現代において宝石の頂点といえば、ダイヤモンドをイメージする方が多いかもしれません。しかし、ダイヤモンドが登場する前に「宝石の王」の名を持っていたのはルビー(Ruby)でした。今では宝石学が発達し、色だけでなく成分などで宝石を見分けることが出来るようになりましたが、かつてのルビーは赤い色をした宝石全てを指すものでした。赤い色をした宝石は全てルビーと称され、ヨーロッパやアジアの王族達に愛されていたといいます。ルビーの特徴として、赤い色をしていることから、情熱、仁愛、威厳などの意味が込められ、また、古くからの言い伝えでは、ルビーを身に付けることで積極性、身のこなし、優雅さが生まれるとも言われており長期にわたって人気を誇っております。
特に最近では色石に人気が集まっており、中でもエメラルドが人気ですが、これは大ぶりな物が多いためです。反対に大きなルビーが少なく市場に出回らない事が価格高騰の原因の一つです。ルビーで2ct以上の大きさの物をお持ちの方は今が売るチャンスかもしれません。そしてルビーを売るにしてもどこも同じではありません。ルビー買取は信頼と実績のマルカ(MARUKA)にお任せ下さい。
ルビー買取はプロの宝飾品鑑定の京都マルカ
ルビー買取について
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ルビーはラテン語で赤を意味します。耐久性があり、薬品や熱に対しても優秀な宝石です。赤は血を連想させることから、情熱や愛を育むお守りとされています。最高級の色は、鳩の血の色に例えられ「ピジョンブラッド(Pigeon blood)」と呼ばれています。和名は紅玉で、モース硬度は9なため、ダイヤモンドに次ぐ硬度となっています。
主な産地は、ミャンマー、スリランカ、タイ、タンザニア、ケニア、パキスタンです。鉱石の中でも酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物をコランダムと言います。コランダムの中に2%ほどクロムが混じると、真っ赤なルビーが誕生します。ルビーは、酸化クロムの微妙な含有率によって、真っ赤な赤からピンクまで変わります。また、コランダムの中でも赤色のものをルビーといい、それ以外の色の石はサファイアとされています。サファイアは酸化鉄や酸化チタンが含まれると青く発色しブルーサファイアになります。つまり、ルビーとサファイアはとても近い関係で、兄弟みたいな宝石です。
古代インドでは、恐怖心を克服して、快感を増幅させる石として肝臓などの治療に用いられていました。イギリスが誇る劇作家シェイクスピアは、「ルビーは妖精の贈り物」と書き残しています。 -
ルビーは一日のうち午後5時を表す宝石です。季節では夏を表し、美と情熱、無分別の象徴です。そして、恋人を招き寄せる石とも言われています。
文明が発達する前、原始の人々は、本能的に赤い石にひきつけられました。夜が深く長く、暗闇が支配した時代に、猛獣から守ってくれる炎に似た赤い石に、人々は畏怖し、憧れていました。
ルビーは、華やかな宝石です。畏怖されるような美しさを持った石で、見るものをひきつけながらも、冷たくはねのけるような魔性の魅力を持っています。古代インドでは、「ラトナラジュ」(宝石の王)と呼ばれていました。
その名の通り、赤色の王様とも言えます。様々な赤色を混ぜ合わせ、その中の究極の色をすくいとったような純粋な赤色です。
「ルビーの赤は、石の中に閉じ込められた星が激しく燃えているからだ」と、中世の伝説に残されているように純粋な赤というよりは少し黒味を帯び、かといって濁っている訳ではなくまさに「燃え立つような」赤というべき赤なのです。ルビー買取においてこの「赤」(色)が非常に重要で言葉で表しがたいものですがそれ故にそれを見極める査定士の技量が問われるのがルビー買取です。 -
日本の文豪、泉鏡花はルビーを戯曲に登場させています。『海神別荘』という戯曲で、魔性のもの達の物語です。海底の底に妖艶とそびえる竜宮城に、乙姫の弟である「公子」が、人間の美女を見初めて妻にと願いました。 そして、結納代わりに贈られたものが、鯛やマグロなどの高級魚を何万匹に、花や雪や月の形をした真珠でした。それらに加えて、鶴の卵ほどの大きさのルビー30個でした。最高級の色をしたピジョンブラッドの巨大なルビーです。この話は、2006年の歌舞伎の舞台でも演じられました。
国や地方によってはルビーの人気はダイヤモンドを凌ぐほどです。古代ペルシャでは、地球の内部には真っ赤に燃えるルビーが存在し、地球が温められていると信じられていました。古代ビルマの王様は、毎日握りこぶしぐらいの大きさの最高級のルビーで全身を磨いたおかげで、数百歳まで赤ん坊のような美しい肌のまま、恐ろしいほどの長寿を全うしたという伝説があります。
