西山　英雄（にしやま　ひでお）

京都府出身の日本画家です。
京都の画家として高く市に貢献し、1972年に京都市文化功労賞、1976年に京都日本画家協会理事長と名誉ある受賞歴があります。

赤系統の色彩を基調とした力強いタッチと大胆な構成力によって独自の画風を確立したことで知られており、山岳景色を最も得意なとしました。またヨーロッパや中東に中国など各地の風景画を卓抜した画力多く残しています。現在マルカ(MARUKA)では西山英雄買取を強化中です。長年の歴史を誇る質屋を母体としているからこそ美術院・骨董品の買取にも強い京都マルカ(MARUKA)。是非あなたの大切なコレクションをお任せするならマルカ(MARUKA)へご相談ください。

西山英雄は京都市伏見の袋物問屋の長男として生まれます。
四条派の流れを汲む日本画家の西山翠嶂を叔父に持ち、梅原龍三郎の持つ力強い筆遣いに憧れていた事もあり、14才の頃から住込みで画技を学びました。当初は港や街並み身近な情景を情感豊かに描いていましたが次第に海景や山岳風景を力強く鮮やかで豪快なタッチの作品を描き展開していきました。その後に画塾・青甲社に入塾して本格的に活動を始めその後は京都の私立絵画専門学校にも入学してその才能を高めて行く努力を続けて行きます。叔父譲りの高い技術を産まれながら持っていた西山英雄は、在学中に第15回帝展に出品し学生の身ながら特選を獲得するなど、その類い稀なる才能を発揮する事で周囲を驚かせていったのです。
戦時中は出兵することになり画業を中断していましたが、戦後も名声を高めていき、1958年に青甲社を主宰していた叔父が亡くなり、塾生から引き継ぎをお願いされますが、自らの意志で退塾してその後日展に所属をおさめ、戦後の活動の場としました。この頃から山などの自然を力強い自由な作風で描くようになり、フォービズムを感じる日本画を次々に生み出していきます。画題も日本の山岳をはじめ中国やヨーロッパなど海外の風景を取材した作品数多く描いています。こうして京都画壇に中心的存在となり、教育者として金沢美術工芸大学を通して石川県の日本画界の発展にも尽力しました。
その後も京都市文化功労者となり日本芸術院会員として京都府特別文化功労賞を受賞します。享年77才。

マルカ(MARUKA)では現在西山英雄買取のみならず、日本の美術品、骨董品、茶道具買取を強化中です。もちろん京都の4店舗のみならず銀座という東京、日本のど真ん中のなかでもランドマークとなっているマツモトキヨシ銀座5THビルに祇園をイメージした内装で他の買取店と一線を画す銀座本店。京都の嵐山の竹林をイメージしながらジャズが流れるオシャレな渋谷店。そして福岡天神店とありそれ以外でもそれぞれを拠点に出張買取や宅配買取などをあわせまさに全国対応となっております。
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