ロレックスの腕時計を長年使用していると、どうしても傷がついてしまうもの。
買取に出したいと考えたとき、「傷があっても大丈夫なのか」と心配になる方は多いのではないでしょうか？
結論からいうと、ロレックスは傷があっても売却することが可能です。
今回は、傷が査定に与える影響や傷をつけないための扱い方についてご紹介します。
買取額をアップさせるためにも、ぜひご覧ください。[
ロレックスはどうして
傷ありでも買取してもらえるの？
ロレックスの腕時計についた傷は、細かいものであれば磨いて滑らかにする「ポリッシュ仕上げ」で消せます。
これは買取においても同様で、取引成立後にポリッシュ仕上げを施すことで傷を目立たなくできるので、傷の有無は買取できるか否かに大きく影響しないのです。
そのため、傷の程度によって査定額は上下するものの、傷ありのロレックスでも買取対象となります。
傷と同様に、ロレックスの査定額を左右する要素に「腕時計のカスタマイズ」があります。
ロレックスの腕時計を愛用している方の中には、ほかのブランドのパーツを使ってカスタマイズしている方もいます。
この場合、腕時計をそのままの状態で売却してしまうと買取額が下がる可能性があります。
なぜなら、ロレックスの腕時計の価値は「すべてのパーツが純正品」という点にあるためです。
パーツがほかの会社のものであっても買い取ってもらうことはできますが、買取額が下がる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
傷が査定に与える影響
ロレックスの腕時計は傷があっても買取対象となりますが、傷の程度によって査定額に与える影響は異なります。
以下で軽度・中程度・重度に分けて、どのような影響を与えるか解説します。
使用上避けられない軽度の傷
繰り返しになりますが、細かな傷であればポリッシュ仕上げを施すことで目立たなくさせられるため、査定額に大きな影響を及ぼすことはありません。
そのため、よく見ないとわからない程度の傷であれば修理はせず、そのまま売却することをおすすめします。
落下や衝突などでできる中程度の傷
ロレックスの腕時計を落としたりぶつけたりしてできた「ひと目でわかる傷」は、査定額に響いてしまう可能性があります。
なぜなら、傷の度合いが増すほど修復が難しくなってしまうためです。
とくに腕時計の風防はぶつけてしまう可能性が高いので、高額買取を目指すのなら日頃から注意して取り扱うことが大切です。
凸凹がわかるほどの重度の傷
凸凹した傷やへこみは、修復自体が困難です。
そのため、査定額がグッと下がってしまうほか、店舗によっては買取してもらえない可能性もあります。
重度の傷がついたロレックスの腕時計が買取対象か否かは店舗によって異なるため、まずは複数の店舗にて査定依頼することをおすすめします。
ロレックス買取査定のポイント
ロレックスの腕時計の買取査定において、
チェックされやすいポイントには以下の5つがあります。
ラグ
ラグ（ベルトを固定する部分）は、ぶつけやすく経年劣化しやすいのが特徴です。
腕時計のパーツのなかでもとくにダメージが出やすいので、ラグを見て状態の良し悪しを確認することが多くなっています。
また、傷を消すための研磨をするほどラグは丸みを帯びてくるのですが、その度合いも査定時にチェックされるので押さえておきましょう。
リューズ（竜頭）
リューズは、ゼンマイを巻き上げたり時刻やカレンダーを調整したりする際に使われるパーツです。
正常な場合は滑らかに巻き上げられるのですが、問題がある場合はスムーズに回せません。
リューズの回転に引っ掛かりを感じる、または巻き上げる際に大きな力を要する場合は、腕時計内部にあるムーブメントに不具合が生じている可能性があります。
リューズは使用頻度の高いパーツなので、上述したように内部構造が劣化したり故障したりしやすくなってしまいます。
そのため、査定時には厳しくチェックされることがほとんどです。
ベゼル
ベゼルは、文字盤の風防の周りにあるリング状の部品で、ガラスを固定する役割を持つパーツです。
ロレックスの腕時計はベゼルがデザインのアクセントになっていることから、傷があると査定額に影響してしまいます。
なお、回転式ベゼルの場合は回転のスムーズさも査定ポイントになるため、所持している時計が該当するか、事前に確認しておくことをおすすめします。
