ロマンティックで多くの人々を魅了する宝石。そのトップに君臨するといっても過言ではないダイヤモンド。
一言で言ってしまえば炭素となりますが、その宝石の魅力は一言では語れない程に美しく世の女性を虜にしています。宝石買取の中でもダイヤモンド買取は特に多く、多くの方にお持ち頂いております。
そんなダイヤモンドの歴史は非常に古く、以前より価値のあるものとして扱われていました。地球の深部で生成される原石は長い年月を経て地上近くまで押し上げられ、発掘、原石を取り出したのちにカットされ磨かれてようやく陽の目を浴びます。
昔はインドがダイヤモンドの主な産出地となっていましたが、次第に他の場所でもより大きな鉱山が発見され、その場所はブラジル、そして南アフリカへと移って行きました。
世界ではこれまでに数多くのダイヤモンドが発見されています。大きい物から小さいもの、カラーダイヤモンドなどそれぞれ特徴を持った者が数多く存在します。中には買取の値段をつけられないようなド級のダイヤモンドも存在します。
その中でも特に有名なダイヤモンド「star of south Africa(南アフリカの星)」をご紹介致します。
1867年、当時はまだ南アフリカは現在のようにダイヤモンドの産地としては認識されておらずこの地にダイヤモンドはないとされていました。しかし、農夫の息子が南アフリカとレソト王国の国境近くに存在するドラケンスバーグ山脈を水源としたオレンジ川にて南アフリカで初めてのダイヤモンドが発見されました。
その重さは21.5カラットととても大きさのあるもので、ダイヤモンドとは知らずに知人のニカルクに譲り渡します。これはのちに南アフリカの鉱物学者によってダイヤモンドと認定されユーレカをいう名前が付けられました。ユーレカは今、南アフリカのキンバリー博物館に展示されているそうです。
そしてそれから3年後、今度もオレンジ川でグリカの羊使いがダイヤモンドを発見しました。そのダイヤモンドもニカルクの元に渡り、以前の経験からそれがダイヤモンドの可能性が高いと思い、自分が持っている家畜など財産のすべてとそのダイヤモンドを交換しました。ニカルクはこれを売却し一躍大金持ちになりました。
発見当時は83.5カラットとかなり重い物ではありましたが、ペアシェイプカットが施され「Star of south Africa(南アフリカの星)」と名付けられました。
それをきっかけに南アフリカはダイヤモンド新しい産出地として注目を浴びる様になりました。誰もが一攫千金を夢見てその地に多くの人が訪れたそうです。そのきっかけとなったダイヤモンドはまさに南アフリカの星の名にふさわしい魅惑の宝石だったのではないでしょうか。
まさに奇跡が重なり誕生したダイヤモンドのさらに奇跡のような美しさ、大きさをもつこのStar of south Africa(南アフリカの星)、ダイヤモンドの買取を生業にしている私たちも一度手に取って眺めてみたいものです。私たちマルカ(MARUKA)の査定士は入社すると真っ先に宝石の勉強に取り組み、鑑定書、鑑別書がなくてもダイヤモンドのカラー・クラリティ・カットを判別する鑑定の勉強に取り組みます。このダイヤモンドの鑑定の勉強は買取に重要な要素でどのような色のダイヤモンドが現在相場でどれぐらいの値段か、という一覧表は買取業をしていたら手に入れることは可能ですが、目の前にあるダイヤモンドがその一覧表のどのグレードに位置するかは自分自身で見極めないといけません。
マルカ(MARUKA)は京都で昭和28年から70年以上続く老舗質屋です。古くから宝石類の鑑定・査定・買取は質屋の重要な業務でした。そこで培われた実績、ノウハウは蓄積され私たちに引き継がれています。京都の西院・西七条、四条河原町、四条烏丸、そして山科と5か所、東京では銀座本店は有楽町と新橋の中間、また東京メトロ日比谷線の銀座駅真上ですので上の方面からもアクセス抜群です。二子玉川駅そばの玉川髙島屋S・Cの本館6階にある玉川髙島屋S・C店も多数のご来店をいただいております。全国7か所と出張買取、宅配買取で全国の皆様にご愛顧いただいております。
あなたのダイヤモンド、1円でも高く売るならマルカ(MARUKA)です。