クリスチャンディオール

今はハイブランドとして多くの男女から支持を得ている「クリスチャン・ディオール」の歴史的な一歩は1947年のコレクションになります。苦難を乗り越えシンデレラストーリーのようなファッションショーは来場した観客を驚かせるもので一躍スターとなりました。
その伝説的なコレクションに使用されていた椅子は、のちにブランドの象徴となる「カナージュ」デザインでレディディオールはじめバッグ他、多くの製品のデザインに取り入れられています。
もともとはアパレルメインであったディオールがジュエリー制作を開始したのは以外にも遅く1998年になります。どことなく形式じみたイメージがあったブランドジュエリーをよりファッショナブルなアクセサリーへと変えたのが、ジュエリー部門創設以来、デザイナーを務めている「ヴィクトワール ドゥ カステラーヌ」です。
ヴィクトワール ドゥ カステラーヌは、数多くのジュエリーを手掛けていますが、そのインスピレーションの元は幼少時代、「クリスチャン・ディオール」が住んでいた場所や彼の好きだったもの、大切にしていたものなどからイメージを膨らませて制作してます。てんとうむしや花をカラフルな宝石で表現している世界はまさにファンタジーと、多くの女性をその美しいジュエリーで魅了しています。
植物や装飾品以外にもコレクションで使用したドレスなどもジュエリーデザインに取り込んでいます。
そして伝統のカナージュも勿論デザインに取り込んでいます。それが「マイ ディオール」です。
2012年より加わったディオールのジュエリーコレクション「マイ ディオール」は、金の糸やひもをまるで一本一本編み込んで作ったかのようなデザインで、ディオールの職人の技術の高さを証明するものになっています。人の手だからこそ表現できる暖かさや愛情、絆などをイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドとそれぞれ特色のあるゴールドを使って見事に表現しています。このゴールドメッシュデザインのジュエリーは人の心を動かせる不思議な力があるように感じます。リング、ブレスレット、ネックレス、イヤリング、よりゴージャスなダイヤモンド入りなどバラエティにとんだラインナップになっています。
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