Uncle Sam Diamond(アンクルサムダイヤモンド)は、アメリカ国内で発見された最大のダイヤモンドに対して与えられたニックネームです。ダイヤモンドの産地といえばインドか南アフリカ、アメリカから近いと言えどもブラジルあたりまででなかなかアメリカ国内で発掘されるということがありませんでした。
1924年にアメリカのメキシコ湾に近いアーカンサス州で発見されたときは40.23カラットあり、名前は、発見者であり「Arkansas Diamond Corporation」(アーカンソーダイヤモンドコーポレーション)の作業員だったWesley Oley Basham(ウェスリー オーレイ バシャム)氏の愛称から Uncle Sam(アンクルサム=サムおじさん)と名付けられました。
「Uncle Sam」は非常に硬いダイヤモンドだったため、カッティングを任されたSchenck & Van Haelen(シェンク アンド バンハーレン社)は、12.42カラットのエメラルドカットに仕上げるのがやっとだったそうです。原石からはずいぶんと小さくなってしまいましたがこの石を最大限に活かすとこれしかなかったとのことです。(硬度10のダイヤモンドといえど、それぞれによって目というか結晶の流れがありそれに従えば容易に割れたりその逆もあります)
カラーグレードは「M」判定で通常D・E・F・・・となるカラー基準で言えばMとなるとかなり「黄色みがかかった」という判定で実際は「ベリーライトブラウン」という鑑定ですが、肉眼で確認すると白~淡いピンクに見えることがあります。ちなみにクラリティ(質)はVVS2の判定が出ており、通常はこの上にVVS1しかこないかなり上級の判定となっています。
Uncle Sam Diamond(アンクルサムダイヤモンド)はニューヨーク五番街のPeikin Jewelers(ペイケン ジュエラーズ)が所有していましたが、1971年にボストンのディーラーを通じて匿名のコレクターが買取しましたので現在の行方は不明となっています。
ちなみにアメリカでのダイヤモンド発掘は珍しいと書きましたが、実は1840年代に世界に先駆けて(記録が残っている発掘としては)北米でダイヤモンドが発見されましたが、1860年代後半から70年初期のアフリカでの「ダイヤモンドラッシュ」がこれをはるかに上回る規模となってしまいました。
またこのUncle Sam Diamond(アンクルサムダイヤモンド)が発見されたダイヤモンドクレーター州立公園は世界で唯一一般公開された採掘場として有名で今でも入場料を払えば誰でもダイヤモンドの採掘をしてもよく、見つけたダイヤモンドを持ち帰ることが出来ます。2015年には一般観光客が8.52ctのダイヤモンドを発見したことで話題となりました。
ダイヤモンドをたくさん買取するMARUKAですが私たちもこのアーカンソンのダイヤモンドクレーター公園に行ってダイヤモンドを採掘したほうがいいのではないかと考えてしまいます。さてMARUKAではこういったアンクルサムダイヤモンドクラスのダイヤモンドが来てもビシッと買取ができるように査定士は日々の勉強を怠りません。ダイヤモンドの査定ができることがMARUKAの査定士としては最低の条件で毎日たくさん買取させていただいているダイヤモンドをソーティングに出し、査定士は日々それらを自分の目で見てランク付けし、GIAのソーティングとの差異を修正しています。それにより正確な査定眼を身に着けだからこそ適切な価格で買い取ることができ、他ではまねできない価格となって(正確にグレーディングできないと安全を見て低い評価しかできない)さらにMARUKAにダイヤモンドが集まることとなります。
京都で昭和28年からはじまったMARUKAは現在では東京の銀座、こちらは銀座5丁目にあり有楽町や新富町、新橋からもすぐ。二子玉川駅そばの玉川髙島屋S・Cの本館6階にある玉川髙島屋S・C店もあり、池袋や新宿・世田谷からも多数ご利用いただいております。
遠方からお越しのお客様にも地元の店と比べたら交通費以上の利益があると喜んでいただいています。
皆様の大切なダイヤモンド、高く売るなら京都で70年の実績のMARUKAですよ。
Uncle Sam Diamond(アンクルサムダイヤモンド)12.0ct
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