アレキサンドライト買取はプロの宝飾品鑑定の京都マルカ
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「宝石の王様」そう呼ばれる宝石があります。皆さまはどんな宝石を思い浮かべるでしょうか?やはり知名度で優るダイヤモンドを想像する方が多いのでしょうか?ですが個人的にはダイヤモンドはそれで一つのカテゴリーとして存在しているような気もします。一般的に「宝石」と言われた時にイメージされるのは、ルビー、アメジスト、サファイア、ターコイズ、パライバトルマリン、トパーズ、エメラルド、ローズクォーツ、ペリドット、ジェダイト(翡翠)、タンザナイト、スピネル、オパール、ガーネットなどといった色石ではないでしょうか。そんな色石の中で、冒頭にあった「王様」と呼ばれている宝石がこれから紹介させていただくアレキサンドライトです。
アレキサンドライトは数ある宝石の中でもその変色効果の美しさが他の宝石とは一線を画す存在で、宝石学の上では変色効果の見られるクリソベリルは全てアレキサンドライトに分類されます。一部のガーネットやサファイアにも変色効果は見られるのですが、アレキサンドライトのそれは明らかに別格と言えます。昼の太陽光の下では深緑、緑みがかった青といった系統の色味を見せ、ロウソクの火に照らされたり夕焼けの光の下に持っていかれたりすると深紅の輝きを見せるのです。この劇的な色の変化から、アレキサンドライトは「昼のエメラルド」、「夜のルビー」と呼ばれることもあるほどです。
この変色効果は科学的にも説明することが出来ます。一般的に宝石の色というのは、その宝石が何色の光を反射するか、で決まります。雨上がりの空に架かる虹を想像していただければ分かるかと思います(紫から藍色、青そして緑を挟んで黄色、オレンジ、赤と暖色系に続く帯のイメージがありませんか?) が、光はそもそも様々な色を持っています。そして全ての物質は光を反射、または吸収します。それによって生じる色の見え方の違いというものを、アレキサンドライトの別称でも名前の挙がったエメラルドとルビーを例に挙げて説明しましょう。
エメラルドの場合、赤や紫の部分の多くを吸収して緑の部分を反射するので緑色の石に見え、ルビーの場合は紫から緑にかけての寒色の部分のほとんどを吸収して赤色要素ばかりを反射するので赤い石に見える、ということです。アレキサンドライトの場合は赤色の要素と緑色の要素をどちらも平均的に反射するために両方の色味を見せることができるというわけです。では何故あたる光によってその色の変化を見せるのでしょうか?これには色温度というものが深く関わってきます。なかなか聞き慣れない言葉かと思いますが、色と温度には一定の関係性があり、その指標として用いられるのが色温度で、「K(ケルビン)」という単位で表されます。この色温度で示すと、ロウソクや白熱灯の光はおよそ2,000~3,000Kの枠内に収まり、日中の太陽光でだいたい7,000Kという数値になります。(ちなみに日の出や日の入りの太陽光はおよそ2,500Kなので白熱灯とあまり変わらない数値です。) もうなんとなく想像はつくでしょうが、色温度の数値が低いと赤みが強く、高いと青みが強くなります。だいたい5,000Kを境目に赤系から青系の光に変わるそうなのですが、アレキサンドライトは5,000K以上の青みの強い色温度の日中の太陽光を浴びると青みが赤みに勝って緑っぽく見えて、白熱灯などの5,000K以下の赤色要素の強い色温度の光の下では赤みが勝るので赤く見えるのです。あくまでこれは光の反射・吸収の度合いが緑と赤で均一に保たれているアレキサンドライトの話となります。なので、本当に上質のアレキサンドライトの場合は、ちょうど5,000Kぐらいの色温度の光をあてると緑と赤のモザイクのように見えるはずです。
ここまではアレキサンドライトの変色効果について書かせていただきましたので、ここからはアレキサンドライトの歴史について少し触れてみたいと思います。
アレキサンドライトが初めて発見されたのは1830年、ロシアのウラル山脈のエメラルド鉱山で採掘されたのがきっかけです。エメラルド鉱山で採れたもの、また採れた時は日中で緑に見えていた為、当然のごとくエメラルドと認識されていました。しかしその石は持ち帰ってからロウソクの火の下で見ると赤みがかって見えたのです。鉱夫たちはこの変色効果を持つ石を特別な石だと考え、当時のロシア皇帝であったニコライ一世に献上しました。これが4月29日の出来事で、その日は後のロシア皇帝アレキサンドル二世の誕生日であったことから、この特別な宝石にアレキサンドライトという名前が付けられたと言われています。
このエピソードからもわかるように、ロシアはアレキサンドライト発祥の地であり、中でもウラル産のものは緑と赤の変色のバランスも良く非常に上質な石として認識されていますが、元々大きな石が採れづらいことに加えてほとんどが採掘し尽くされてしまっていることから現在では入手が極めて困難となっており、ロシアン・アレキサンドライトは幻の宝石の一つとも言われています。
他のアレキサンドライトの産出地としてはインド・スリランカ・ブラジル・タンザニア等が挙げられます。各地の特徴として、インドやブラジルではその変色効果が強く、色合いもロシア産のものにも匹敵する上質なアレキサンドライトが産出されています。その一方、スリランカでは変色効果があまりなく、決して高品質とは言えないながらも他の産出地に比べて大ぶりなアレキサンドライトが産出されるといった傾向が見られます。いずれにせよ、高品質で尚且つ大きなアレキサンドライトは非常に希少性が高く取引される際も高額になります。
高価で取引されるということはマルカのような買取店にお持ちいただいても高額査定になるのも至極当然のことといえるでしょう。ですがアレキサンドライトのように流通量が少ない色石となると鑑定・査定にも知識と経験が必要となります。あまり宝石を査定したことのない人間に任せて適当な金額をつけられたり、リスクを回避するための低めの金額をつけられたりしたら嫌な思いをすることは間違いないでしょう。なにより、自身の価値をしっかりと評価してもらえない宝石が可哀想だとは思いませんか?
