宝石の中でも特に輝きの強い石それがこのスフェーン(SPHENE)です。
名前の由来はギリシャ語でスフェノス(くさび)からきておりスフェーン(SPHENE)の結晶の形がくさびに似ている事からその名がついたそうです。別名は「チタナイト」成分にチタンが含まれている事からそう呼ばれております。産地はスリランカ、パキスタン、マダガスカル、ブラジル。上でも言ったように宝石の中でも特に輝きが強いと言うのは具体的に言うと宝石にはファイアと呼ばれる宝石内部に光が入ってきた際に虹色に光るディスバージョンたるものがございます。ダイヤモンドを見てみると透明の中に光って虹色に見えるところがあります。その虹色の光を放つ強さがスフェーン(SPHENE)はダイヤモンド(DIAMOND)よりも強いのです。
スフェーンはジュエリーとしてイヤリグやペンダント、リングにも使われます。輝きが強いというのともう一つスフェーンの面白い特徴がありそれは「複屈折」と呼ばれる物です。これは何かと言うとこの宝石に光を通すと光のラインが二つに分かれるのです。それがまた美しく宝石を見せてくれるのです。
しかしこのスフェーンなかなかに研磨が難儀であることから職人泣かせの宝石でもありこの石の加工は経験を積んだ熟練の職人さんでないと不可能だそうです。あまり大きな物もなくかつインクルージョン(内包物)が無い物のとなれば出会う機会は少ないと思います。もしも大きなスフェーン、小さくても勿論OKお持ちであれば是非マルカにて査定をさせてください。
色は黄緑でファイアが強いので角度によっては様々な色が見えるかと思われます。スフェーンの中でもクロムが多く含まれてしまった緑の強いスフェーンという物があります。クロムで緑になっているのでデマントイドガーネットやエメラルド(EMERALD)にも少し似た宝石となっております。スフェーンもあまり見ないですがこのクロムスフェーンはもっと見ないので希少があり高値で取引されております。
どんな宝石でもマルカはしっかり査定、見られない宝石はありません。他店様だとダイヤ、ルビー(RUBY)サファイア(SAPPHIRE)、エメラルド(EMERALD)だけという所もありますがマルカは経験豊富なスタッフが在籍しているので、タンザナイトもサンゴもヒスイもオパールもお任せ下さい。五大宝石から半貴石、貴石まで高価買取。東京、京都で宝石売却のご相談ならマルカMARUKAまで。
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