今泉　今右衛門（いまいずみ　いまえもん）

今泉今右衛門は江戸期から350年という歴史を持つ伝統的な色鍋島を継承する窯元の当主が代々襲名している名称です。当代は十四代となっております。
今泉今右衛門の作品の特徴は赤絵だと言われております。その卓越した技術と調合の仕方などは一子相伝の技として伝えられています。マルカ(MARUKA)では今右衛門買取を現在強化中です。
そんな今泉今右衛門家の始まりは江戸時代に鍋島藩が将軍家への献上品などの陶磁器を造っておりその中で今泉今右衛門家が藩の御用赤絵師として任命され、藩窯の色絵付を行っていたのが始まりと言われております。
その時から今泉今右衛門家の赤絵の技術の高く本朝無類の色絵として認められてました。そして技術と調合の仕方など盗まれないように一子相伝の技として受け継がれていきましたが江戸時代が終わりそれと同時に鍋島藩窯も消滅することとなります。
しかし今泉今右衛門家はその後も途絶えることなく明治以降に新たに今右衛門窯を造り色鍋島や古伊万里様式の陶磁器の制作をして新たな販路を広げていきます。やがて、その功績を認められ国の重要無形文化財（人間国宝）の認定を受けるほどのものとなりました。
十一代、十二代は色鍋島の技法を復元に成功しております。
今泉今右衛門と言えば十三代です。今までの伝統的な色鍋島の作風とは違う新しい技法で作品を生みだしました。それは吹墨と薄墨を合わせる吹重ねという技法で、それによって独特な作風を作陶して色絵磁器の人間国宝（重要無形文化財）に認定され、日本陶芸界に多きな功績を残しました。 十三代今泉今右衛門の買取をお考えなら是非マルカ(MARUKA)にお任せください。
そして十四代今泉今右衛門も江戸時代からある技法の1つの墨はじきを復元させ新しい技法で発展させることで色絵磁器の新しい表現を築いております。
そして功績が認められ、陶芸家としては最年少で十三代同様に人間国宝（重要無形文化財）に認定されました。
江戸時代より続く伝統と技術を守りながら新しいものを生みだし続けている今泉今右衛門家。時代によって技術変化をしながら品格と誇りを継承してきたからこそ370年という長い時を経てなお存在し続けることが出来たのであろうと思います。
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