その点、マルカは京都で60年培った歴史とノウハウがあり、宝石の買取量も他店を凌ぎます。物量を多く買取しているということは、買取した査定士以外も実物を手に取って見る機会に恵まれているということです。加えて前述の創業60年のノウハウからくる教育体制も充実しておりますので、全ての査定士が高いレベルで色石の鑑定・査定が出来ます。
マルカが査定に自信を持っている宝石はアレキサンドライトだけでなく、冒頭にも登場したサファイア、ルビー、クンツァイト、アクアマリン、オパール、ターコイズ、エメラルド、ペリドット、パライバトルマリン、ジェダイト(翡翠)、シトリン、オニキス、トパーズ、クリソベリルキャッツアイ、ローズクォーツ、コーラル(赤サンゴ)、タンザナイト、スピネル、ガーネットといった色石全般です。
宝石買取だけでなく、一般的にブランドショップが得意とするエルメス(HERMES)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、プラダ(PRADA)といったブランドバッグや、オーデマピゲ(AUDEMARS PIGUET)、ロレックス(ROLEX)、パテック・フィリップ(PATEK PHILLIPPE)などの高級腕時計、ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)、カルティエ(Cartier)、ティファニー(Tiffany&Co.)などのブランドジュエリーの買取もおこなっております。
マルカで買取可能なのはこういったお品物だけではありません。骨董品、お酒、楽器、カメラ、毛皮、食器といった他店では取り扱いの少ないようなものまで買取をしております。
マルカは前述の通り京都で創業したこともあり、2019年現在京都市内に5店の実店舗を展開しております。ですが京都や大阪等の関西圏のお客様以外にもマルカの高額買取を体験してもらいたいという思いから、現在は神戸マルイと大阪心斎橋、そして関東にも店舗展開をしております。東京の銀座店と渋谷店はそれぞれ祇園の町並みと嵐山の竹林をイメージした店内空間、二子玉川の玉川髙島屋S/C南館と横浜元町のドンキホーテが入るナナイロの地下一階、そして最新のお店は新宿マルイアネックス店となっています。
京都のお店はどの店舗も元々ご来店数は多かったのですが、東京・神戸・大阪のお店もオープン以来多数のお客様にご来店いただいています。関東の5店舗に関しては、新宿、中野、新橋、有楽町、赤坂、六本木、上野、恵比寿、広尾、池袋といったお店の近隣地区だけでなく、横浜、川崎、船橋、柏、浦和、川口といった関東隣県の各地の方にご利用いただいております。また、マルカは宅配買取ご利用のお客様も多いので本当に日本全国様々な場所にお客様がいらっしゃいます。
経験を積んで知識が豊富な査定士がマルカには多数在籍しております。同じ「売る」なら高く売れて信頼できるお店が良いですよね?マルカではそれが可能です!色々な買取・査定方法があり、取り扱い商材の種類も幅広いマルカで、あなたの大事なお品物を売ってみませんか?宝石高価買取、アレキサンドライト買取をうたうお店は多いですがいったいどれだけのお店が本当に宝石買取の経験があり、しっかりとそれらの宝石を鑑定・査定できるのでしょうか?創業66年のMARUKAなら宝石買取に自信あり、是非あなたの大切な宝石・ジュエリーを高く売るならMARUKAへどうぞ。
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