ルビーはダイヤモンドよりもはるか昔から、愛されてきており、最高の宝石として讃えられてきました。そのため、無数の伝説や神話が世界各地に残されています。そして、ルビーはその美しさにも加えて、魔よけや戦いに勝利するための象徴、情熱さを表したもの、また不老不死の薬として、世界中で大切にされてきました。丈夫さにおいても、ダイヤモンドにつぐ硬度を持つため非常に強固で古くから愛され、現代でも人気の高い宝石の一つです。 -
占星術の誕生石ではルビーは7月を司ります。太陽を象徴する7月に相応しい石です。その色のイメージから、情熱・仁愛・威厳の象徴とされています。かつて、科学的な鑑識がない時代には、赤い色の石は全てルビーとされていました。イギリス王室に伝わる第1級王冠、インペリアル・ステート・クラウンの中央に装着された「黒太子のルビー」と呼ばれる大きな赤い石(後の鑑識によってルビーでなくスピネルであることが明らかになった宝石)にまつわる話をご紹介します。
ルビーはギリシャ神話のアレースが宿る石と信じられていたことから、牡羊座の星座石でありました。ルビーには数々の伝説が残されていますが、その中の「黒太子のルビー」は男の野望と女の愛を思いのままに操った話です。このルビーは、ヘンリー5世の野望の果てに、妻になったキャサリン・オブ・バロアの護符でした。この宝石と彼女が出会ったのは1420年、18歳で英国の王妃として戴冠式を挙げた時のことでした。
その時の王妃の冠にこのルビーがありました。このルビーは、そこから遡ること53年前、中世騎士道の華と呼ばれていたブラックプリンス・エドワードがスペイン王から送られたものでした。(このことから、黒太子のルビーと呼ばれています)
しかし、皇太子が病死したため、皇太子妃に、そしてその息子の妃イザベルに譲られてしまいます。イザベルは夫のリチャードが暗殺されたため、フランスに帰国しますが、イザベルの妹でフランス国王妃(キャサリンの母)イザボーに奪われてしまいます。イザボーは再び、このルビーをイギリス王家に贈り、「ルビーは燃える愛の証です。娘のカトリーヌとともに、このルビーをもらってください」とヘンリー5世に娘との結婚を申し込みました。
しかし、ヘンリー5世はカトリーヌだけではなく、フランスの王位も一緒に要求しました。交渉は決裂し、ヘンリー5世は「ルビーは戦いと勝利の印、それを差し出したのは国を譲ったのも同じ。姫だけでなく国も貰おう」といい、フランスに攻め入りました。
ヘンリー5世は、ルビーをよろいの下に埋め込み戦いました。途中、落馬しましたが、鎧に守られ九死に一生を得て、戦争にも勝利しました。そして、フランスの領土半分を確保し王位継承権も得られることになりました。 こうして、カトリーヌはフランス・イギリス両国の王ヘンリー5世の妃キャサリン・オブ・バロアとなりました。2年後、キャサリンは王子を産みます。出産の時あのルビーが握られていたと伝えられています。ルビーは軍神が宿りそれを持って出産すると男子が生まれると信じられていたためです。その後夫は戦死してしまいます。「夫は炎の石(ルビー)をくれたため、軍神に見放されたのでは?」とキャサリンは夫の死はルビーを手放したからではないかと悲しみました。
その後、キャサリンは幼い王子の側近たちから、厄介者扱いを受け幽閉されてしまいます。ルビーを持って幽閉先の城に行ったのですが、キャサリンはそこで使用人の男と激しい恋に落ちてしまいます。その後、二人の間の長男エドモンドにルビーが譲られ、長男は異父兄のヘンリー6世を助け活躍しました。このエドモンドの息子ヘンリーはチューダー王朝始祖のヘンリー7世となります。この宝石はルビーでなく後にスピネルと分かりましたが、歴史的価値を考慮して、エリザベス2世の王冠にもはめられています。
こういった様々な伝説、歴史を持つルビーですが最近では赤い色を深めるために加熱・加圧処理などが施された物も多数出回るようになりました。元来宝石、特に色石と呼ばれる宝石の鑑定、査定は非常に難しく正確にその石の価値を鑑定できるようになるには長年の勉強と、なにより「どれだけ多くの本物の宝石を見て来たか」が重要です。ルビー買取は簡単にできるものではありません、マルカ(MARUKA)なら十分な経験と長年の歴史による販路であなたのルビーを高価買取いたします。
MARUKAでは関西No.1の買取量を誇りその数はジュエリーとして市場に出荷されるものだけで1万点以上、そのまま分解され材料に戻される物も含めると数万点に及ぶ宝石類を毎日査定士達が手にしています。またそれらが全て知識として蓄積され査定士達の教育に使われます。そうして膨大なデータと豊富な現物によりMARUKAの査定士達はさらにスキルを磨き、それによりまた買取量が増えるという好循環になっています。ルビー買取ならマルカ(MARUKA)にお任せ下さい。
単純に「色石は買取のお値段がつきません」と言われてがっかりしたことはありませんか?
