Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)は、欧州ドイツ、ザクセンの首都ドレスデンからその名前が由来しています。緑色をしていることから『緑のダイヤモンド』とも呼ばれています。人工着色でなく、もとからこのような綺麗な緑色をしています。
現在のインド共和国アーンドラ・プラデーシュ州にあったコラール鉱山が産出地として有力視されていますが、ブラジル産の可能性あり、未だにその産出地は不明となっています。Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)の緑色は、ダイヤモンドの照射が色の変化を生み出す可能性があることから、放射性物質への自然暴露によるものとされています。
自然対実験で製造されたダイヤモンドと比較するためにも使用されています。Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)は、結晶中に窒素をほとんど含まず、珍しいタイプのIIa型とされています。つまり、窒素が占める割合が全ダイヤモンド産出量の約0.1%ということです。また、ダイヤモンド内部にも一切の傷がなく、無傷で大変希少なダイヤモンドとして重宝されています。ダイヤモンドの色を改善する方法ですが、摂氏600度以上の温度で加熱してしまうと、宝石の色が茶色や淡黄色に変色してしまう恐れがあるため、注意が必要です。他の有名なダイヤモンドとは異なり、Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)は、所有者と所蔵場所も変わっておらず、その点でも大変珍しいダイヤモンドとなっています。
1742年にポーランド国王がライプツィヒにてオランダ商人から買い上げたという記述が存在します。1768年には他の2つの大粒のダイヤモンドと共に帽子の飾りとして用いられました。以降、モスクワに留置され、展示場所も大きく変わることなく今日に至っています。2000年にはアメリカの宝石商、Harry Winston(ハリーウィンストン)社が展示会を企画し、Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)は、大西洋を渡ってニューヨーク、ワシントンにて展示されました。ワシントンでの展示会では、世界最大の青いダイヤモンド、Hope Diamond(ホープダイヤモンド)と隣り合わせで陳列されました。この2つのダイヤモンドは、同じカラーダイヤモンドであり、産地も同じであることから、兄弟姉妹的な関係にあるという伝説も囁かれています。
ダイヤモンドの買取評価としては、『カラット』『カラー』『クラリティー』『カット』の4項目で評価しますが、Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)のような特別なダイヤモンドとなると、通常の買取評価基準では判断できない代物となります。買取基準どうこうではなく、一度でもいいのでDresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド)を見てみたいですね。
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Dresden green diamond(ドレスデングリーンダイヤモンド) 41.0ct
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