クラスプ
クラスプは、ベルト（バンド・ブレス・ストラップなど他名称あり）を腕に巻き、固定するためのパーツです。
腕時計を巻くときや外す際に使われるので使用頻度が高く、消耗しやすくなっています。
そのため、状態によっては買取査定に影響を及ぼすことがあります。
メンテナンス履歴の有無
使用頻度が高いパーツを含め、内部構造は年々劣化していくもの。
そのため、オーバーホール（部品単位でのメンテナンス）の有無も査定のポイントになります。
オーバーホールを施せば腕時計をよりよい状態にできるので、買取査定にプラスの影響を与えられる可能性があります。
そのため「高額で買い取ってもらいたい」という場合は、定期的にオーバーホールに出すことが大切です。
ただし、少しでも買取額をアップさせたいからといって査定直前にオーバーホールを施すと、出費がかさんでしまい、結果的にマイナスになってしまうことが考えられます。
あくまでも肝心なのは「メンテナンスの有無」なので、査定直前のオーバーホールは避け、日頃から定期的に行うことが大切です。
なお、所有しているロレックスの腕時計のシリーズにもよりますが、オーバーホールの目安は3年といわれています。
ロレックスの傷つきやすい部分と
傷をつけない扱い方
ロレックスの腕時計における傷がつきやすい部分には、ブレスレットやクラスプ、ベゼル、裏蓋があります。
傷をつけないためにはなるべく触らないのがベストですが、
普段使いをしていると不可能です。
そのため、せめて使わないときは清潔にし、紫外線や湿気を防いで保管することをおすすめします。
また、以下でご紹介する4つのポイントも押さえておけば、傷をより防ぎやすくなります。
落下や衝突に気をつける
第一に、落下や衝突に気をつけることが大切です。
表面の傷はもちろん、内部の損傷にもつながってしまうため、細心の注意を払わなければなりません。
とくに着脱時に起こるケースが多いので、誤って落としてしまっても大丈夫なようにトレーの上などで取り外すことをおすすめします。
これにより、衝撃を最小限に抑えることが可能です。
なお、腕時計を着脱する際には、ブレスレットのビスが緩んでいないか定期的にチェックしましょう。
ビスが緩んでいるとブレスレットが外れ、腕時計の落下につながる可能性があります。
このほか、人混みでは腕時計を外しておくと安心です。
思わぬ衝突を未然に防げます。
どうしても着けておきたい場合は、万が一の衝撃を緩和するため腕時計を袖の中に隠しておくことをおすすめします。
硬いものの上に直接置かない
ロレックスの腕時計は、硬いものの上に直接置かないようにしましょう。
硬いものに当たってしまうと傷つきやすくなってしまうため、たとえば時計用のハンカチを敷いてその上に置くのがおすすめです。
このとき、ブレスレットと裏蓋が当たらないよう、
ハンカチの一部を間に入れて包んでおくのも◎。
こうしたちょっとした工夫が、腕時計の傷を防ぐことにつながります。
汗を拭く
腕時計を使用したら、汗を拭くことも大切です。
傷には直接関係しないものの、汗が劣化の原因になってしまうこともあるため、使用後はブレスレットや裏蓋の汗を拭うようにしましょう。
専用ケースに入れて保管
ロレックスの腕時計を使用しないときは、専用ケースに入れて保管するようにしましょう。
買ったときについていたケースであれば、腕時計を固定し傷がつかないよう保管できます。
ロレックスの買取なら
MARUKA（マルカ）がおすすめ
ロレックスの腕時計は、決して安い価格で購入できるものではありません。
そのため、せっかく手に入れたのなら大切に長く使っていきたいものです。
今回ご紹介した傷をつけない扱い方を参考に、日頃の使い方をぜひ見直してみてください。
もし、不要なロレックスの腕時計がある場合は、この機会に買取に出してみてはいかがでしょうか。
前述したように、傷があっても買取対象となるので気軽に売却することが可能です。
MARUKA（マルカ）には、ロレックスの腕時計に詳しい時計専門の鑑定士が在籍しています。
お客さまの大切な時計を目の前で査定し、
その結果をわかりやすく説明させていただきます。
ロレックスの腕時計を手放そうか検討中の方は、どうぞお気軽にMARUKA（マルカ）にお問い合わせください。
