ルイ・ヴィトン

1854年創業のルイヴィトンは一流ブランドとして不動の地位得て、1997年に有名デザイナーのマークジェイコブス氏がデザイナーに就任し、アパレル分野に進出を果たしラグジュアリーファッションブランドとして君臨しています。そして、2002年時計業界進出を果たしました。

その2002年、ルイ・ヴィトン初の時計コレクションとして発表されたのがタンブールです。フランス語で太鼓を意味するタンブールは、厚みのあるラウンドフェイスが特徴となっています。またカジュアル系やドレス系、ダイバーズやクロノグラフに代表されるスポーツモデルと多彩なラインナップになっています。当初は世界最大の時計見本市のバーゼルワールドに参加せず、独自の路線を取っていましたが、近年では参加するようになりました。ブランド力、話題性や実力ともに申し分ないコレクションへ成長しています。2015年のバーゼルワールドでは、新作「エスカル　ワールドタイム　ミニッツリピーター」が発表され話題を集めました。ミニッツリピーターとは現在時刻を鐘の音で知らせる複雑機構です。機械式時計の三大複雑機構の一つとされており、その機構を搭載した時計を発売したことによってルイヴィトンは時計業界でも一目置かれる存在となりました。

タンブールの主要なモデルとしては、先ほど紹介したエスカル　ワールドタイム、ストップウォッチ機能が搭載されたタンブールクロノグラフ、300ｍ防水のダイバーズウォッチであるタンブールダイバーズ、アクティブな女性向けのラブリーカップとなっています。歴史はまだまだ浅いですが、主要ラインナップが揃ってきており時計業界への力の入れ方が伝わってきます。

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