これまでに世界で発見されているDiamond(ダイヤモンド)は沢山ありますが、その中で有名なKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)というDiamond(ダイヤモンド)をご紹介します。
Koh-i-Noor(コ・イ・ヌール)が発見された時期は明確には分からず謎のままとなっていますが記録によるとインドで1300年頃に発見されたDiamond(ダイヤモンド)となっています。発見当時はなんと600キャラット物大きさがあったとも言われており、当時では世界最大のDiamond(ダイヤモンド)と言われていました。そしてその巨大なDiamond(ダイヤモンド)はペルシャ語で「光の山」を意味するKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)と名付けられます。このKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)には数々の逸話や伝説がある事でも有名です。
初期の所有者や発見者などははっきりとわかっていませんが、ハーブル・ナーバという書によるとKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)の採掘地はカーカティーヤ朝グントゥール地方とされており、1300年頃はマールワーのラージャーという人物が所有します。そしてその後はムガル帝国のジャハーンの手に、次いでアフシャール朝のシャー、そしてドゥラーニ朝のアフマド・シャー、最後はパンジャーブのマハラジャへと次々に所有者を変えていきます。そして1849年、パンジャーブがインドの支配下となり女王であるヴィクトリアの手に譲られます。
そしてKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)は1851年に行われたロンドンの博覧会に出展されます。しかしその当時のカッティングでは十分に輝きを発揮できずただの大きいダイヤモンドとされ、見物にきた客を満足させる事はできませんでした。その為1852年にアルバート公が呼び出したアムステルダムの職人に再度カッティングを依頼します。Koh-i-Noor(コ・イ・ヌール)は綺麗なラウンドブリリアントカットに生まれ変われますが、その結果当時186キャラットあったKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)は108.93キャラットとなり発見当時に比べるとかなり小さくなってしまいました。
最終的にイギリス女王の王冠にこのKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)は施されており現在ではイギリスのロンドン塔に展示されています。
世界最古のDiamond(ダイヤモンド)として世界的に有名なKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)には数々の伝説があり謎めいた宝石として認知されています。そのハッキリとしない歴史とミステリアスな部分がKoh-i-Noor(コ・イ・ヌール)最大の特徴かもしれませんね。
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