Black Orlov(ブラックオルロフ)は、1951年のアメリカ自然史博物館、1964年のテキサス州立博覧会、1967年のヨハネスブルグのダイヤモンドパビリオンでのファインジュエリー&ギフトのワンダフルワールド等で広く展示されていました。Black Orlov(ブラックオルロフ)は、19世紀のブラフマ像の目として使用された195カラットの石の一部であったことから、『ブラフマダイヤモンドの目』としても知られているダイヤモンドです。当初、195カラットのダイヤモンドは、19世紀初めにインドで発見されました。
伝説によると、Black Orlov(ブラックオルロフ)は、ナジア・ヴィージン・オルロフという王妃が所有しておりロシア革命時の亡命資金として売り払われたとか言われますが何一つはっきりとしない来歴が謎の67.5カラットのクッションカット、ブラックダイヤモンドになります。
このダイヤモンドはCharles F.Wilson(ウィルソン)により、195カラットから約半分の大きさにカットされました。1932年、Black Orlov(ブラックオルロフ)はJWパリによりアメリカに持ち込まれました。現在、Black Orlov(ブラックオルロフ)はトータル124カラットのダイヤモンドネックレスに取り付けられています。Black Orlov(ブラックオルロフ)には、『呪われたダイヤモンド』とも言われています。僧侶が『ブラフマの目』からBlack Orlov(ブラックオルロフ)を盗んだ後、宝石が呪われているという噂が流れました。人々は神がダイヤモンドに触れた全ての人を呪うという噂を信じていました。僧侶がダイヤモンドを盗んだために修道士が殺されたと言われています。ですがこのての「神像から盗まれ、呪いがかかった」ダイヤモンドの話はそれこそ「ほぼすべての大型のインド産ダイヤモンド」に存在する伝説です。
JW ParisがBlack Orlov(ブラックオルロフ)を所有した時に、彼のビジネスは失敗の連続でした。Black Orlov(ブラックオルロフ)を売却してから約1年後、彼はマンハッタンの高層ビルから飛び降り、命を落としました。
Black Orlov(ブラックオルロフ)は謎が多いダイヤモンドであり、未だに解決されていない事件にも深く関わっているとされています。なによりこのダイヤモンドにはクッションカットが施されているのですが、このダイヤモンドが登場したといわれる1世紀以上前にはまだこの技法は存在していませんでした。また先に登場したナジア・ヴィージン・オルロフという王妃も実在はしていません。根本的に「インドでブラックダイヤモンドを産出したという記録がない」とまるでミステリーですね。
通常の私たちのダイヤモンド買取ではブラックダイヤモンドにはあまり価値は見出しません。一時の流行はありましたがやはりダイヤモンドは無色透明が基本、さらにはブルーやピンクなどの珍しい発色のダイヤモンドは重宝されますがブラックダイヤモンドは価値が高いとは言えません。それでもこのBlack Orlov(ブラックオルロフ)ぐらいの大きさで美しさとなると逆に通常の相場価格というのは通用せず、まさに一つの美術品・工芸品としてオークションでその時その時に価値が決定します。
MARUKAは京都で昭和28年から続く老舗の質屋です。現在では京都の発祥の地にMARUKA WATCHと道路を挟んで向かいに七条店があり、西院から西大路を伝い七条通、西京極や南区の人もご利用いただき、西院から四条通に沿って、堀川通を超え四条烏丸、大丸と来て堺町通と柳馬場の間に四条店と四条河原町に京都髙島屋S.C.[T8]店。地下鉄椥辻駅下車、徒歩約2分の駅チカな山科店があります。東京にまいりますと銀座本店はちょうど有楽町と新橋の間ぐらい、銀座5丁目の服部時計のそばのマツモトキヨシビルの6階です。二子玉川駅そばの玉川髙島屋S・Cの本館6階には玉川髙島屋S・C店もあります。
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Black Orlov(ブラックオルロフ・ダイヤモンド) 67.5ct
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