1857年ギリシャ、エピルスにブルガリの創始者ソティリオ・ブルガリが誕生する。
ブルガリ(BVLGARI)家は、代々ギリシャの銀細工師の家系でありその血を色濃く受け継いだソティリオは幼少時代から才能を発揮していたと言われる。
1884年にローマに移住したソリティアは、システィーナ通りに最初の店をオープンし、それまでファッション、宝飾品といえばフランス風が主流であった時代に古代ローマとギリシャの文化を融合させたブルガリジュエリーが誕生した。現在でも人気の「B-ZERO」シリーズなどにその特徴がよく現れている。
1977年 「ブルガリ・ブルガリ(BVLGARIBVLGARI)」の腕時計を発売開始、現在でもブルガリウォッチの代表となるそのデザインは発表当初から高い評価を受け、現在に至る。
ベゼルにぐるりと刻まれた「BVLGARIBVLGARI」の刻印。これは発表当時世界中にセンセーショナルな衝撃を与え一気にブルガリの時計の名を世の中に認知させました。単純にブランド名を連呼した、と今なら言えるかも知れませんがそれを初めて取り入れ大胆にもベゼルに正面から刻み込んだデザインセンスに世界は驚きを隠しませんでした。ダイアルはシンプルな作りながらベゼルの迫力とあえて二つ残した縦長の12と6が非常にスマートな印象を与え、全体をハイセンスにまとめています。
そしてこのベゼルデザインはその後のディアゴノ(DIAGONO)シリーズにも展開され誰が見てもすぐにブルガリの時計とわかるインパクトを与え続けブルガリ時計買取のなかでも人気の商品となっています。
1990年発表のディアゴノ(DIAGONO)シリーズはこのクラシックからラバー、スクーバ、プロフェッショナルGMT、アルミニウムそしてチタン、スポーツと展開し広くブルガリウォッチの名を世に知らしめた。
なかでも日本では「アルミニウム」が爆発的人気となり時計業界で単なる素材名であるはずの「アルミニウム」というとすなわちブルガリのディアゴノ アルミニウムを指す言葉となり、メインカテゴリーの「ディアゴノ」の名はしらなくても「アルミニウム」の名前はしっている、というほど有名になったモデルである。
1998年に登場したアルミニウム。今まで時計業界ではあまり使用されなかったアルミを使ったケースに特殊ラバーのベゼルとベルトがスポーティでカジュアルな印象を与えますが何よりも世間を驚かせたのは高級ジュエリーブランドがこのような素材を採用したことで、宝飾ブランドウォッチメーカーの時計は豪華絢爛の高級素材を使い、宝石をあしらった・・・という既成概念の打破に成功したことは、常に新しいことに挑戦しつづけてきたブルガリの真骨頂ともいえるモデルです。ブルガリ時計買取は大きく通常の「時計」としての商品とこのような宝飾時計としての両面をもっているのが特徴です。