ショーメについて
ショーメの歴史は古く、1780年にジュエリー職人のエティエンヌ・ニト氏がサントノーレ通りという通りで小さな宝石のお店を始めたのが最初です。
かのナポレオンがまだ青年の頃、ナポレオンの馬が暴れた時に助けた事から「お礼をさせて頂きます」と約束をされ、後に本当に皇帝になったナポレオンはお礼に訪れ、その載冠式に使用する宝冠をニト氏の工房に依頼されました。
そういったご縁から1830年に王室から皇帝御用達の称号も与えられ、ニトの工房は世界に広く知れ渡っていきました。
そのニト氏が制作した総カラット数140カラットのリージェントダイヤとカメオを細工した宝冠と剣は、かなり有名です。
そういった話題からも王族の間でたちまち知れ渡り、ローマ法王ピウス7世のための宝冠や、自身がマリー・ルイーズ皇女との結婚式のときのウェディングジュエリーの創作なども行い、たちまち王族貴族に人気の宝石商となりました。
ショーメへと名称が変わったのは1885年で後継者のジョセフ・ショーメ氏の「ショーメ」を取ったのが由来とされています。
1907年に今までは小さな宝石店だったショーメもヴァンドーム広場の12番地に移転しました。
今となってはヴァンドーム広場の12番地などといえば高級宝飾店の集まるいわば世界の宝飾広場ですが、そのヴァンドーム広場に何も無い頃、一番最初に宝飾店を構えたのがショーメであります。
そこからも数多くの宝飾品を販売し、1999年にはルイヴィトンなど数多くの高級ブランドを買収したLVMHグループに仲間入りされ、その後も国際社会に絶対的な品質と自信にあふれた戦略で日本の市場も席巻して現在に至ります。
LVMHグループとはよく皆様も目にされるかと思いますが、このグループの傘下に入っているブランドは数多とございます。
宝飾品ブランドで挙げていきますと、こちらのショーメやフレッド、デビアスやブルガリ、時計も併せるとウブロやタグホイヤー、ゼニスやクリスチャン ディオールウォッチなどがございます。
ショーメの中でも有名なモデルは沢山ございます。
女性向けで「クラスワン」や「ミスダンディ」、「リアン」や「ナイトスピリット」などで、特に人気のあるのは「リアン」シリーズです。
このシリーズは時計、リングやブレスレットなど沢山の展開がございます。
基本、由緒あるブランドですので宝冠(ティアラ)などの一般的には日常とは関係ないとも思える製品しかないと思われている方もいらっしゃるかも知れませんが、馴染み深い商品も多々ございますので、是非参考程度にご覧になられてはいかがでしょうか?
男性ものでも、「ダンディ」シリーズなどは人気が強くございます。
時計の展開も豊富にされていますが、忘れてはいけないのがショーメはヴァンドーム広場の12番地に出店されています。
ですのでショーメ自身も時計製作の際、12時位置には大変なこだわりを持って臨んでいます。
「CHAUMET」のロゴを必ず12時位置にしてあります。
また、時計に限らず男性は腕元にこだわりを持つ方が非常に多い事もあり、
ダンディシリーズは時計だけではなく カフスボタンとのセットになっています。
時計とカフスボタンがセットになっているというのは非常に見る人が見れば、感心に値する事でもあります。
オシャレは足元からですが腕元なども勿論大切になってきます。
さて、そんなダンディシリーズですがレディースモデルの後、メンズモデルコレクションを発表される時、日本は東京の銀座本店や渋谷店汐留のシティーセンタービル(CITY CENTER building)の41階、42階のレストラン「フィッシュバンク トーキョー」でかなり盛大なパーティが開かれ、ファッションジャーナリストや有名人、文化人や雑誌編集部、モデル等々そうそうたる顔ぶれが揃い500人を超えるVIPの集まりに日本国内が注目した事は言うまでもありません。
ダンディそのものは当時まだ30代の若いデザイナーを採用した事により、本来のショーメのクラシカルさと当時の現代人の感性を融合させた画期的なモデルでした。
今すでに発表されているのは、時計やカフスボタン、リングやマフラーなどですが、これからもさらにさまざまな展開が待っている事でしょう。
今も昔も人気の絶えないブランド ショーメの買取りもMARUKA(マルカ)では日々限界に挑戦中です。
京都を拠点とし、今現在京都に実店舗が4店舗、東は東京銀座本店、渋谷店(2021年9月閉店)、新宿マルイアネックス店(2022年3月閉店)に玉川髙島屋S・C店、横浜元町ドンキホーテ店と大都市東京にもMARUKA(マルカ)は進出していっております。
銀座本店は夜の「祇園」を彷彿とさせる店内です。
渋谷店も銀座本店に負けず劣らずの「嵐山」を彷彿とさせる店内内装で京都にて創業63年の弊社の歴史から見ると、まだまだ間もないですが、すでに多くの方にご来店頂き、初めは戸惑いを覚えた方もいらっしゃる中、メディアにも数々取り上げられるほど口コミを呼ぶクオリティーと内装のクオリティーに負けない接客のクオリティーなども相まって、今では歴史ある京都に匹敵する店舗へと成長させて頂いております。
MARUKA(マルカ)は面白いほどに全ての店舗にカラーがございます。
京都の中だけで見ても、店舗のカラーは様々です。
「全てが同じではつまらない」MARUKA(マルカ)はお客様に最高のおもてなしと、本質でもある商品の査定、それに伴う知識、全てにおいてパーフェクトであるべく日々勉学や研究に努めております。
皆様の思い入れのあるお品物もお値段だけではなく 気持ちも共におもてなし出来る買取店、今までの買取店にはないコンセプトで日々お越し頂く方にご対応させて頂いております。
こういったマルカイムズを是非皆様にもご体感して頂きショーメ買取をお任せして頂きたく存じます。何かのご縁があれば是非お近くのMARUKA(マルカ)を是非ご利用下さいませ。
(MARUKA/業務統括部長 三木聡)