THE SPRITE OF DE GRISOGONO（スプリットオブドゥグリソゴノ・ダイヤモンド） 312.24カラット

THE SPRITE OF DE GRISOGONO（スプリットオブドゥグリソゴノ）はアフリカ中西部で発見されカットされたブラックダイヤモンドの中では世界最大のブラックダイヤモンドです。そしてダイヤモンドの中でも5番目に大きなダイヤモンドと言われています。
このドゥグリゴソノという名前はスイスの高級時計でありジュエラーブランドであるドゥグリゴソノがカッティングしているためにこちらの名称がつけられました。世界最大級のブラックダイヤモンドでありながら、詳しい詳細は不明となっている謎に満ちたダイヤモンドと言われていています。
このドゥグリソゴノは日本での知名度は高くないもののダイヤモンドジュエラーとして2016年には世界で最も高価なダイヤモンドの原石の獲得を発表しており、そちらの原石がなんと813カラットということで世界中から話題となっております。こちらの原石は海外のオークションで6300万ドル、日本円にして約69億円という買取金額で落札されています。こちらのカッティングは2017年の中頃に終了すると言われており、世界最高のカッティングダイヤモンドが披露される日もそう遠くはありません。それらがいくつに分割されるのか、そのうちの最大の大きさはどれぐらいなのか、それらのダイヤモンドの買取金額、販売金額がどれぐらいになるのか世界中の宝石商が注目しています。また日本ではムラキが正規代理店を務めています。
1996年にTHE SPRITE OF DE GRISOGONO（スプリットオブドゥグリソゴノ）を落札した当時では今となっては普通ですが、ブラックダイヤモンドをジュエリーに使う発想がまだない時代で、こちらのブランドは先を見る力、感性がとても素晴らしいと思います。
ブラックダイヤモンドの採用の他にも2000年にはアイシーダイヤモンドを発表。本来、半透明のダイヤモンドは品質において標準のダイヤモンドの基準を満たさないもので不良品という扱いになっていました。その不良品とまで言われていたダイヤモンドに再評価に挑戦し、2005年にはブラウニーブラウンゴールドというダイヤモンドを誕生させ、かなりの評価を得るようになっております。
このブランドであるドゥグリソコノは1993年に誕生したまだまだ新鋭のブランドですが、時計にも力を入れており、アレグラという神秘的なデザインの時計も有名です。
　話はTHE SPRITE OF DE GRISOGONO(スプリットオブドゥグリソゴノ）に戻りまして、こちらは312.24カラットという巨大なブラックダイヤモンドをセッティングし、702個のパヴェダイヤモンドをセッティングした指輪となっております。ブラックダイヤモンドは不良品という一般的な常識を覆すような神秘的で美しい輝きをしております。一生に一回でも見てみたいドゥグリソゴノの名作ジュエリーとなっています。
　
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