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Shah Diamond(シャー・ダイヤモンド) 88.7ct

Shah Diamond(シャー・ダイヤモンド) 88.7ct

角棒の形状をした88.7ct(カラット)のダイヤモンド、Shah Diamond(シャー・ダイヤモンド)は極めて透明度が高いイエローのカラーダイヤモンドで15世紀(1450年)のインド、かつて王国が栄えていたゴールコンダ(羊飼いの丘の意)にて発見されたと言われています。通常の無色透明でもこの大きさは希少性があるにも関わらず、今回はイエローのカラーダイヤモンドなのですからその希少性は計り知れませんね。
Shah Diamond(シャー・ダイヤモンド)は一部分が研磨されており、更に三つのファセット(切子面)には歴代の所有者の言葉が彫刻文字で刻まれています。1つはシャー・ニザム、そして1つはシャー・ジェハン、そして最後にナディル・シャーによる彫刻文字です。ダイヤモンドの名前にもなっている「Shah(シャー)」とはイランの国王に与えられる称号がダイモンドに付けられた名前の由来になっていたんですね。
1655年、フランスの宝石商であり旅行家でもあったタベルニエはインドのデリーを旅していた最中に北インドにあるムガル帝国の6代目君主のアウラングゼーブ帝の王座に飾られていたこのShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)を確認していたと言われています。その後、ペルシャの侵攻によってShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)はペルシャ国王の手へと渡りました。
Shah Diamond(シャー・ダイヤモンド)以外に世界的に有名なダイヤモンドとして数えられているダイヤモンド達はいずれも桁違いの財力によって買取り買取られの方法で入手・所有されている事が殆どですがこのShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)はそうではなかったようですね。1829年、ペルシア(現在のイラン)人によって引き起こされたロシア大使の殺害事件の際にロシア政府が遺憾の意を表明すると当時のペルシア政府は事件の事情を説明しロシア政府に対しての謝罪を込めてこのShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)を当時のロシア皇帝であるニコライ一世へと贈ったのです。
その後、第一次世界大戦の最中には安全を確保する為、一時はモスクワへと移送され1922年のロシア革命後に箱に厳重に保管されていたShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)が発見されました。ダイヤモンドでありながら波乱万丈な歴史を作ってきたShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)は何者かによって買取られたり売却されたりと言う事は一切ありませんでした。
現在ではKlemlin Diamond Fund(クレムリンダイヤモンドファンド)と呼ばれるロシアが所有するダイヤモンド・コレクションの1つとしてクレムリン・ミュージアムで保管され展示されています。MARUKA(マルカ)で行うダイヤモンド買取りではお客様の思い入れやそのダイヤモンドに纏わるストーリーも重要視しています。是非、お客様のお持ちになるダイヤモンドについてのお話や思い出もお気軽にお話下さい。我々が生まれるよりもずっと前、中世の頃から存在し現存するShah Diamond(シャー・ダイヤモンド)にはその歴史以上に魅了される神秘的な何かを感じる事が出来そうですね。
こうした世界的に有名なダイヤモンドにはいろんな伝説、物語がありますが皆さんが身に着けているアクセサリーの宝石類にもそれぞれストーリーがあると思います。お母さま、おばあさまから譲り受けたものなのか、彼氏や旦那さんのプレゼントなのかご自身が一生懸命働いてご褒美として購入されたものなのか、MARUKAにお越しの際には是非そんなお話もお聞かせください。
創業して70年以上になるMARUKAでは各地に支店を出す際にお客様とのコミュニケーションが図りやすいよう店舗内装に留意しております。アジアンリゾートの高級ホテルのラウンジをイメージした四条店や有楽町からも新橋からもちょうどいい距離の銀座のランドマークであるマツモトキヨシ銀座5THビルの中に「京都 祇園」を出現させた銀座本店など、どの店舗も単に「買取をする場所」ではなくあくまでもお客様をおもてなしする場所としてイメージしておりますので是非ご来店いただき自慢の店舗でゆっくりとお寛ぎください。
お客様の大切になさってた、また身に着けていて愛着のあるアクセサリー・宝石・ジュエリーを想い出ごと高価買取できるのはMARUKAだけです。

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