レベルソ
1833年、スイスのル・サンティエにて創業した、マニュファクチュールブランド、ジャガールクルトの代表的なモデル「レベルソ」。
その誕生は1931年で、紀元前6世紀より伝わる最古のスポーツ「ポロ」競技のために作られた反転式腕時計です。「ポロ・ラルフローレン」のロゴマークもそれを表しており、「ポロシャツ」もそこからきているとされています。
ラテン語で反転の意味を持つレベルソは、その名の通りガラス面に傷が付かないようにケース表裏逆に出来る仕組みになっています。そしてこれによる利点はただケース守るといった目的以外にも、今まで時計を外さないと見えなかった刻印が見えるという事です。ケース裏にはこの頃からすでにイニシャルやメッセージ、家紋、愛する人の肖像画など彫刻することが可能でしたので、ケースが反転するという発想は多くの、特に貴族の人々に受け入れられ、ジャガールクルトは高級時計ブランドとして成功しました。ほぼ同時期1932年に宝飾ブランド「カルティエ」が同じ反転ケース腕時計、「タンク バスキュラント」を発表しています。
アールデコの影響を受けた角形のレベルソは、時代と共に成長し現在も生産されているロングセラー商品となっています。
「レベルソ クラシック Q2508412」は、オリジナルの意匠を受け継ぐ、ベーシックなモデル。ケースバックにもオリジナルの刻印が別途オーダー可能です。ムーブメントは、自社製のキャリバー846/1でクロノメーター検査をしのぐ「1000時間コントロールテスト」に合格したものです。部品数93個、振動数は毎時21,600振動のレベルソに合わせた縦型の手巻きムーブメントになっています。手巻きモデル以外にもクォーツモデル、ベルトもブレスレット仕様のモデルも展開されています。最近展開されているレベルソは複雑に作られているものが多く、シンプルでモダンなレベルソ クラシックは昔ながらの2針モデルと、飽きのこない長く共に過ごせる一本ではないでしょうか。
MARUKA(マルカ)ではそんなジャガールクルトの傑作品、「レベルソ」を高価買取させて頂きます。現行モデルはもちろん、古いアンティークタイプもお買取りさせて頂きます。自社製ムーブメントという事もあり動作不良の際、オーバーホールを出すにしても莫大な費用が掛かってしまいます。お使いになられていない物、故障で置いたままのものなどございましたら是非MARUKAまでお持ち下さいませ。