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金城 次郎(きんじょう じろう)

金城 次郎(きんじょう じろう)

金城次郎は沖縄第一の民藝陶芸家です。
日常品として焼かれていた壷屋焼を沖縄らしい世界観で独特な作品に仕上げた人物で知られています。また国の重要無形文化財「琉球陶器」保持者として沖縄県で初の人間国宝となった人物でもあります。
金城次郎の作品は自由奔放で南国ならでは暖かさや素朴さ出ており、その数々の作品の技術力は見る者に感動をあたえてくれます。ろくろを回す時に行う線彫りや指掻きや刷毛目などの基礎となる工程に関しても、独自の感性を加えて全く違った、やり方でろくろを回していたと言われています。そして他の作家では真似ができない独創的な発想から用いる幾何模様や唐草模様などは素晴らしい作品であると高い評価となっております。
金城次郎は沖縄県の那覇市の出身の陶芸家です。最初の頃は、壷屋の名工で知られる新垣栄徳の指導のもと陶芸の勉強をしていたと言われています。その後、沖縄戦終結の翌年に那覇市に壷屋を築窯して、独立をして日常使いに芸術性を追求した事で知られる民芸運動家の濱田庄司達の指導のもとで壷屋焼を伝統を守りながら発展に努めていきます。
第30回国展にて新人賞を受賞することで金城次郎の人生は大きく変わることとなります。さらにはルーマニアの個展にて発表した「魚文大皿」と「抱瓶」が永久保存されることになります。この事がキッカケとなって世界的に名前が知られ人気を獲得することに成功します。
また日本国内においても数々の功績が徐々に認められていきます。そして、ついに読谷村字座喜味に登り窯を完成させることとなります。同年には沖縄県無形文化財に認定されるなど物事すべてが順調に進行している人生を送ります。他にも、勲四等瑞宝章受賞や沖縄県功労章受賞など、数多くの賞を受賞することになります。
金城次郎は長寿で92歳で亡くなりましたが、沖縄の伝統的な壷焼きに素晴らしい芸術を吹き込んだ沖縄を代表する陶芸家として永遠に語りつがれていくことでしょう。
金城次郎の作品をマルカで買取しております。マルカ(MARUKA)が取り扱うのは千家十職のような有名作家、または九谷焼や古伊万里などの有名どころの焼き物ばかりではありません。現代作家でもしっかりと評価し一円でも高く買い取ることができるのはマルカが60年以上続く質屋を母体とし、しっかりとした販路を持って美術品、骨董品を扱っているからだと自負しています。あなたの大切な焼き物や絵画、美術品・骨董品ならマルカ(MARUKA)へお任せください。

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