Hortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)は20カラットのオレンジピンクダイヤモンドとなっています。ルイ14世はこの淡いオレンジピンクのダイヤモンドであるHortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)をフランスの王冠にセッティングしました。1691年にこの王冠は作られ、フランスのクラウンジュエルズの目録にリストされている19の宝石の内の3番目のダイヤモンドとなっています。
Hortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)は五角形にカットされておりホーテンシアという名前は皇帝ナポレオン・ボナパルトの義理の娘であるオランダ女王の名前から由来しています。このホーテンスはジョゼフィーヌの娘でジョゼフィーヌはナポレオン・ボナパルトと再婚したために、このホーテンスとナポレオンは義理の親子の関係となりました。
1792年にはDepeyronという男に一度盗まれますが翌年には男の供述を元にしてとある家の屋根裏部屋から「Regent Diamond」などと一緒に無事回収されました。1887年にはフランスの王冠に用いられる宝石類の大部分が売り払われましたが、このHortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)は歴史的価値に鑑みて国内に保存され、今もルーブル美術館に展示されています。
イギリスの宝石家であるマイケル・ヒンはこちらのダイヤモンドについてこのように解説しています。「Hortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)は僅かなオレンジの色調を持つ非常に素晴らしいピンクの色です。パビリオンには大きな傷や亀裂がある」と述べています。
このHortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)は二度盗まれたことでも有名です。フランス革命の最中の1830年には海兵隊から盗まれています。そういったフランス革命やナポレオンなどの物語を見続けているダイヤモンドなのでしょうね。
このHortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド)は20.53カラットの重さでピンクのダイヤモンドとなっています。ガードル(外側の端)からキューレットまで伸びる羽根に傷が入っています。
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Hortensia Diamond(ホーテンシア ダイヤモンド) 20.0ct
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