Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)は112.53ctの巨大なファンシーインテンスイエローダイヤモンドで、このダイヤモンドの最も有名な所有者であるMouna Ayoub(マウナ・アヨブ)からその名がつけられました。有名なダイヤモンドの1つではあるものの、このダイヤモンドの発見の詳細には不明な点が多く、採掘された鉱山や発見された日、発見者、カッティングに関わった人間の全てが判明していないままとなっています。おそらく1980年代に南アフリカで採れたものであるはず、と考えられていますが、それにも確証がないのは言わずもがなです。
この「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」の名前の由来ともなっているMouna Ayoub(マウナ・アヨブ)はレバノンの出身ですが、サウジアラビアの富豪に見初められ22歳の時に結婚をします。旦那は彼女に何不自由ない生活をさせてあげようと尽くしており、5人の子宝にも恵まれました。ですが、その結婚生活は17年で終わりを迎えます。その際の離婚決済の一部がこの「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」だったというわけです。彼女は離婚後にフランスに渡ると不動産事業を立ち上げ大成功を収めます。離婚決済で受け取っているのは「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」以外にもあることでしょうし、その上自身のビジネスも成功しているとなると、離婚もあながち悪いものでもない気がしてきてしまいます。
「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」はマウナたちの離婚の前年である1995年にGIAからクラリティに関してVS1の評価を得ており、これはGIAが正式に評価をした中では過去最大のファンシーインテンスイエローダイヤモンドでした。
そしてこのダイヤモンドが世界的に有名になるのが1998年のことです。その年の11月16日にジュネーブで開催されたクリスティーズオークションに「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」が出品されるのです。出品された「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」は世界五大ジュエラーの1つでもあるブルガリ(BVLGARI)のペンダントにセットされており、このペンダントは中東のコレクターに325万8千ドルで落札・買取されました。これまでのクリスティーズオークションでのファンシーイエローダイヤモンドの最高落札額は1996年に記録された300万ドルでしたので、これを大きく上回る金額で買取された、ということになります。ちなみにこの時マウナは「Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)」を含めて合計161点ものジュエリーを出品しており、800万ドル以上を手にしたと言われています。しかも出品理由が「ヨットの修理資金調達の為」というから驚きです。まさに貴族の感覚とはこのことでしょう。
これだけの高額になるのにはもちろん品物の質が関係してきますが、そもそもイエローダイヤモンドはカラーが濃いものであれば高額で取引されやすいものです。創業から60年以上の歴史を誇るマルカ(MARUKA)でも、これまでに100ctを超えるイエローダイヤモンドの買取実績はさすがにありません。ですが無色透明のダイヤモンドだけでなくイエローダイヤモンド、ピンクダイヤモンドといったカラーの入ったダイヤモンドの査定・買取にも精通している査定士が揃っておりますので、ダイヤモンドの買取はぜひともマルカ(MARUKA)にお任せくださいませ。
MARUKAでは京都で昭和28年発祥の地である西大路七条に2店舗、四条烏丸を超え大丸百貨店を超えて四条店、そのさらに先の河原町には京都髙島屋S.C.[T8]店、地下鉄椥辻駅下車、徒歩約2分の区役所裏には山科店と5店舗があり、東京の銀座本店は有楽町からも新橋からもアクセス良好で非常にわかりやすい立地です。
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Mouna Diamond(マウナダイヤモンド)112.53ct
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