パール製品
アクセサリーに分類されるのはリング、ネックレス、ブレスレット、イアリング(ピアス)、ブローチ、コサージュ、バレッタ、バッチ、バックル、帯留め、タイピンなどがありますが婦人用と紳士用では全くデザインが異なります。ユニセックスとしてお使い頂けるデザインもありますが宝石類などがセッティングされているほとんどの場合は婦人用が多いようです。各ブランドでは独自のデザイン性を活かしてさまざまな素材、宝石が使い分けられておりますがハイクラスのジュエリーになりますと価格もかなり高額になります。
シャネルが得意とするデザインはココマーク、マトラッセ、カメリアが有名ですがアクセサリーとなれば洋服やバッグと違う楽しみ方があるようです。シャネルの中でも定番ともいえるパールを使ったデザインは他のブランドにはない創業者の思い入れがあるようです。
ココシャネルは数多くのアーティストやセレブとお付き合いをしていたそうで、ウェストミンスター公、ディミトリー大公から高級な宝飾品などをプレゼントされていたようです。その中には本物のパール(真珠)ネックレスもありましたが彼女のスタイルとしてフェイク(イミテーション)パールネックレスと重ね合わせて独自のスタイルを築き上げました。もともと孤児だったこともあり本物のパールを持っていなかったコンプレックス説もあるそうですが裕福の象徴としてではなくあくまでもスタイルの自由として考えていたようです。シャネルでは「真の意味でのファッションのために」という言葉がありますが極端に例えるならファッションに対して基準を踏み外さない限りどんな手段でも許され発展していく考えがあるようです。デザイン、使い方を間違わなければフェイク(イミテーション)パールでも問題はないという発想はココシャネルにしかできない絶対的なセンスによって確立しています。
シャネルのアクセサリーではパールとダイアモンドは究極のシンプルとしてココシャネルが一目置いていたそうです。それは女性の顔色を輝かせる効果がある宝石として多くのジュエラーも認識しています。モデルの中には金メッキもしくはイエローゴールドを使用したパールのアクセサリーが多数ラインナップされておりますがシャネルの製品であるかぎり製造から数十年経過したアイテムでも価値はしっかり残ります。近年のヴィンテージブームもありバブル期に発売されていたパール製品も再注目されております。
シャネルを代表するデザインの一つとしてパール製品は社会現象になった「シャネラー」の必需品ともいえるのではないでしょうか。新しいモデルも当然ですが、キズやメッキの剥がれている昔に製造されたお品物でもマルカが目一杯の金額でお買取りさせて頂きます。東京、京都で営業しておりますが便利な宅配買取り、ご自宅までお伺いさせて頂く出張買取りもご利用頂けます。創業70の質屋が営む買取専門店を是非ご利用下さいませ。