54.04ctもの大きさがありイギリスのヴィクトリア女王をも魅了したといわれるPorter Rhodes Diamond(ポーターローズダイヤモンド)はそのほかにも多数の有名ダイヤモンドが採掘された南アフリカのキンバリー鉱山で発見されました。
キンバリー鉱山は今では鉱山博物館として残されその時に掘られた巨大な穴(ビッグホール)とともに観光名所になっています。現在でも南アフリカで最初に採掘された「ユーレカ」というダイヤモンドと世界最大級のダイヤモンド原石「616」が展示されています。見どころであるビッグホールは直径500m、深さ400メートルの巨大な穴がダイヤモンドを探すためにすべて人力で掘られ、そしてその「ビッグホール」の始まりは一人の子供が見つけた石がダイヤモンドだったことがきっかけだったという話も凄い話だと思います。
さてPorter Rhodes Diamond(ポーターローズダイヤモンド)ですが先に述べた通りイギリスのヴィクトリア女王は1881年にオズボーン・ハウスというイギリスのワイト島にあるイギリス王室の離宮で初めてPorter Rhodes Diamond(ポーターローズダイヤモンド)をみてその美しさに驚きそして魅了されたといわれています。ただ当時はまだ73カラットもあるオールドマインカット(現在のブリリアントカットの基になる58面カット、ただしまだ正方形に近い上部からは四角に見えるカット方法、この後円に近い形のオールドヨーロッパカットを経てラウンドブリリアントカットへと繋がります)であったがその後ロンドンの宝石商「ジャーウッドワード(Jerwood& Ward)」の手でリカットされて56.6カラットとなりさらにはインドの大富豪(マハラジャ)ウエスト・ミンスター公爵などの手を経て1987年にイギリス人宝石商のローレンス・グラフ(Laurence Graff)によって現在の姿にカットされました。
淡いまさにローズピンクの透明度の高い美しいダイヤモンド、当時世界中を植民地、半植民地化してこの世の栄華を極めていたイギリス帝国の女王をもってしてもその美しさで魅了したというダイヤモンド、私たちも仕事で多数のダイヤモンドを買取させていただきまた勉強のためにそれらを覗き込んでいたら小さな1カラットにも満たないダイヤモンドでも吸い込まれるような魔力を感じる時があるのに、この大きなしかもダイヤモンドとしては奇跡に近いピンクカラーのダイヤモンドの実物を見たらどうなるのか、宝石買取を仕事にするものとして手に取って見てみたい一石です。
私達MARUKAはダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルドなどの宝石買取に絶対の自信があります。昭和28年から続く老舗質屋として長年お客様の大切な宝石類を鑑定しお預かりしてきた実績は自然と知識と経験の集約と蓄積となり引き継がれています。MARUKAに入社すると一も二にもまずダイヤモンドのルース(裸石)のカラー、グレード、カットの鑑定の勉強が始まり、それは査定士を辞めるまで続きます。これも豊富な買取量を誇る我々だからこそ実物を手にその勉強ができるのであり、その量はダイヤモンド鑑定士育成の学校より多いと言われています。
そうして確かな目を育てた査定士だからこそしっかりとした鑑定ができ買取をさせていただき、それによりダイヤモンドが集まってまた査定士たちが勉強しレベルアップするという好循環になっています。
京都で5店舗、東京の銀座と二子玉川。これらを拠点にご自宅までお伺いする出張買取、逆に遠方や地方でも宅配便でお荷物を送っていただくだけの宅配買取で皆様の大切な宝石・ダイヤモンド買取をさせていただきます。
Porter Rhodes Diamond(ポーターローズダイヤモンド)54.04ct
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