んでしまう可能性があります。
そのため、乾燥剤はひとつに留めることが大切です。
ブランドバッグに異変!
主な劣化症状とその対策方法
お手入れをしたり保管方法に気を配ったりしていても、ブランドバッグに劣化症状が現れる可能性はあります。
では、代表的な劣化症状である「変色」や「カビ・革剥がれ」は、どのように対策すればよいのでしょうか。
変色
変色を引き起こす主な原因は「紫外線」です。
バッグの染料が分解されることで、色が変わってしまいます。
そのため、外出時以外は太陽の光が当たらないように注意しましょう。
なお、紫外線は日光だけに含まれているわけではありません。
蛍光灯をはじめとする人工的な光源にも実は紫外線が含まれています。
そのため、保管する際は日光と蛍光灯の光が当たらない場所を選ぶことをおすすめします。
カビ・革剥がれ
カビ・革剥がれは、とくに革製のバッグに起こりやすい劣化症状です。
主な原因は、水分が革の内部に浸透した状態で長く保管すること。
カビ以外にもバッグの革が剥がれたり、ベタ付いたりすることもあります。
これらの劣化症状の対策には、古紙や防腐剤が役立ちます。
水分を吸収する古紙は、カビ菌の活動を抑制する効果が期待できます。
防腐剤はカビの侵入や発育、繁殖を抑えるといわれているので、劣化症状を効果的に防ぐことが可能です。
ただし、同じ古紙を長い間詰めておくのはNGです。
水分をたっぷり吸収してしまい、その効果を発揮できなくなってしまいます。
そうなると却ってカビの繁殖を促す恐れもあるので、
古紙はこまめに取り替えることが大切です。
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長い間愛用できるブランドバッグにするためには、
購入してすぐお手入れを行うことが大切です。
また、汚れに気付き次第すぐに落とすことで、新品に近い状態をキープできます。
さらに、適切な方法で保管すればカビの繁殖や型崩れを防げるので、きれいな見た目を維持しやすくなります。
とはいえ、いくらお気に入りのブランドバッグでもそのうち使わなくなるときがくるかもしれません。
そのときは、売却を検討してみてはいかがでしょうか。
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