MARUKAなら例えお値段が厳しい物でも何故そうなっているか、丁寧にお客様が納得いくまでご説明させていただきます。
他店の宝石鑑定、査定、買取に満足いかなければ創業昭和28年、京都に5店舗、東京銀座、渋谷そして大阪心斎橋、神戸三宮にも店舗を持つMARUKAへ一度お越しください。
初代が近江より出て京都にお店を開いて60余年、最近では買取激戦地である東京の銀座、晴海通りのランドマークでもあるマツモトキヨシ銀座5THビルに銀座本店を開きまたたくまにトップクラスに上り詰めました。本格的宝石買取、ルビー買取が出来る店として瞬く間に東京でもMARUKAの知名度はあがっており、商業施設からの出店依頼も多く東京では2018ね12月上旬に玉川髙島屋S・Cへの出店も決定。これにより今までも遠方からご利用いただいていた神奈川の横浜や川崎のお客様にもさらにご利用していただきやすくなりました。
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さらには東京の地盤を固めるために渋谷駅の東、宮益坂口を出て宮益坂に入ってすぐ左手のかつやの隣、藤和宮益坂ビルの2階に渋谷店とオープン。こちらも宝石買取に長けた査定士を配置し関東での宝石買取、ダイヤモンド・ルビー・エメラルド買取を強化しています。さらに2017年にはおひざ元の関西に大阪心斎橋店と神戸三宮店を立て続けにオープン。大阪心斎橋店は御堂筋と長堀道が交差する新橋交差点そば、1階から4階までガガミラノ(GAGA MILANO)が入るRF心斎橋ビルの5階にオープンし、周辺に駐車場も多くまた地下鉄心斎橋駅からも徒歩3分程度と非常に便利な立地のため大阪だけでなく西宮方面や東は奈良、南は天王寺や岸和田、和歌山からも多数のご来店をいただいております。また神戸三宮店はオープンから1年少々であまりの人気に店舗が手狭になり京都でもお世話になったマルイ様とのコラボで三ノ宮駅前の神戸マルイ内に移転、移転早々からさらにたくさんのお客様にご利用いただいております。特にお近くに宝石をしっかりと見れる買取り業者がない、リサイクルショップしかないという方からマルカの進出は大変喜ばれ開店当初からたくさんのお客様にご利用いただいております。ルビー・サファイア・エメラルドの三大色石買取に加え当然ダイヤモンド買取は言うに及ばずブランドジュエリー買取や作家物の宝石・ジュエリー買取にいたるまで宝石買取ならマルカにお任せ下さい。 またそれら上質の査定士を揃え、ダイヤモンドを筆頭に宝石類の鑑定、査定がしっかりできるのがMARUKAの強み、ルビーはエメラルド、サファイアと共にダイヤモンドクラスの買取強化商材となり、合わせて希少価値の高い宝石である為に、買取価格には絶対の自信をもっております。
高級宝石であるルビーをお持ちのお客様は、是非一度、実績豊富なMARUKAで無料査定をしてみてはいかがでしょうか。またマルカでは宝石・貴金属買取だけでなく査定士達は(社)終活カウンセラー協会の終活カウンセラー資格を持つものが多く、お客様の終活、生前整理や遺品整理の相談に無料でのらせていただいております。物を買取するだけでなくお客様の立場に立って一緒に考える買取りを目指しています。
京都市内に5店舗、京都ではMARUKA初の商業施設進出となる四条河原町の京都マルイにも店舗をオープンし益々加速するMARUKAのルビー買取、京都、東京銀座と渋谷、大阪難波心斎橋と神戸三宮に加え2018年11月にオープンした元町ナナイロ店で10店舗。昭和28年創業の信頼と実績のMARUKAを是非ご利用ください。
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お客様の声
他社でも査定しましたが…
ネットの実績を拝見させて頂きもしかすると思い連絡させて頂きました。 初めて利用する者ですが母から譲り受けた宝石を見て貰おうと思います。 30年前に200万円ほどで買ったルビーと聞いています。他社でも査定しましたが結果はバラバラであまり参考になりませんでした。一番高ければ売却も考えていますので頑張って頂ければ助かります。 (京都府/50代/女性)
この度はMARUKA(マルカ)へお問合せ頂きましてありがとうございます。
お品物がルビーということですが製品の状態やデザイン、品質などを正確に判断させて頂く為に一度拝見させて頂ければ幸いです。ルビーは価値が上昇している宝石の一つとなりますが品質により査定額もさまざまです。他社で評価が困難な宝石などのジュエリーも当社で価値が付く可能性もありますのでまずは無料査定をご利用下さいませ。鑑別書がない場合でもそのままでお持ち込み頂けます。宝石の関する些細なご質問なども直接査定士へお申し付けくださいませ。
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